3日目(1月28日)木曜日
8時半起床、今日はチェックアウトがないので気が楽だ。ここは王宮とかに近いので観光も歩きでできるだろう。どうもタクシーやトゥクトゥクは信用できない。これを見極めることができるまでにどれぐらいの時間がかかるのだろうか。
10時前に部屋を出て、カオサンロードへ。ここでインターネットのチェックと昼食を取ってから、ブラブラ歩いてこようかと思っていたからだ。HPをチェックするとすでに何件かカキコがあった。うれしい限りである。それにこんかいは日本語で入力することもできるのだ。日本語でのほうがやっぱり意志を伝えやすいと思うし、何より見るのが楽だ。ローマ字はしんどすぎる。でも普通は日本語では読めないので仕方がない。明日の朝もう一度チェックを入れてみる事にしよう。
今日も昨日行ったのと同じレストランで食事を取る。今日は肉入りヌードルを頼んでみた。きしめんのタイ風といった感じ(ぐは!表現おかしい)でけっこうおいしかった。店員も親切だし、居心地もよく気に入っている。
その後、ワットポーや王宮、博物館といったものが隣接しているところに歩いていった。なんだかよくわからないが、どの建物もでかく、入り口がとにかくわからない。それに入っていいのかどうかすらわからない。うーん、どうしたものかと考えていたら、いい事を思い付いた。観光バスについていこう作戦だ。観光バスの行くところに入り口があるだろうと思って、行ってみると大正解で、ワットポーの入り口があった。で、そのまま金も払わずに入っていく。金いらないのかな?と不思議に思ったが、誰も何も言わないのでそのままずけずけと動き回る。はっきり言って自分がどこにいるのかよく分からない。まあ、ある物を見ておけと言う、まさにあほな観光客である。うーむ、やはり明確な目的を持って動いた方がいいのかな・・・とは言え、なんだかすごいものをいっぱい見たような感じがした。タイの文化に触れたような気もした。ワットの中にはあのバンコクのすさまじい騒音や排気ガスのない静かな世界があった。暑ささえなければずっといて心を落ち着かせたいものだと思っていた。
そこを出て、次に国立博物館を目指す。同じようにバスを目指して歩いていくとバスはいっぱいあるのに入り口が分からない。博物館だけに客が建物の中にいてよく分からない。で、隣りに観光客が入っていったのを見てついていってみると、そこはタイの大学のようだった。勝手に入っていいのかなとおもっていたが、まあ、いいだろうと見物する。日本の大学と同じような光景がそこにあった。しかし、ここの大学の生徒は日本の大学に比べれば、すっごいエリートなんだろうとも感じた。なんとなくそこら辺にいるタイ人とは顔つきが違うのも面白い。
なんだかいろいろうろついて疲れ、まあ暑さにまいったので、部屋に帰ってエアコンで涼もうとおもって戻る。ベッドに横になって物思いにふける。今回のたびは本当にしんどくなりそうだ。楽しみをどうやって見つけようかとボーッと考えていた。もう少し金をかけた方がいいのだろうか。
今日インターネットで見た感じでは2月4日に友人がバンコクへやってくるかもしれないと言う。ぜひ来て欲しい。何とかこの孤独から救い出して欲しいと思ってしまう。こんなに弱い自分が存在したんだなーと考えてしまう。ニュージーランドの時は電話できる相手がいた。会える相手も、日本語をしゃべれる日本人が身近にいた。だが今回はほとんど知り合わないし、会っても挨拶程度だ。まだタイにきて3日目なのにこの気持ちはなんだろう。バンコクの喧騒な世界がそうさせるのだろうか。早くここを出て違うタイを見てみたいものだ。
5時過ぎにまたカオサンへ行き、忘れていたカキコと夕食を取りにいった。20分ほどで用事を済ませ夕食へ。今度は違う店で食べてみる事にした。少し、椅子やテーブルがぼろくかたむいている。しかし、値段は多少安そうだ。食べてみるとおいしい。でも雰囲気からいって向こうの方が好きだ。今度からやはり向こうを常食の店にしようと考えた。好きな店を作ると言うのは気持ちのいいものだ。
この後、雨が降ってきたので、その好きな店へ行き、ビールを飲む。やはり落ち着く。多少高くても気分がよいサービスを受けられる方がいいものだ。そこで1時間ほど読書をし、客が増えてきたところを見計らって店を出る。雨が降っていたので早々と宿に帰った。それdめお9時にはなっていた。
バンコクの夜は長い。ニュージーランドのように7時には静まるような街ではないのだ。明日は電車でホアヒンへいってみよう。そこにはまた何かあるかもしれないから・・・
3日目終了
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