3日目(10月23日)

この日記を書いているときは当然この日が終わってから書いている。内容も当然わかっているわけである。おそらく前の2日を超える内容であるはずということも・・今日は寝つきが悪かったこともあり、10時過ぎに起床。すでにチェックインの時間は過ぎていたが、次の日も予約してあったので電話がかかってきてもそう応対しておいた。

で、12時少し前から行動開始、今日はインフォメーションセンターに行ってどこに行くかを決めて宿とかバスの切符を取ろうと思っていた。それに4時からローラーブレードもしたかったし・・ってわけで現地の人に場所を聞いてたどりついたインフォメーションセンターでさっそく行き先探し。何をしたいかを言えばなんでもブッキングしてくれると聞いていたのでつたない英語でやりたいことを伝える。伝わってない訳ではないが、向こうの言うことがよくわからない。しゃべれても聞けないのである。やばいなーと思っているとインフォメーションセンターの中に日本人のスタッフがいた。SATOSHIさんという40過ぎらしい人でとても感じがいい。で、代わってもらっていろいろしゃべった結果あなたは何をしたいのかまだ完全に決まってないので、少し考えてみてはどうかと言われた。たしかにまだいまいち予定を立ててなかったので少し座ってパンフレットを見て考えた。するとSwim with Dolphinsっていうイルカと泳げるツアーがオークランドから出ていて、10月でまだ寒いかもとか、昨日大学生としゃべってた内容でイルカが周りをぐるぐる回って恐かったとか、近くに小さなサメがいてビビったとか言うことは全く忘れて、予約した・・。朝7時にホテルまで迎えに来てくれるらしい。今日は早く寝ないと・・・ で、その他にロトルアという観光地に行くことにして、バスをキープする必要があったので25日にキープする。で、当然宿も取らないといけないからお願いするとどうもどこもいっぱいの様だ。2回ほど違うモーテルにかけてもらったがどうも駄目らしい。というのも26日の月曜日がこちらの勤労感謝の日(Labour day)だったのだ。つまり3連休になるのだ。ロトルアは観光地なので全ニュージーランドから人が来るらしい。とんでもない日に来たもんだ。

で、いちいち電話してもしょうがないし、お金もかかるので僕に直接電話してみては?と言われる。はっきり言って自信はなかったが、断るわけにもいかずOKする。で、一人で何とかするのも恐ろしいからオークランド大学生に救援を要請しようと電話してみたが、つかまらない。途方に暮れていたが悩んでも仕方ないので一人で電話に挑戦してみた。この時点で3時半は回っていた。なんか知らんがあせって庄次郎(大学の友人)に国際電話で愚痴っている僕がおもしろい。

何件か電話したが、やっぱり英語で難しいし、いっぱいらしいので、さらにあせりはつのってきたが、一件日本人の女性が奥さんのホテルが載っていた(地球の歩き方)ここならもしかして日本語で予約できるかもと甘い考えのもとに電話してみる。するとラッキーなことに日本語OKで事情とか予約に付いて聞くと、25日はどこもいっぱいで200$以上するホテルでないと空きはないらしい。そこで26日からの4日間をそのホテルの予約しておくことにして、バスを26日に変更してもらうことでいいか?とたずねたらそれはいい考えですねと言ってくれたのでそうしましょう、ありがとうと電話を切る。

これでこれからの大体のスケジュールが出来てほっと一安心、バスの日の変更をインフォメーションでお願いしているときにワーキングホリデーでニュージーに来ていた日本人の女の人と会う。話しを聞いていると働いていたが辞めてこちらに来たらしい。年は少し上のようだが若い顔立ちだった。で、これから寝袋を買いにバスに乗っていくというのでなぜか用事もないのに付いていった。外国で市バスに乗るってのもなかなかカッチョイイかもという打算が働いたのはいうまでもない。で、どうでもいいはなしをしながら店に到着。シティから少し離れてはいるが、それほど田舎ではなく、まだ街と言った感じだ。その子が店で商品を見ている間、少し周辺を散策。まあ2,3分だが・・で終わって出てくると6時に家で夕食らしいのですぐに帰るらしい。ま、いっかと思いつつ僕が乗ればいいバスを教えてくれた。そこで並んでいるとどうもしんぱいだったらしく、バスが来るまでいっしょに待ってくれるという。一度別れてから戻ってきてくれたのだ。なんて良い子なんだと感激する。バスが来たので握手をして別れた。良い出会いだったなー。

