【登山日】1990.10.28 【メンバー】(ハイキング同好会)L.馬部文男、安川(智)、芳村(嘉)、芳村(和)馬部文子 午年の山ということで有馬富士を例会の候補に挙げたところ、珍しく馬部ちゃんがリーダーを買って出た。いつもゴルフに行くのに近くを通っているらしい。参加者がたったの5人なので、リーダーのマーク2で西名阪、近畿道、中国道を走り抜け、有馬富士登山口に到着。低山ながら美しい円錐形の山容を持つためだろうか、古くから人々が信仰してきた山だが、すぐ側まで住宅地が迫り、登山道も整備されている。 最初は木で土止めした階段を登る。道の傍らに咲く秋草の中にリンドウを見付けた。わんぱく砦を右に見て、やがて岩梯子状の登りとなる。途中で見下ろすと、豊かな緑と住宅のピルがせめぎあっているのが良く分かる。標高僅か374Mとあって、汗をかく間も無く登り20分で頂上に着く。樹木に遮られて眺望は今一つで、家族連れが食事をしていた事もあり、記念写真だけで直ぐ立ち去る。別の方向へ踏み跡を少し下って見晴台でコーヒータイム。緑の中に色づき始めた紅葉が交じる美しい景色を眺めながら1時間近くを過ごし、萩の小道を通って家族連れで賑わう公園を経て駐車場へ下る。うめもどき、はなみずき、むらさきしきぷ等が美しい実を付けている。 車で花山院を訪ねる。紅葉が美しく、三田市街、六甲山脈、遠く播磨灘を望み、今、後にした有馬富士も眼下に見える。緑に囲まれた千丈寺湖を通って、新三田駅前で少し遅目の昼食。楽しみにしていた松茸のメニューがなく残念。テント張りの青空ショッブに立ち寄って野菜を買い、帰途につく。歩く距離があまりにも少な過ぎたが、楽しいハイキングだった。 【コースタイム】千日町9:00…10:50有馬富士登山口10:55…11:15頂上11:20…11:30見晴台12:20・・公園散策12:45…12:55花山院13:20・・13:45昼食14:15…16:05千日町着 |