13日目(2月7日)日曜日
毎度のように三度寝ぐらいして夢を5種類ぐらい見て起床。一人だとさっさと起きるのだが、二人になるとだらだらしてしまう。
10時に起きて、朝昼兼用の食事を取るべく、昨日頼むのを間違って嫌な思いをしてしまったレストランへ行く。今日は昨日の教訓を生かして(昨日は”フライドチキンウィズライス”をチャーハンだと思ってオーダーしたら、チキンフライとライスのセットだった・・・)バッチリのオーダーして満足行く食事をした。近くの席に日本人らしき女性が二人食事をしていた。またこれが恐ろしく食べる人たちのようで、大皿を二人で4皿も頼んでいる。先に食べ始めたはずだが、僕らが終わった後もまだ食べている。周りの外人よりも一番食べていたようだ。恐るべし日本人・・・久々に見た日本人だが存在感があった。
マッサージを受けたいなと今日は思っていたのだが、とりあえずビーチで昨日のようなダラダラをしてから行こうということになった。今日は昨日よりも時間が過ぎるのが早いような気がした。行商の人たちの相手をしたり、浜辺をうとうとしたり、レストランで見かけた2人組の写真のお願いされたりとちょっと変化があったからかもしれない。昨日と同じような位置に陣取っていたのだが、昨日とは波の大きさが違ったり、太陽の沈み方が遅く感じたりと面白い。おだやかな気持ちですべてのものを見ることができているようだ。
6時ぐらいになって、一旦ホテルに戻る。顔を洗ったりしてから夕食へ。今日はよくわからないタイ料理のタイスキを食べることにした。タイではチェーン店ができるほどの人気らしく店はファミリーレストランのような感じだった。タイスキとは水だきのような感じだが、日本と違うところはタレが韓国風の辛いものであることと、具が恐ろしく種類が多いのだ。野菜や肉、豆腐などはもちろん、えび餃子とか春巻きとかとにかく何でも煮て食べるのである。でも少し日本に似ているような気がしてはじめはおいしかったが、どうもタレがポン酢とかしょうゆじゃないのが気に入らず、すっきりしなかった。やっぱり鍋は日本風でしょう・・というのが感想である。
その後、このタイスキ屋さんが入っているショッピングモールを散策する。SONYの店やゲームセンター、日用雑貨などいろんなテナントが入っていて面白かった。日本文化の影響力は大きいなと感じていたが、日本からの旅行客はあまりいないようだ。それに比べて、台湾や香港、中国からの旅行客の数がすさまじい。一昔前の日本の団体客のごとく、大きな観光バスでまさに団体で行動している。ホテルからタイスキ屋へ向かう途中、大きなレストランのようなものの駐車場には10台以上のバスが止まり、レストランには恐ろしい人数の行列ができていた。いまや日本の代わりに彼らが観光地の主役となったようだ。日本人より中国人は総人口も多いだけに団体となると迫力があるような感じがした。
一昔前の日本人観光客を客観的に見たような感じがして、西洋人が日本の団体客を見て驚くのも無理はなかったなと思ってしまった。
13日目終了
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