やや迷って、伊奈ICから中央自動車道に乗り、諏訪ICへ、真っ直ぐ、高島城着15:30
[高島城]
秀吉の臣下 日根野高吉が文禄元年(1592)、大阪、安土築城に関与した経験を活かして築城に着手。寛政12年、天竜道人の油絵によると、本丸、二の丸、三の丸、衣之渡郭は湖中の離れ島で、大手門を抜けると「けやき並木」を通って陸地になり、湖岸には20基以上の櫓が並び壮観だったようだ。諏訪市教委「諏訪高島城」によると、天守その他建物は明治8年に取り壊され、昭和45年に6000万円の予算で、大岡博士の設計で再建。天守は写真を参考に外観復元、新天守の総重量1200tに耐えるため石垣はコンクリート杭で補強し、積み直された。冠木門はもと1重の薬医門だったが、楼門として設計された。角櫓は茶室として設計されたという。天守資料館のおじさんに質問すると、石垣は、積みなおしていないと言い張っていた。しばしば、資料館の職員さんには失望するが、もう少し勉強してほしいもんだ。
到着時間が遅く、天守、冠木門はド逆光になり、諏訪湖畔の「すわ湖苑」に直行。00/4/13.好天を見て、6時から再度撮影に。東の山にうす雲がかかり、ベストではなかったが、薄日を背にしばらく撮影。三の丸、二の丸、衣之渡郭から大手門跡、けやき並木を上諏訪駅あたりまで散策。湖上の離れ島のイメージ何となく彷彿とさせる。