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【登山日】 2015年5月25日 【メンバー】芳村嘉一郎、芳村和子 |
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王寺の達磨寺へお詣りしたあと、2004年以来の明神山へ向かう。168号線を南下、王寺ニュータウン入口から西へ、かなり坂を上がってスーパー・ヤオヒコの見えるところで左折。見覚えのある赤い大鳥居を見て、道幅の広くなった路側帯に駐車する。 鳥居の下には「明神山参道」、側面には「明神山山頂 是より西壱八七〇米」と記された小さな石標があった。 |
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鳥居を潜って、しばらく閑静な住宅地の中の坂道を登る。「参道標石」を二つほど見て、山に突き当たって住宅地が終わるところで「これよりハイキング道」の表示があった。 斜め左に登る道の傍らに、ニシキウツギが美しく咲いていた。傾斜は更に強まるが先ほどの表示の下に「関係者以外の車は進入できません」とあるように、道幅はかなり広く舗装のままで続いている。 |
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左下に住宅地を見下ろすようになる頃、右手の斜面に金網が張られ車止めがあった。少し先で大きな水道施設の建物を見る辺りから、左手も自然林になって「注意イノシシが出没します」の看板があった。 傾斜が緩むと山頂まで1000mの表示があり、道は大きく蛇行しながら高度を上げる。降りてくる地元の人たちと挨拶を交わしながら登るうち、歩き始め重かった腰も楽になって、あと540mのキリの悪い標識に来る。ここのすぐ上に展望台があり、正面に信貴山が見えた。ここから最後の急坂となり、予定通り40分で頂上台地の一角に出る。 |
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右に展望台とトイレ、正面に別の展望台、その間のコンクリート造りの鳥居の上に風神社の屋根が見える。まず石段を登って神社に参拝。 その奥には北向きに三つめの展望台があった。案内図によると「展望デッキ(大阪平野・神戸)」で、先着していた近くの人らしい男性の話では、背の高い樹木が伐り開かれて大和川やJR大和路線が見えるようになり、また展望台の下にはツツジが植えられたりして、かなり観光に力を入れているそうだ。 今日は靄がかかっていて明石大橋は見えなかったが、前の山の間に見える「あべのハルカス」を教えて貰った。ほぼ、ここと同じ高さだそうだ。 |
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男性に教えて貰った三角点(273.7m)は風神社の北側にあり、前とは少し形が変わっていた。南側を見晴らす展望デッキ(大和平野)に設置された双眼鏡で三輪山か高見山、先日歩いた音羽山、葛城山に至る大展望を楽しんだ。 次は展望デッキ(生駒京都)↓で正面の信貴山から生駒山、矢田丘陵、そして法隆寺、郡山の市街地などのランドマークを探したりして、思わぬ時間を過ごした。 |
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11時になった下り道でも、日傘を差した女性などが登ってくる。中にはかなり年配のご婦人、3人組もおられた。30足らずで赤い大鳥居に帰る。遠くから来たらしいしっかりした装備の人、毎日登山の人らしい手ぶらの人、多様な人たちに愛されている市中の低山歩きだった。 |
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2015年の山行 |