南都七大寺
大安寺(真言宗)は、「大安寺伽藍縁起并流記資財帳」(国重文)によると、聖徳太子の創建した熊疑精舎に始まると言われ、その後、舒明天皇の百済大寺に継承される。天武天皇の677年には、高市大寺から大官大寺へと名称をかえ、平城遷都(710年)に伴い、現在の地に移され、のちに大安寺と呼ばれるようになった。1月23日の光仁会(こうにんえ)には、癌封じの祈祷が行われ、参拝者に笹酒が振舞われる。
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