それれはちいさなキッカケだったけど
話す時勇気をだして
自分だっていつも臆病じゃないんだと
 ポケットの10円玉ひとつ
 でんわBoxいれた時
 いたずらな神様は僕にほほえみかけたヨ

誰にもそんな想いがあるはずさ
胸のときめきを押さえて切れば
だけどあの人のルックスにはほど遠く
 これが私の運命なんだと
 ある時は生みの親のせいにして
 自分の一番輝いているところに気づかずに

人間は顔じゃない心だヨと
無責任なともだちは云うけれど
毎朝顔を洗うとき歯をみがくときのミジメさを
 僕たちは誰よりも知っているつもりだヨ
 だって一年中二日酔いのこの仲間たちが
 朝がくるのは怖いヨ 鏡よ消えてなくなれ

だけどそれでもためらったりしないで
すなおな気持ちを忘れないで
人を愛したり恋したり時には涙を流したり
 自分ではきっと気づかないんだ
 いつのまにかカラに閉じこもってることを
 君のポケットに今10円玉は入ってないか

言葉は時にはなんの力もなく
たとえば大都会の真ン中で
流行のファッションが大手を振って行きかう中で
 僕たちは自分を見失いそうだ
 そんな時10人の人がひとつに見える
 だけど自分はひとりでひとつなんだからネ

キッカケを作るのはキミ自身だヨ
ささいなことかもしれないけれど
そうやって生きている証みたいなものを
 積み重ねていけばいい
 いたずら好きな神様が
 きっと気まぐれでちょっとだけ振り向いてくれるヨ


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