たかみくらやま。姫路と加古川の間に連なる山系の主峰で、その秀麗な山容から播磨富士と呼ばれている。ハイキングコースは見晴らしの良い尾根歩きが続く。 | ||
【登山日】 93.1.17(日) 【同行者】 和子、安川夫人 ![]() 登り切った稜線は頂上の西端で、天の御柱という大きな石造物が立っていた。100Mはど稜線を右に歩き、高御位神社奥宮に参拝(10:45)。宮前の「神霊降臨の地」の立札にある大きな岩上に立つと、360度の大展望が広がった。南に淡路島や家島半島の浮かぷ瀬戸の海、北に千ケ峰や雪彦山など折り重なる山々(ただし、愛想のよい宮司さんに聞いてみても、山の名は分からなかった)。存分に展望を楽しみ縦走に移る。 ![]() ![]() ちょっと鹿島槍に似た鹿島山 この辺りからパラパラと霰がちらつく。ここからの下りは、岩梯子と名付けられた広いスラブ状の岩場で、100M程の距離だが30度位の傾斜がある。しかし、フリクションがよく効いて快適な下り。降りきると展望台があり、すぐ神社の階段になった。鹿島神社は予想外に壮大で、合格祈願の人々で混み合っていた(13:10)。石灯籠に置かれた破魔矢や達磨が珍しい。参道の店で名物の柏餅を買って、バス道を駐車地点に帰る(13:50)。304M(高御位)の低山ながら、ちょっぴりアルブス気分が味わえ、図らずも正月に相応しい初詣でまで出来て、大いに満ち足りて帰途に就いた。 |