2日目(1月27日)火曜日
朝7時起床、快適なホテルだったので朝までぐっすりと休めた。前日の朝が早かったこともあるけれども初日から良く寝れるのはいい事だ。
ここのホテルは朝食のサービスがついていて、8時にはベッドを出てレストランへいった。客は西洋人が圧倒的に多く、日本人はごく希に見るだけだった。時間が少し早かったので日本人や東洋人が起きてなかっただけかもしれないけれど・・そこで豪華な朝食をとり、9時半にはホテルをチェックアウトした。いいホテルだったので値段を確認し、安ければバンコクに戻ってきた時にもう一度泊まろうとおもっていたが、値段が2700バーツもした。日本炎で約9000〜10000円と言った感じである。こっちの物価からすると信じられない値段だった。日本で予約した時5200円だったので3000円ぐらいで現地なら泊まれるのかなとおもっていたら考えが甘かったようだ。
ホテルを出てまず向かおうと思ったのが、カオサンロードという安宿街である。1泊100バーツ程度で泊まれるという。しかし、部屋は狭く、バス・トイレは共同で、古く汚いらしいが・・で、どうやっていこうかなと歩いているトゥクトゥクの運転手が声をかけてくる。まあ、交渉は面倒だがタクシーよりは安いし、場所も分からないので50バーツにした。で、乗り込んで、いざいこうとすると、途中でガソリンスタンドに寄りたいという。まあ、それはいいのだが、10分ぐらい時間ができるので土産物屋に入って欲しいという。買わないでもいいですといったご丁寧な日本語のプレートまで出してきた。怪しさ爆発である。で、思いっきり断って、トゥクトゥクを降りた。後で考えてみるとそんな事言わないで連れて行けばいいのに、説明するとは結構いい奴だったのかもしれない。
で、しょうがないのでインターネットでもしようかと昨日行った駅まで行く。インターネットコーナーはクーラーも効いていて居心地がよかった。料金は後で気がついたのだが、1分4バーツだった。高いようで安いようでよくわからない。さっそく自分のHPの掲示板を見てみる。するとすでに何件かカキコがあった。特に1つは何日か後に友人がタイに来るというものだ。おお、すごい、異国の地で会えるというのもファンタスティック!とかあほな事を考えた。でも意志の疎通をこんなに遠くてもできるインターネットのすごさには本当に感心する。それからしばらくメールを出したり、いろんなHPにカキコをしてまわり、50分近くそこにいた。200バーツ近い大金?を払い、そこを出た。
さあ、その後どうしようと思っていたら、女の人が声をかけて来てどこへいくのかという。タイ人だが片言の英語と日本語を使う。カオサンロードへ行きたいというとバスの発車場所とバス番号を教えてくれた。さっさとそこからバスに乗ればよかったのだが、ちょっとKFCで軽食を取って、もう一度確認を取ろうとその女の人の方へ歩いていくと、今度は似た感じの服を着た男が声をかけてきた。同じような会話の後、バンコクの後、どこへ行くんだ?と聞く。なんとなくホアヒンというところへ行こうかと思っていたので、そう言うと、次に宿はとったか?と聞く。いや、予約はないと言うとなんだかよくわからない間に旅行会社のところに連れてこられた。前の女の人が親切だったので、なんとなくこの人も平気だろうと思ったからだ。そこでホアヒンでの宿の会話が始まるのかと思いきや、今日の宿は?というトークからはじまった。またかい・・・・ええかげんにしてくれ・・・と思ったが、仕方がないので話した。するとどうしてカオサンなのか?と聞くので安いからだと答える。予算は?と聞かれ、300バーツ以下にしたいと答えた。すると引き出しから1つのゲストハウスの紹介用名刺を取り出し、ここはカオサンなんかと違い、新しくて奇麗だという。まあ、その後いろいろ交渉があったのだが調子のいいおじさんで知らない間に予約させられてしまった。しかも2泊も・・・2泊で940バーツ、バス・トイレ・A/Cつきだ。うーむ・・・・いいのか悪いのか・・・・どうもだまされているような気がすると思いながら、実物を見てないのでなんとも言えなかった。
その後、バスに乗ってそこへ行こうと店を出たところ、関空の免税店の袋を持った男3人組みがいた。ちょっと声をかけてみた。カオサンからの帰りで、これからチェンマイへ行くらしい。カオサンはいくらだったのか聞くとなんと80バーツだったらしい。当然、バス・トイレ・A/Cはついていないが、恐ろしい安さである。昨夜の宿が2700バーツだった事から考えると極端な宿である。一泊479バーツはいくらエアコンとかがついてるとは言えぼったくりか・・・と思い始めた。
バスの停車駅へいって、バスに乗る。乗合のバスで一回6バーツと本当にタイ人が使うバスだから、恐ろしく古くてぼろいバスだ。行き先もバス停の目の前にある訳ではなく、どこのバス停で降りればいいのかわからない。とにかくなんとなく目印になりそうなところで降りてみようとずっと外を注意してみていた。寺院っぽいのを過ぎてすぐっぽかったのでそこで降りてみるがなんだか全然わからない。道の英文字表示してあるところが少なく、標識も少ない。わからない地図を頼りに道を歩く、が、やっぱりわからないのでなんとなく警官っぽい人に道を聞いてみる事にした。すると横にいたタイ人の人も集まって来て相談してくれるし、英語のできる警官を呼んでくれるし、めっちゃ親切だった。うーん、タイに来てはじめて人の優しさに触れたね!!これで明確にわかったのは声をかけてくるのは大体悪い人で、声をかけて反応してくれた人はいい人のようである。あ、それと道は教えてもらって無事に着く事ができた。
だが、宿は築2年と言っていたのは絶対に嘘としか言えんかんじだし、バスはシャワーがあるだけでバスタブはなし、トイレにかかるっちゅーねんっていう感じ。うーむ、ぼったくりか・・・と思ったが、クーラーがちゃんとあるのと部屋自体は清潔な感じだったのでまあ、よしとしよう。普通でも300バーツは最低しそうだし。
さて、しばしの休憩を取ってから、カオサンロードを見に行こうと荷物を置いていった。そこはものすごい外国人の量で、ニュージーランドの繁華街なみに西洋人がいた。街と言うか道というか、この近辺は活気にあふれ、好感が持てた。そのカオサンロードの表通りを一通り散策し、途中で本を2冊買った。そのうち一冊は多少縁があるのかなととおもうぐらいの本だったので買ってしまった。
本を買った後、カオサンのレストランで夕食を取り、本を読みながら優雅な時間を過ごした。少しずつではあるが、バンコクに慣れてきたようだ。まあ、まだ結構ビビッてるんだけど。
一旦宿に帰り、暗くなってからもう一度カオサンへ行ってみたら更に人が増えていた。観光していた人たちが帰ってきたからなんだろう。圧倒されながら観察し、今日は部屋に戻り、日記を書いて寝る事にした。
どうも横がディスコもどきらしい・・うるさ!さらに当然安宿だから机はない。ベッドで書いている。今日と明日は日記の文も汚いだろうなー・・・
2日目終了
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