The Car Manを、５月26日（ソアレ）、27日（マチネ）と２日連続で観てきました。
AMPらしくお楽しみのシーンはたくさんあります。だから少なくとも２回以上見ない
とAMPはだめなんですよね。
いろんなことが起こりすぎますから。
それで今回の作品は、Swan Lakeよりもずっと同性愛のカラーが強く感じました。
今回はスワンじゃなくて人間同士なのでものすごくダイレクトに感じられるのです。
わたしはイギリスで生活してから身近にGayの人が多いし理解しているし、慣れて
いるほうだと思いますが、それでもちょっとやりすぎなのではと正直思ってしまいま
した。
なぜならその印象が強すぎて肝心のテーマがきえてしまいそうなんです。
Endingは
結構好きなので、同性愛色の強さだけで判断されてしまいそうなのが心配なのです。
SettingやLightingは今回もよくできてます。Lezは本当にセンスがいいと思います。
それだけでなくよく工夫されてできています。同じセットなのにガソリンスタンドか
ら監獄に変わったり。
カーチェイスのシーンもよかったです。
でもセットのサイズが大きいのにシェフィールドのシアターが小さかったので、
ダンサーが踊りにくそうでした。オールドヴィックはまあまあの大きさだといいの
ですが。
さて、オーケストラですが、これは地方だから仕方ありませんが、規模も小さいし
恐らく全部は生演奏ではないので、ドミニオンのスワンとは比較できないです。
LONDONではきっともっといいオケがつくでしょう。
そしてダンサー。全体的に言うと昔からのメンバーが活躍しているという感じです。
一番驚かされたのはWillくんの成長ぶり。（私はビデオのイタリアンエスコート
しかみていなかったので。）ほんとすごくよかったです。あのやさ男アンジェロは
まさにWillくんのはまり役!ACT２の彼のソロのシーンは泣けました。
わたしはアダムのスワンしかみてないのでそのことを後悔しました。
Willのも見るべきだったと。
ScottはWillくんをレイプする警官を嬉しそうにやっていました（？）
それと今回もBarのなかでダンサーが出てきて踊るシーンがあるのですが、
そのダンサー役をScottがやってて楽しそうでした。
Saranne Curtin（ビデオスワンのイタリア王女）もお色気たっぷり。
２日目にはEtta Murfittもみられたのが嬉しかったです。彼女のダンスが
みたかったので。
LUKA役のEwanくん。
彼にはもうちょっと頑張って欲しいと思います。でも２日目は１日目よりも良かった
です。
でもWillの役との対比が重要で彼にはもっと役を掘り下げて欲しいのです。
Alan VincentのLUKA役のほうがいいと言う声もききましたが、わたしが
みた２回ともEwanでした。
EwanとWillはこの両方の役をやることがあるみたいなので、ぜひ次は逆バージョンを
みたいです。でもまた組み合わせがかわるかもしれなのだけど。
マシュ―は２日とも観客席に座っていて、おまけにインターバルや公演後、
Audienceと話ながら感想を聞いていました。
地方の公演をみるのもなんだか
制作課程に参加している楽しみがあるんだなあと思いました。
次回は
オールドビックの初日に行く予定にしてますが、どのくらい変わっているか、
よくなっているか楽しみです。
マシュ―は怪我人が多くて大変だよともらしていましたが、どうにかみんな 元気でLondonに戻ってきていい公演を してくれのを本当に楽しみにしています。
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