・この写真は2002年LONDON公演のものです。撮影:なつむ・

・Messages from"Nutcracker!"Japan Tour Dancers・


・・・2004年大阪公演最終日の3月28日、今回来日したダンサーの方々から
日本のファンの皆さんへのメッセージを頂きました。
写真とメッセージの掲載を快く引き受けて下さった皆さんに、心からの感謝を申し上げます。
また、その間飛び回る(笑)私を待ち、サポートしてくれた友人のTさんに感謝します。・・・

By Natsumu


・Mr.Neil Pelington・

 今回残念ながら私は舞台の上のニールを見ることは出来ませんでしたが、楽屋の外で 真っ先に会えたのは彼でした。日本のファンの皆さんにメッセージをもらえますか? とお願いしたところ、「もちろん!」と快諾。書きやすいように、何と床に座りこん で書いてくれました。いつもいつも、本当に「いい人」で、会う度にちょっと感動してしまいます。

「2年前、サドラーズであなたのキューピッドを観たんです」
「本当に?」とにっこり。
「とってもキュートでした」でまたまたにっこり。
メッセージを書いてくれてい る彼の横で、更にしゃべり続けます。
「来年の春、シザーハンズですよね?」
「春じゃなくて、もっと先になったんだよ。多分ワークショップを6月にして、シザ ー・ハンズは秋になると思う」
「秋なの?」
「秋。春はハイランド・フリングをするから」
「えっ!ハイランド・フリング!」
「そう」
「それで、あなたはシザーハンズには出演するんですか?」
「うん。出ると思う」
「絶対に観にロンドンへ行きますね!」
とここで、メッセージが完成。「写真もお願い出来ますか?」とお願いし、ご覧のような優しい笑みで答えてくれました。

 


・Mr.Philip Willingham・

 今回、その「素敵なおバカぶり」が人気だったフィリップのフリッツ・ボンボン。 絶対に観たいキャスティングの一つだったのですが、残念ながらその望みは叶えられず。という訳で、彼に会った途端、無意識のうちにこの言葉が出ていました。

「あなたのフリッツが凄く観たかったのだけど、昨日も今日も観られなくって」
と言うと、
「うん。足を怪我しちゃったんだ」
と素足にサンダルを履いた右足を見せてくれました。
「えっ?!痛いの?」
「大丈夫。すぐに治るよ」
とにこにこ笑いながらおまじないのように「Soon」を繰り返すフィリップ。 「早く治りますように」と私も「Soon」と唱えておきました。
 それにしても、このメッシュのタンクトップ、なかなか目を引くと思いませんか?(笑)

  


・Mr.Lee Smikle・

 今回2回とも私が見たフリッツ・ボンボンはリー・スマイクル。楽屋から出てきた彼にメッセージをお願いしながら、
「あなたのフリッツ、昨日も観たんだけど、とってもファニーだったわ」
と言ったら、あははと笑いながら「ありがとう」と返事が返ってきました。
首にかかっている白いイヤホンとリモコンが目にとまり、
「あ、ipodね!」
と言うと
「そう。東京で買ったんだ」
「私もこれ持ってるの」
「これってアメージングだよね」
との答え。彼が言うように、本当にipodは優れもので、信じられない代物です。舞台とは全く関係ない会話をしてしまいました・・・

  


・Mr.Ross Carpenter・

 メッセージをお願いしますと言ったとたん、固まってしまったロス君。とっても生真面目に、
「何について書いたらいいの?」
と返されて、今度は私が固まってしまいました。
「何でも!」
と答えた私に、
「うーん・・・皆何書いてるの?」
と他の人のメッセージをまじまじと見て、しばらく後、意を決して書き始めてくれました。
「日本へは?」
「3回目・・・」
真剣に白い紙と対決しているロス君にこれ以上質問することは出来ず(笑)「はい」と手渡されるまでの数分間、私も緊張して横に立ってました(笑)。
 とってもまじめな好青年ロス君でした。困ったお願いをしてすみませんでした(笑)

  


・Ms.Etta Murfitt・

 今回残念ながら彼女のクララは一度も観ることが出来ませんでしたが、楽屋の外で幸運にも会う事が出来ました。話しをするのは3回目ですが、今回一番長く話す事が出来ました。

