15日目(2月9日)火曜日

 寝台車の上で気持ちよく起床、7時まで目が覚めることがなかったのは珍しい。電車の揺れも眠りに言い刺激を与えたようだ。

 9時40分ごろにチェンマイ到着、この駅でHIROSHI MORIMOTOと書いてある紙を持っている迎えがくるらしい。で、駅にたしかに待っている人がいたので、その人のところに寄っていくと、ベンチに座って待っていてほしいという。で、待っていると・・・・どうも忘れられたようで、周りに観光客がほとんどいなくなってしまった。乗るべきものに乗れなかったらしい。しょうがないのでしばらく周りを探してから電話してみた。電話は声だけで難しいが、何とか無事伝えることができ、しばらくすると迎えが来た。トゥクトゥクに乗ったBOBことニランドールは小西なんとか(日本の芸能人)に似ている。つまりゴリラに似ているのだ(笑)

 宿に着くまでに市内観光の勧めをBOBから受ける。宿についてもその話は続き、ま、いい奴っぽいので連れていってもらった。初めにリクエストで行ったマッサージでは、4,50代の女の人が、1時間いっぱい訳のわからんトークを繰り返しながら、面白くて気持ちいい時間を過ごす。首周りをあんまりしてくれなかったのがちょっと気になった。

 次にスネークファームへ行く。ここではヘビを使ったショーが見れた。コブラと格闘したり、2匹のヘビを一人で捕まえ、もう1匹を口で捕まえたりとかなり楽しめた。途中ヘビが観客席にきたり、観客席のところまでヘビを振りまわしたり、最前列で見ていた僕らにとっては心臓とまるぐらいの面白さだった。途中、首に大蛇をまいたりもしたし、充実したアトラクションだった。

 次に寺を二つほど周る。チェンマイの寺は、バンコクの方がスケールが大きくいまいちであった。世界史の文化が好きな人ならよかったんだろうが、どうもそういうのには興味がわかないらしい。寺で、ヨーロッパ人なのだが、日本人顔で小柄なものすごくかわいい女の人を見た。広末涼子みたいな感じの顔立ちで珍しい人をみたなーと二人で言い合った。

 それも終わって、宿に帰ってもらう。6時からトレッキングに関するミーティングがあるので、その時間までに昨日の日記を書いたりしてすごす。6時になり、ロビーへ行くと、まだみんな来てなくて5分ほどして集合した。それでももう5人ほどまだだった。しかも日本人の女の子である。ラッキーかと思う人もたくさんいるかもしれないが、遅刻はしてくるは、謝らないは、ちょっと感じが悪いようなきがした。5人という大人数であることもあって、すぐに僕らと溶け込むという感じではなかった。明日から大丈夫なんだろうか・・ここではガイドの人から明日からの日程を説明してもらって解散した。 

 明日からトレッキングなので、おなかを壊さないようにしないといけないのだが、あるレストランに入って、注文した数がえげつない。今日両替してちょっと金持ちになったということもあるが、一人で大皿2個とスープを頼んだのだ。これがまた想像以上に多くて、がんばれば食べれるが、後でおなかを壊しそうなので、8割ほど食べて悪いけど残してしまった。

 食事の途中で民族っぽい衣装を着た少女二人がブレスレットなどを売りに来ていた。初めドイツ人を相手にしていたが、次に僕らのところにやってきて、「これこれ」「YOUはあほかー」その他もろもろ悪い日本人に教えられたであろう日本語まじりのトークで売り込みにやってきた。向こうはタイ語、こっちは日本語で応対というものすごく面白いコミュニケーションをとっていた。ずっと笑いながらで、久しぶりにこんな楽しいことにめぐり合ったというぐらい笑った。さっき50Bといっていたのが30Bに一気になったり、その逆もあったりする。最後のほうでは50円玉の日本円を売りつけてくるというめちゃ面白いこともあった。写真もエースが撮ったので後で見るのが楽しみである。自分のカメラを持っていかなかったのは最大の不覚であった。

 宿の近くまで帰ってから、インターネットカフェへ行く。たいした用事はないのだが、1分1Bと格安料金なので行ってみた。だが案の定、重すぎてカキコミできなかったのだが、そこで偶然、今日トレッキングから帰ってきたという3人の日本人と1人のヨーロッパ人と会った。そのうちの一人といろいろ話をして、ラオスへ行くとか中国のビザをもっているとかいろいろすごいことを聞いた。尋常じゃないぼったくられ方をしていたり、すごいんだか抜けてるんだかわからない人だった。こっちは名刺を渡しておいたが、名前を聞くのを忘れていたため、ちょっと残念だった。今度会ったら聞いてみよう。

 今日はいろんなことがあってとても面白かった。チェンマイにてこの旅行のクライマックスを迎えそうな予感がして、楽しみでもあり、不安でもある。

15日目終了

16日目

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