ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

・サンダンス映画祭 最優秀監督賞&最優秀観客賞・

・ベルリン国際映画祭 テディ・ベア賞・

・全米ナショナル・ボード・オブ・レビュー 最優秀新人監督賞・

・サンフランシスコ国際映画祭 最優秀観客賞・

・シアトル国際映画祭 最優秀男優賞・

・ドービル国際映画祭 最優秀新人監督賞&最優秀批評家賞&グランプリ賞・

・ブリティッシュ・インディペンデント映画賞 最優秀外国語映画賞ノミネート・

・ゴーサム賞 オープンアワーズ賞・


誰もが、自分の”カタワレ”を探してる・・・


★このページはヘラルド・エンタープライズさんに全て情報提供をして頂き、掲載の承諾を得ています★

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セレブリティ達を熱狂させたオフ・ブロードウェイ発の傑作ロック・ミュージカル、ついに映画化!

 マドンナは楽曲の権利使用権を申し入れ、デヴィッド・ボウイはグラミー賞をすっぽかして観劇。NYのオフ・ブロードウェイで2年半以上に渡るロングランを記録したロック・ミュージカルが、舞台と同じく監督・脚本・主演ジョン・キャメロン・ミッチェルによってついに映画化された。サンダンス映画祭でプレミア上映された本作は、鳴り止まない拍手の中、最優秀監督賞と最優秀観客賞ダブル受賞。その後も数々の賞を受賞し、性も人種も世代の違いも軽々と乗り越え、多くの観客に生きる勇気を呼び起こした。本作は、自分の"失われたカタワレ(missing half)"=『愛』を追い求める無名のロックシンガー、ヘドウィグの数奇な半生を、心揺さぶるグラムロックにのせて贈るロック・ミュージカル。世界をラメ色に塗り替えるグラマラスなポップチューンは、ヘドウィグの孤独な魂の叫び。生半可な「癒し」などこっぱみじんに吹き飛ばす圧倒的な喪失感と、愛への渇望を謳い上げるその姿が、胸に切なく突き刺さる。

夢と引き換えに刻まれた、「怒りの1インチ(アングリーインチ)」

 1960年代後半。旧東ドイツ生れの少年ヘドウィグは、自由を得て、ロックシンガーになる夢を叶えるため、アメリカ兵との結婚を決意。性転換手術を受けることとなる。しかし、股間には手術ミスで「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。渡米するも離婚し、ロックバンドを組むヘドウィグ。やがて青年トミーに出会うが、トミーはヘドウィグのオリジナル曲すべてを盗んでビルボードNo.1のロックスターに登りつめる。裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を引き連れ、トミーの全米コンサートを追い、大会場の脇のしがないレストランを巡業する。果たしてヘドウィグは、自分の魂である歌をとりもどし、捜し求めていた「愛」に出会うことができるのか・・・。

インディペンデント・スピリッツ溢れる制作陣たちの、最高のコラボレーション!

 不完全な身体を持つ自分自身と、裏切ったかつての恋人への怒りと哀しみをこめて綴られるオリジナル・ソングは、映画の中でもギタリスト役を演じるスティーブン・トラスクの作詞・作曲。グラミー賞の最優秀演劇音楽賞にノミネートされた他、数多くの栄冠に輝いた名曲を、映画版用に新メンバー(オルタナティブ・ロックの大御所、ボブ・モウルド他)を加えレコーディングした。

 ロック・スピリッツ溢れる衣装は、コートニー・ラブ、マドンナのステージ衣装や、『ラリー・フリント』(96)、『17歳のカルテ』(99)を手掛けたアリアンヌ・フィリップス。美術監督は『ハピネス』(98)、『ハイ・フィデリティ』(00)のテレーズ・ドプレ、撮影監督に『テルミン』(93)のフランク・デマルコを起用。まったくの新人監督であるジョン・キャメロン・ミッチェルに、最高のスタッフ達を集めたのは、『ベルベット・ゴールドマイン』(97)、『ボーイズ・ドント・クライ』(99)等の野心作を次々に送りだしてきた製作会社キラー・フィルムズ。インディペンデント・スピリッツ溢れる最高の製作陣たちによるコラボレーションが実現した。


キャスト:ジョン・キャメロン・ミッチェル/スティーブン・トラスク
ミリアム・ショア/マイケル・ビット

監督・脚本:ジョン・キャメロン・ミッチェル

作詞・作曲:スティーブン・トラスク

撮影:フランク・デマルコア

2001年/アメリカ/ヴィスタサイズ

SR・SRD・SDDS・DTS/上映時間92分

製作:キラー・フィルムズ

ギャガ・コミュニケーションズ×テレビ東京×ニッポン放送×テレビ大阪

配給・宣伝:ギャガ・コミュニケーションズ Gシネマグループ


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