ファンへのメッセージをお願いしたところ「いいわよ」と快諾。
「今日はね。真実がクララデビューだったの」
「ええ。真実さんのお母さんから昨日教えてもらって、楽しみにしてたんです」
「彼女のお母さんと一緒に会場で見てたんだけど、もー、ドキドキで。一つ一つの動きに」
とここで、左手を胸のあたりにあてて、「ハッ、ハッ」と息を詰めて見守っていたという、その様子を再現してくれました。
「今回本当に練習の時間がなくて、心配だったの。ぎりぎりまでリハーサルで」
「そうだったんですか」
「そうなの。でもね、いつも誰かがデビューする時はこうなの。疲れたわ〜」
とすっかり母親モードの彼女に、
「真実さん、とっても良かったですよ」
と伝えると、
「そう、良かったわよね」とにっこり。
「昨日のマチネはシュガー役のミカがデビューでしたよね?」
「そう。彼女とっても良かったでしょ。Marvelousだったわ。彼女がいて、カンパ ニーはとっても幸せよ」
とうなずきながら満足げに話してくれます。
「彼女は本当にActressですね」と言うと、うんうんとまた頷くエタ。

「ところで、シザーハンズは秋と聞いたんですけど。春じゃなくなったんですね」
「春はハイランド・フリングなの」
「ハイランドって、確か出演者が確か7人でしたよね?」
「そう。でも今回は15人になるのよ」
人数から考えるに、かなり内容が変わりそうで、とても楽しみです。
「ところで、シザーハンズにウィル・ケンプは出演しますか?」
「うーん。ウィル・ケンプ・・・わからないわ〜」
と笑いながら答えるエタ。ウィル ・ファンの皆様、現在そういう状態のようです。

 最後に写真をお願いして、素敵な笑顔をプレゼントしてくれました。本当にいつまでもチャーミングでキュート、一児の母とは思えないエタでした。

 


・Mr.Darren Fawthrop・

 この素顔からはあのドロスは想像できません(笑)メッセージをお願いしながら
「日本を楽しんでますか?」
と聞いたところ
「うん。今朝はお城まで散歩に行って来たよ」
との答え。
「お城って、大阪城ね」
「うーん。良くわからないけど、川のところを歩いて、お城に行ったよ」
朝から健康的です。

 写真をお願いした時に、ちょっと暗い場所だったのでこっちに来てくれますか?とお願いしてしまった私にも快く答えてくれて、この笑顔を返してくれました。この笑顔の通り、とってもいい人でした!

 


・Ms.Annabelle Dalling・

 その背の高さと、エキゾチックなメイクに圧倒され、マトロンについて彼女にコメントできず、ただお願いして横に立ったままになってしまいました。 にもかかわらず、快くメッセージと写真を引きうけてくれた彼女に感謝します。

 


・Mr.Paulo kadow・

 メッセージをお願いしたところ、手にもってた箱をどうしよう?とちょっと困った彼に、「持ってます」と申し出て「お願い!」と手渡されたのは、ペコちゃんのイラスト付きミルキー。
 一瞬もしかして煙草?と思ったらペコちゃんミルキーだったという(笑)何だかちょっとかわいい感じです。

「日本はどうですか?」
「好きだよ。この間京都に行ってきたんだ」
「古くっていい町でしょ」
「歴史があるよね」
「お寺とか、神社とかね」
「いい所だよね。日本は好きだよ。とにかく、どこも美しい。奈良にも行ったよ。いい所だね」
ぜひまた来てくださいと伝え、あの個性的なニッカボッカーは想像しにくい、この素朴ないい笑顔を撮らせてもらいました。

 


・Ms.Mami Tomotani・

 今回クララデビューという大役を務めた真実さんに、最後に会うことが出来ました。
 この記念すべきクララデビューを、首藤さんも観に来られていたそうです。舞台を楽しませてもらいましたと感想を伝えた後、お疲れのところ申し訳なかったのですが、他のダンサーの皆さんたちにお願いしたのと同じように、質問とお願いをしてしまいました。

「ハイランド・フリングをするんですね。出演されるんですか?」
「ハイランドは人数が少ないんですよ」
「エタが15人だってさっき言ってました」
「女性は7人なんで、まだ出演するかどうかわからないんですよね」
「そうなんですか。ところで、あの・・・メッセージをお願いしたいんですが」
と、既に8人の方に書いてもらったサイン帳を取り出したところ、
「あーっ、あの写真とメッセージHPに載せるのですよね!そのまま画像が出るあれですよね!」
あ、バレましたか。バレてましたかっていうより、
「あ、HP観て頂いてたんですね!」と喜んでしまいました。

 ああ、どうしよう、最近日本語書いてない〜と困りつつも、快く引きうけて下さった真実さん。書きやすい場所を探してホテルのロビーカウンターへ移動。本当にいい方です。
 更に、写真も撮らせてもらい「後日掲載させて頂きます!」という事で、もらったメッセージと写真はこれです!
 日本人ダンサー、史上初のクララデビューの記念すべき瞬間を観る事が出来て、本当に良かったです。お疲れさまでした。

 


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