九州お城紀行(3)

4/22 どんより曇り、雨の準備して8時すぎ スタート

熊本城 (銀杏城) 1607 加藤清正
行幸橋を渡り、櫨方門から 入城。竹の丸へ 豪快な枡形石垣越しに 天守南面を望む。ポピュラーなアングル。
東に進み、東竹の丸へ、この辺り、櫓台石垣、かなり緩い勾配。北進し 東十八間櫓の内側へ、北十八間櫓、
五間櫓、不開門 の櫓群。西へ、源之進櫓等 五櫓を見ながら飯田丸へ。櫓の特徴は 上部白漆喰、下部下見板張り
黒柿渋塗りで統一されている。飯田丸から竹の丸へ降り枡形再見、急勾配の打ち込みハギ石垣に圧倒される。
天守西面撮影、闇御門ぬけ 天守東面へ。大小天守安定感はやはり東面だ。
一服後、宇土櫓へ、四面、反りのない直線的千鳥破風の質実剛健を表わす造り。何度見ても好感。五階から見る
天守西面良し。宇土櫓北西に出る。空堀からかなり直立勾配の高石垣。西大手櫓門から宇土櫓越しの 天守も趣き有り。
不開門に引き返し、城外へ、平櫓下へ、直立に近い石垣石垣の勾配と地盤の強弱との関係、本丸の阿蘇火山灰の
堆積台地と外郭の坪井川川床レベルの地盤 及び 建造物の重量により、石垣の反り の工夫感じる。
ヘトヘトになり、ホテルキャッスルに戻り一服。スカイレストランのオープン待ち、フランス料理の昼食
目的は勿論 天守俯瞰。しかし、熊本城の比高 81M には及ばず、室内照明が明るく、成果不十分

13時01分豊肥線特急「あそ3号」で、大分へ移動
広大な阿蘇山の北側山麓を山越え。列車の スイッチバッ
ク2度。雨模様で、阿蘇山確認できないが、山麓の景観
に感激。豊後竹田城の一山手前を通過、16時前 大分着


大分城 (荷揚城、府内城) 1599 福原直高
大手門にとりつき、内堀にそって、東廻りで一周。本丸北、
二の丸に打ち込みハギ石垣、内堀 見事に残る。広い犬走り
西丸山里郭間に廊下橋復元。打ち込みハギの立派な天守台

第一ホテル オアシスタワー泊。「折鶴」で、城下かれい、
せき鯵、せき鯖で ゆっくり一杯。