・この写真は2002年LONDON公演のものです。撮影:なつむ・

・Matthew Bourne's Nutcracker!・
2004, Korea Tour Report


このレポートは皆さまから寄せられたものです。公演日順ではなく、頂いた最新の
レポートが一番上になっています。公演日については、各レポートのトップに記載しています。

by なつむ


◆◇◆ Reports ◆◇◆


◇くるみさん◇(鑑賞日・5月9日)

・・・5月9日(日)夜公演・・・
クララ:友谷 真実
くるみ割り人形:アダム ・ガルブレイス
シュガー:アンジャリ・メーラ
フリッツ:ニール・ペンリントン
ドロス博士:ダレン・フォースロップ
ミセス ドロス(キャンディ王妃):アナベル・ダリング 
キューピッド1:シェルビー・ウイリアムズ
キューピッド2:リー・スマイクル
ニッカポッカ:パウロ・カダウ
リコリス レディ:ヴィキー・エバンス
リコリス マン1:アシュレイ・ディ
リコリス マン2 :アシュレイ・ベイン
ゴブストッパー1:サミュエル・プラント
ゴブストッパー2:スチュアート・ロジャース
ゴブストッパー3:グレン・グラハム
マシュマロ1:谷古宇 千尋
マシュマロ2:ノイ・ トルマー
マシュマロ3:ケリー・ビギン
マシュマロ4:ミカ・スマイリー
マシュマロ4: ハンナ・ヴァッサロ

 韓国の観客は、日本人の主役クララを暖かい拍手で受け入れていました。それと同時に観客のノリがよく、いろいろなところで大きな笑い声が上がっていました。

 くるみ割り人形が、マスクを外して人間になるところで、どっと笑いが起き、クララがくるみの胸にもたれる、ほのかな恋が始まる予感の場面でも、笑いが起こっていたのでちょっとびっくりしました。この場面はイギリスでも笑いがおこる場面だそうです。日本人の理解の仕方と違いますね。

 ニール・ペンリントンのフリッツは細かいところで演技をして、これまた観客の笑いを誘っていました。友谷真実のクララとアダム・ガルブレイスのクルミ割り人形のコンビは、リフトも高く、背丈のバランスがよく、とても美しかったです。谷古宇 千尋もしっかりカンパニーにとけ込んだ様子が伺える踊りでした。

 マシュー・ボーンも観客と一緒に観ていたのですが、この日は日本と違い誰も彼に駆け寄ってサインを求める人はいませんでした。

 この劇場は比較的新しく、横も奥行きも日本の劇場に比べたら一回り小さく観客にとってはとても見やすかったのですが、ダンサーにとってはどうだったのでしょう。観客の中に韓国でもトップレベルのダンス専門学校の生徒達が大勢制服姿で観に来ていました。

 韓国製のグッズを楽しみにしていましたが、来週から発売とのことで手に入らず残念でした。


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