白い雲がぽっかり心の中に浮かんでる 「しらけるんだ」が口ぐせの煙ふかして夢を見る あの娘が消えちまったよ あの娘が消えちまったよ しあわせになれよと云われたのは 僕のほうだったよ 風の中に振り向くあの娘の笑顔がありそうで 「やっちまえよ」と云いながら喧嘩けしかけ知らんふり あの娘は死んじまったヨ あの娘は死んじまったヨ 弱虫はキライと云ってくれよ 負け犬のこの僕に いろんな奴に誘われて帰らない日も多かった 「淋しいんだ」とつぶやいて「今夜死ぬよ」と赤デンワ あの娘は逝っちまったよ あの娘は逝っちまったよ 生きるなんて辛いと笑っておくれ あの頃のようにさ