平城宮跡の
歩き方
〜そのA〜


朱雀門を入り、正面の大極殿へと向かうが、注意点:左側のエントランス広場の掲示板にて本日のイベント情報の確認と公式ガイドブックを手に入れておこう。平城京歴史館へは入場制限があり、先に「入場整理券」を手に入れよう。近鉄電車の踏み切りは警備員さんの指示にて渡ります。やがて今の国会にあたる「第一次朝堂院」ここから若草山に大仏殿が見え、少し右に目を移すと「御蓋山」(みかさやま)が、「阿倍仲麻呂」がここで見た月を後に有名な歌を詠んだのだろう。その先には「まほろばステージ」がある交流広場は近い。ここでも「イベント情報」と「公式ガイドブック」が手に入る。交流広場の前にある木立から大極殿をバックに写真撮影がお勧めスポット。南門から大極殿へ、サッカーコートが2個造れる程の広い前庭は朝賀の儀などで貴族のみが入れた場所。階段を上がると大極殿中央の「高御座」は、天皇の座の所在地で、ここが都である事を示す。大極殿から見る前庭は、歴代の天皇が見られた風景だ。天井下の壁には、日本画家、上村淳之氏による「四神の図」と「十二支の図」が描かれている。
<データ>
朱雀門:平成10年に復原、高さ:22m 間口:25m 奥行き:10m
大極殿:平成22年4月復原、高さ:27m 間口:44m 奥行き:20m

歩く