中国紀行(1)西安  00/5/8〜00/5/10
5/8 9時すぎ、関空集合。二人のツアー、スタート。免税店でロングピース20個買う(3400)。水持参で荷物重い。11時15分発、上海浦東空港13時着。(現地時間12時)ガイド範さんとドッキング。外灘を歩く。東方明珠テレビ塔、南浦大橋、上海租界の英国風建築、全く興味なし。茶館で、専門店員が淹れてくれる烏龍茶、流石に美味い。彫刻工場見学。黒曜石のぐいのみ買う。(58元)ツアーのルートに土産店が組み込まれ、行く先々で、売り込みに辟易。上海空港17時45分発ー西安空港19時半。気流悪く、気分悪い。ガイド宋さんとドッキング、役1時間走り
長安城堡大酒店(全日空ホテル)入り。途中、城壁、城門、イルミネーションで縁取りされ、奇麗だ。

5/9 8時15分スタート、華清池へ。唐中期、玄宗皇帝が楊貴妃と愛の巣を構えた場所と。温泉が沸き、湯殿が発掘されている。現遺構は、清末期の西太后のもの。ムダ遣いその一。始皇帝陵から兵馬傭坑へ、始皇帝の 力によるムダ遣い、ここに極まる。1号坑から3号坑まで り、1号坑は、東西230m、南北62mの坑で6000体が発掘されており、発掘進行中。始皇帝陵と兵馬傭坑は5kmほど離れており、地下の大都市として、どんなスケールになるか興味有り。昼食後、興慶公園へ。玄宗皇帝と楊貴妃の住居。李白の寝転がった彫像、ユーモラス。日本天皇が、兵馬傭坑に行けず(他家の墓には行けないようだ)、ここを訪れたと る。
大雁塔。大慈恩寺境内に り、玄奨三 が翻訳した経典600部を納める為に建立。現遺構は74m,7階のもの。一気に登ったが、流石に膝が笑っていた。名古屋城天守に登るより楽な感じだった。この後、陜西省博物館へ、長安城城郭図、城壁模型には興味 るが、古代の土器、石器、青銅器にはのらず。早めに、ホテルに戻り、ホテル前の南城門、城壁を歩く。西安市周辺12kmに連なる高さ12mの城壁。東西南北に城門が り、城壁上には敵楼、魁星閣の建物が並び、幅14mの通路になる。城門は、一の門、二の門形式になり、50m四方のスペースを囲んでいる。枡形の一種だろう。出来れば、城壁を一周してみたかった。
夜、唐楽宮で、唐代舞楽のデイナーショー。350人収容の大ホールに欧米人ばかりで満員盛況。排簫の奏者技量抜群。料理はいまいち、122元の紹興酒一本空け、かなり良い気分でホテル入り。

5/10 南城門前広場の夜明、日の出が暫く見えない。かなり上ってから、真っ赤な太陽認める。西城門で半日。ここがシルクロードへの出発点。門の構成、南と同じ。城壁沿いにしばらく散策。昼食は、餃子づくし。18種の蒸餃子、水餃子。宝鳩ビール10元。美味いものではない。
約40km郊外の「茂陵」へ、前漢最盛期の武帝の陵墓。周辺に英雄の墓が並び、国税の1/3を投入し、かっては400m四方の城壁が築かれ、守備兵舎も ったという。ここもムダ遣いの極み。
17時15分西安空港発ー70分で北京空港着。ガイド白君とドッキング。街中に柳じょ飛び交い、風情有り。北京料理の夕食。美味い。店内に、福の字、天地逆に書いている。( なたに福を差し上げますという)ホテルへの道、ケバケバしいイルミネーションだらけ、趣味が悪い。寺院、天安門などすべてつけられているが、流石に故宮の建物には点けてなかった。長富宮飯店(ニューオータニ)入り。