南都七大寺
薬師寺((法相宗)は、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈念して、当初は藤原京に健立されたが、平城遷都とともに、現在地に建立された。中央に金堂と講堂を、その両脇に東西両塔をもつ壮大な寺院は「薬師寺伽藍配置」と称される。道路を隔てた北側には、玄奨三蔵院があり、法相宗の祖にあたる玄奨三蔵の遺骨を奉安している。大唐西域壁画殿に描かれた壁画は、平山郁夫画伯が30年の歳月を掛けて、玄奨三蔵の旅を描いたもので、7場面13枚で構成される。
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