万葉集マイベスト セレクト〜C〜
巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ思はな 巨勢の春野を (こせやまの つらつらつばき つらつらに みつつおもはな こせのはるのを)〜坂門人足〜 「つらつら椿」とは、つるつるの椿の意で「つらつらに見つつ」とは、じっくり見ることの意味。作者は持統天皇が紀伊国へ行幸される道中、今の御所市でリズミカルで覚えやすく親しみやすい。
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