１０日目（２月４日）木曜日
今朝は６時には自然と目が覚めてしまった。やはりベッドだけという環境はちょっと寝づらかったし、１１時には寝たので２度寝はできなかった。前日シャワーを浴びれなかったのも原因かもしれない。
エースと１０時にレストラン前で待ち合わせをしておいたが、６時に起きてしまうとものすごく時間がある。特にすることもないので、本を読んだり、ウォークマンを聞いたりして、９時半まですごす。チェックアウトしてレストランへ。
エースはまだきてなかったので、朝食でも食べていようと少し高いが、アメリカンブレックファストを頼む。食べ終わってもエースはこない。１０時１５分になってエース到着。エースも相当ひどい部屋に泊まっていたのに２度寝したらしい。やるもんだ。
エースも軽く朝食を食べた後で、パタヤーへ行くためにバスターミナルへと行く。これがバンコクのはずれのほうにあり、二人でタクシーに乗ることにした。高速を使っても３０分近くかかり、トゥクトゥクに乗らなくて正解だった。もしトゥクトゥクなら１時間は排気ガス地獄を経験させられていただろう。
バスは１２時のものを買って、バスの時間を待っていた。その間にエースがタイに住む親戚に電話をした。はじめはタイに親戚がいるというのは冗談だと思って軽く相手をしていたんだが本当らしい。だが、そのときにはすでに１１時４０分ぐらいで、乗り込みが始まりちょっとあせった。１２時５分前にエースは電話を終えてバスに乗り込んだが乗った瞬間にドアが閉まって発進した。もう少しでおいていかれるところだったようだ。危ない危ない。バスもいろいろあるし、バスターミナルもおそろしいところだ。
２時間半後、パタヤー到着。市内へ向けてソンテウという相乗りタクシーに乗る。しかも僕だけが立ち乗りだった。しかも片足浮いてて、しっかりつかまっていないと後方に飛ばされて死んでしまうような乗り方だった。５分ぐらい走った後、運転手の人が降りてきて、助手席に座るようにいう。最悪の席から一気に最高の席へ、いいこともあるものだ。
街の中心ぐらいで降ろしてもらう。中心地といっても横はもう海で、広大な景色がある。ホアヒンに比べてもビーチは大きく、リゾート地としてはパタヤーのほうが大きいなというのが正直な印象だった。
ついてまずすることといえば、ホテル探し。今日は快適な宿を探そうと思い、安い値段（３００B）とかいてある立派なホテルに入ってみた。するとドアマンはいるは、フロントもそこそこ立派だは、とても３００Bとは思えない。それに部屋も見せてもらうと、テレビ、冷蔵庫、A/C、ホットシャワーといたせりつくせりである。これで３００Bは恐るべし・・・しかも二人で泊まるから一人あたり１５０B（５００円弱）である。うーむ、こんないいホテルに５００円で泊まれるなんてついてる！！昨日同じぐらい出してベッドだけってのとは大違いである。しかも一つ目のホテルでいいのが見つかるというのも幸運である。今日はついてるようだ。
ホテルでシャワーを浴び、くつろいだ後にとりあえず町を散策。パタヤーはさすがにタイでも有数のリゾート地だけあって、店の数も多いし、整備もされていてにぎやかだ。ホアヒンはおだやかな大人向け、パタヤーは若者向けといったかんじだろうか。出来かけのデパートに入ってみたり、路地に入ったりと二人だけに特に不安感なく歩きまくる。一度、細い路肩を歩いているときに、ふいに車道に降り、バスが横すれすれを通っていくということがあった。当の本人もびびったが、エースも相当びびっていた。バンコクに慣れすぎて、少し考えが甘くなってきているようだ。気をつけねば・・
６時過ぎ、そろそろ夕食を食べるところを探し出す。KFC、マクド、ミスド、と日本でもおなじみのファーストフード軍団もあり、食べるところには困らなさそうだ。いろいろ見て回った後、普通のレストランに入り、ピザを頼む。またこれが大きい。どう考えても一人分とは思えない。４分の１をエースにあげて、残りを自分で全部食べたが、それでもおなかがいっぱいになった。足らなかったら後でファーストフードでも買っていこうかと思っていたが、その必要なまったくなかった。
その帰りに果物ばっかりを山のように売っている屋台群をみつけて寄っていく。フルーツを食べたかったのでよってみた。そこで、日本語を使って声をかけてくる店にホイホイといく。まあ、どこでもよかったのだ。そこで、エースがウゴを、僕がマンゴスチンを、日本では考えられない量買う。それでも１００Bに値切ってかっていった。最近買い物で交渉するのにもなれてきたようだ。
かえって食べてみたが、やはりおいしい。日本ではめったに口にできない果物だし、現地のものはより甘い。それに安い、来た甲斐があるな〜と思う瞬間である。量があるので、まだしばらく楽しめそうだ。
１０日目終了
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