やまびこ・つばさ お城紀行(1)

10月3〜5日、東北歩きをしてきました。
[白河城]
10/3 始発ののぞみーやまびこで、新白河へ、寿太さんにガイドお願いして、白河小峰城へ。10:40 新白河着、ずっと続いた雨が上がったところに着く。車で、三の丸東北隅からアプローチ。三の丸石垣、雑草に埋もれているが、横矢掛りになっているという。唯一の建物遺構(太鼓櫓)を見て、矢の門跡へ、ここからの帯郭、バラ園になり立入り禁止。大人しく、鉄格子にレンズつっこみ三重櫓撮影。本丸高石垣に、蒲生時代の野面石垣混在。結果論になるが、ここからの三重櫓、ベストポイントだ。竹之丸石垣に沿って南下。いろんな時代の石垣混在。二の丸に出て、集古苑に寄るが臨時休業。清水門の大きな桝形を抜け本丸南西隅の桜門から登郭、重厚な桝形石垣、圧巻。桜門復元はのびのびになっているようだ。富士見櫓跡、雪見櫓跡を経て、三重櫓へ、丹羽長重時代の忠実な復元。白漆喰、下見板張りの瀟洒な櫓、建築規制で登閣人数制限、戊辰戦争の弾痕の残る杉板、数枚使用。前御門から竹之丸に出て、絵葉書ポイント撮影。このあたり、高石垣に
渦巻状の石組、石工の遊びの極み。
蕎麦の昼食摂り、寿太さんの奥さんの出身地を経由して、守山城に立ち寄る。立派な野面積のかなり面積の広い石垣。このお城のスケールからみて異様な感じ。
[二本松城]
東北道二本松ICで降りて、西から本丸へ直行。10人ほどで発掘作業中。本丸、きれいに高石垣を積上げて天守台(天守は建造されなかった)、虎口桝形きれいに整備され、模型の世界。何となく、中世城郭遺構を期待したのをはぐらかされた感じ。本丸脇、本丸下西斜面に一部、畠山時代の野面積の石垣残る。東側に下り、箕輪門東から南面に出る。千人溜、会所跡は駐車場。昭和57年再建された豪快な櫓門。幅約400mの高石垣に塀を連ね、ほぼ中央に大きな櫓門、10万石の城の城門としてややチグハグな大建築。ド逆光で写真にはならないが、圧倒されながらしばし時を過ごす。戊辰の役の少年隊の銅像。
二本松駅で寿太さんと別れ、白石18時着。田舎の駅で、案内もなく駅前交番でホテル聞き、何とか泊り確保。