で、環状バスに乗ってシティに向かう。途中道がやたら混んでいて急ぐ人は降りてくれという。別に急いでいる訳でもなかったが目的地らしい建物は見えていたのでもう近所なんだろうと降りてみた。するとしばらくして道が動き出し、思いっきりバスに追い抜かれる。オーマイガー!。まあ、たいした距離じゃなかったからいいけど・・・で、一旦宿に引き返し24,25日の宿の予約をする。良く考えたら明日の宿も決めてなかったのだ。恐ろしい奴だ・・僕は

なんとか取れたので一安心で4時のローラーブレードの件に付いて連絡してみる。するとどうも30分ぐらい待っていてくれたらしく悪いことしたなーと謝りまくった。それと気になることにイルカと泳ぐ時に水着はいるかと言うことであった。それを聞くといるらしい、でも持ってない。買わないと・・・で、店を教えてもらって急行。ラッキーなことに金曜は夜9時ぐらいまで店がやっているらしい。その時7時過ぎだったので何とかなるかなと思いつつシティーへ行く。何度か道を聞いて店に行くとなぜか閉まっている・・オーノーと思いつつ救援電話をする。するとまた店を教えてくれたのでそちらに急ぐ。さすがはオークランドに4年住んでるだけ会ってなんでも知っている。心強いものだ。

で、そちらは開いていたので無事購入。ふー、やっと長い一日も終わりかーと夕食を取りに行く。日本料理屋は一人では行きづらかったのでハンバーガー屋さんへ、結構うまかった。日本とはちょっと違う感じだ。で、そこで重要な事態発覚!!!なんとカバンに入れてあるはずの地球の歩き方がない・・・ガガーンと思ったが、まあたかがガイドブックと開き直る。が、しかし・・・重要なことを忘れていた。ロトルアの宿は地球の歩き方をみて取ったのでホテルの名前、電話番号、住所一切分からないのだ!!ウォーこれはまずいと思い当たるところを探すがない。仕方ないのでだれか日本人の観光客を探してみせてもらおうと思い立つ。そこにうまいことに日本人としか思えない二人の女の子がいた。すぐに聞いてみた←(注:女だからとかでは絶対にない。本気で困っていたのだ)で、持っているかどうか聞いてみたが今持ってないという。そっかー、と思いつつホテルまで付いていっていいですか?と図々しいことを言ってしまう。でも更に聞くと歩き方自体持っていないという。ウギャーやばいと思いつつ、ほかのガイド本は持っているらしいのでそれに期待をかけホテルまで付いていく。何もしゃべらないのもおかしいので雑談をする。何かナンパと間違えられそうなトークをするところで危なかった。

で、ホテルに到着、かなり僕の泊まっているホテルから近く、歩いて5分程度のところだった。で、見せてもらうがない。彼女たちはホテルの人に聞いてみようと言ったので部外者の僕のために聞いてくれた。厳密には僕がしゃべったのだが・・でもよくわからないので日本人の人に代わってもらったがやはりわからない。途方に暮れていたら、近所のおみやげ屋さんに聞いてみたら?といわれる。もうこれ以上彼女たちに迷惑をかけられないので、ここからは僕がやりますと深くお礼を言って別れる。とてもかわいらしい人たちで感じも良かった。これもいい出会いの一つだったかなと思う。で、みやげ屋さんをさがしたが、見つからず、まあ、明日考えようかとホテルに戻る。すると、ホテルの部屋にちゃっかり置いてあるではないか・・・ああ・やっちまったと思い、すぐ引き返してホテルのフロントで呼び出してもらって謝った。せわしなかったがこれでなんとか一日が終わった。

これを書くのに1時間半以上かかってしまった・・旅行中にこれだけ書くのも大変だけどいろいろ書くことが起こるのは幸せかなとも思ってしまう。

3日目終了

4日目へ

トップ