河 内 飯 盛 山





【登山日】 2015年10月 8日  【メンバー】芳村嘉一郎、芳村和子
【コースタイム】室池園地09:40〜10:30…権現滝分岐10:45…楠公寺11:25…飯盛山山頂11:35〜12:00…権現滝分岐12:20…権現滝12:35〜12:50…園地西堤13:05


FBで話題のアケボノシュスランを見に行く。久しぶりの阪奈道路はトラックに追われたりしたものの、家から30分ほどで案内所横駐車場に着いた。案内所は閉まっていたので「森の工作館」の人に訊ねて場所を教えて貰うが、僅かに二輪咲いているだけだった。
がっかりして、飯盛山へと蟹ヶ坂コースを下る。 四条畷神社近くの畷厚生園まで下ってV字状に折り返し、沢沿いの急坂を登り返す。途中で左は権現滝、室池西堤の標識を見て直進。水場から楠公寺へ向かう。寺の横を行くと神社からの道に合流して、やがて懐かしい正行公の銅像が立つ山頂に出た。展望台は登れなくなっていたが、その前から大阪平野を見下ろす。ビルの林立する大阪市街の南端にあべのハルカスも見えた。正行公の銅像横で少し休んで出発。
ロープのついた急坂を下って、無線中継塔のコルから楠公寺へ。寺の横を水場へ下る道は綺麗に手入れされて歩きやすい。滑りやすい急坂を分岐に下り、権現の滝への道を行く。少し坂道を行くと権現川沿いの傾斜の緩い道となり、右へ分岐すると大きな鳥居を潜り200mで権現の滝に着く。滝は落差15m、八大竜王の姿を現すという立派なものだった。ここからは急坂の連続で、疲れた足を休ませながら階段道を登る。やっと園地に入り、かるがも橋を渡って朝の駐車場に帰る。
山中の某所でアケボノシュスランの群生を見た。名の通り、葉の色と感じは繻子に、色は明け方の空のようにほんのり紅に染まる可憐な花だった。思いの外の数の多さで、満足するまで写真を撮って、しばらく花と過ごす。室池に帰って案内所の人にナンバンキセルが咲いていると教えて貰い、すこし先まで見に行く。他にもツリガネニンジン、コウヤボウキ、ヨウシュウヤマゴボウなど色んな花に出会えて、満足の一日だった。

2015年の山行