南都七大寺

西大寺は奈良時代、東の東大寺に対して西の西大寺と称され、764(天平宝字8)年、恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱の後、聖武天皇と光明皇后の娘である称徳天皇(孝謙天皇が重祚)が、鎮護国家と平和祈願のために金銅四天王像の造立を発願し、翌年の765年に212cmの金銅四天王像を鋳造してお祀りしたのが始まり。毎年1.4.10月に行われる「大茶盛」は、叡尊が修正会の結願のお礼参りに西大寺鎮守八幡神社に茶を献上し、そのおり参拝者に振舞ったとされ、1239(延応元年)より750年近く伝わる茶の儀式である。

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