僕のエピローグ

白い雲がぽっかり心の中に浮かんでる
「しらけるんだ」が口ぐせの煙ふかして夢を見る

 あの娘が消えちまったよ
 あの娘が消えちまったよ

しあわせになれよと云われたのは
僕のほうだったよ 

風の中に振り向くあの娘の笑顔がありそうで
「やっちまえよ」と云いながら喧嘩けしかけ知らんふり
  あの娘は死んじまったヨ
  あの娘は死んじまったヨ
  弱虫はキライと云ってくれよ
  負け犬のこの僕に

いろんな奴に誘われて帰らない日も多かった
「淋しいんだ」とつぶやいて「今夜死ぬよ」と赤デンワ
  あの娘は逝っちまったよ
  あの娘は逝っちまったよ
  生きるなんて辛いと笑っておくれ
  あの頃のようにさ

1975年のつま恋で歌われました
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