「万葉スケッチ」のこの絵はスケッチ散歩「万葉の風景」に掲載されるとともに
絵葉書(あづま家製)になっています。
バ−チャル画廊「大和万葉」のこのペ−ジは冨田画伯のご許可をえて
そのイメ−ジを再現しました。
文章は画伯御自身が、スケッチ散歩「万葉の風景」に書かれたものを引用しています。
ふさ手折り 多武(たむ)の山霧 しげみかも
細川の瀬に 波のさわける
作者不詳(巻9・1704)
【多武峰】
「わあ、すてき!」晩秋の多武峰(とおのみね)に来ると、
人はみな思わずその紅葉の美しさに歓声をあげる。
全山燃えるような紅に加えて、朱塗りの社殿や木造十三重塔などが
マッチしてさながら一幅の錦絵だ。
中大兄皇子と共に大化改新を成し遂げた藤原鎌足も、この名勝の
談山神社にまつられてさぞ満足しているだろう。
境内の前の参道を西へ上りつめると西大門跡に出る。
そこから明日香方面を展望して西下するハイキングコ−スが
またすばらしい。
ススキの穂など手折ったりして細川(冬野川)の瀬音を
聞きながら、下りきった所が石舞台だ。
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