僕の旅は小さな叫び

明日になれば明日がくるのか
そいつは誰にもわらない
生きてくために生命はあるのか
そいつは誰にもわらない

  この部屋は僕の荒野です
  このひと時が僕の旅です
  まぶたを閉じて膝をかかえて
  僕は帰ってゆく僕の海へ

今日をどうして今日と呼ぶのか
そいつは誰にもわらない

  両手にすくった一杯の水を
  早くお飲みよこぼれないうちに
  言葉にしたら口にだしたら
  僕の叫びはなんてちいさいんだろう 



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