女教師小説12
女教師小説

裏切りの愛欲
「小林くん。じゃあ、次を読んでくれる?」
眼鏡をかけた生徒が椅子から立って、漱石の「こころ」の一節を朗読する。
いつもの教室、いつもの生徒達、そして私もいつもの笑顔で教壇に立つ。
あの陵辱の夜から週が明けた月曜の最後の授業。
私は何事も無かったように自分の仕事をこなしていた。
それまでの私なら、ほんの少し前の自分なら
家から一歩も出てこれずにいたかも知れない。

「小林くん、ありがとう。じゃあ皆んな黒板を見て〜」
自分の部屋で泣き伏せっていても、何も解決しないから・・・。
あの子達がビデオをネタに脅迫してくるなら、どこにいても変わらないわ。
実際、あの翌朝
疲れ果てて眠った私を置いたまま二人が出ていってから
何度も電話がかかってきていた。
まだ動揺が残っていた私は電話には出ず
留守番電話も切っていたから
誰からの電話だったのか確かめられなかったけれど
しつこいくらいの呼び出し音に
不気味な強い意志と欲望を感じられた。
そして、今日の昼休み
職員室の私の机に目立たないよう置かれた手紙には
放課後、彼らの部室へ呼び出す言葉が書かれていた。


(キーンコーン、キーンコーン・・・)
授業終了の鐘が鳴る。
私は次の授業の予定を告げて教室を後にした。
あの子達には絶対に屈しない・・・!
これからの対決に顔が強ばっていたのかしら?
廊下ですれ違う生徒が少し驚いた表情で私を見る。
だけど、恐い顔をして緊張を続けていなければ
恐怖に逃げ出してしまうだろう・・・。
きっと、あの子達は再び私の身体を求めてくるはずよ。
どんなに汚い手段で脅してきたとしても
毅然とした態度で跳ね除けなければいけない!

「紀子先生!」
職員室の手前で一人の生徒に呼び止められた。
誠くん、あの子が笑顔で立っている。
「ちょっとだけ、いいですか?」
周囲に隠しながら、そっと扉を開けるポーズをする。
いつもの生活相談室へ行く合図だわ・・・。
だけど今日の私には、より大切な事が待っていた。
「ごめんなさい。先生、ちょっと用事があるのよ」
そう言いながら、私の心は一瞬だけ揺れた。
二人きりの部屋で、全てを忘れるほど彼に抱かれたい想いが起こる。
その誘惑から逃れるように、私は彼から視線を逸らした。
「仕方ないですね。じゃあ明日、時間があればお願いします」
意外な事に、誠くんはあっさりと別れの挨拶を告げて去っていく。
彼の後ろ姿を見送りながら、私は緊張で震える自分の手に初めて気付いた。



次の火曜日、授業のない時間
私は職員室の自分の机で添削用の赤鉛筆をじっと眺めていた。
どういうつもりなのだろう・・・あの子達は。
この机の上に置かれていた手紙に従って行った放課後の屋上には
校内が閉鎖される時まで、誰も上がっては来なかった。
誰かの悪戯だったのかしら?
だけど手紙には、あの日の琴は一切書かれていなかったし
意味もなく教師を放課後に呼び付けるなんて、納得がいかない。
ひょっとしたら、屋上のどこかで
私がちゃんと一人で来るか確かめていたのかも知れない。
それを確認した後、また連絡をするつもり??
けれども、今日は電話も手紙も私の元には届いていなかった。
こちらから直接、二年生の彼らに校内で会う方法はいくらでもあったけど
下手に刺激をしない方が得策かも知れないと思って
私はしばらく彼らの出方を待つ事に決めた。

そして、憶測と疑問が渦を巻いた一日が終わり
生徒達が帰宅にクラブ活動に教室を出て散っていく。
誠くんもカバンに教科書を入れて教室を後にしようとしていた。
「早坂くん」
ごく普通な口調で、彼を教室の扉の前で呼び止める。
他の生徒が教室内にいないのを確認して言葉を続けた。
「昨日はごめんなさい。今日も・・・用事があって遅くなるから・・・」
まるで、恋人デートのキャンセルを告げているよう。
だけど今の私には言葉の雰囲気に違和感はなかった。
すまない気持ちでいっぱいで、心から謝っている。
本当は、私から彼を密会に誘いたいくらいなのだから・・・。

「いいんですよ。僕もこれから少し用がありますから」
そんな私の気持ちを気付かない振りをしているのかしら
誠くんは、ごく儀礼的に言葉を返してきた。
「そう・・・、それじゃあ仕方がないわね」
切ない淋しさで胸がいっぱいになる。
誰かに見られても構わない。
あの日の事を忘れられるほど強く抱いて欲しかった。
彼の後ろ姿を見送りながら、そっと胸を両腕で包み込む・・・・・。
「誠くん・・・」
じんわりと身体の芯が熱を帯びていく。
「先生を一人にしないで・・・」
愛撫を待ちわびる股間に手が伸びようとしたその時
廊下から生徒達の話し声が聞えてきた。
私は慌てて、紅潮した頬の火照りを静めてから職員室に逃げ込んだ。


駅までの並木道、私の頭の中で同じ言葉が繰り返されていた。
あの子達はどうして何も言ってこないの・・・??
遅い時間まで職員室で待っていても
結局、私を襲ったあの子達からの連絡はなかった。
昨日呼び出された校舎の屋上や彼らの部室にも行ってみたけれど
クラブ帰りの生徒達に会うくらいで
忘れられないあの二人に出会う事はなかった。

このまま何事も無く終ってくれれば・・・。
レイプの事実痴態を映したビデオテープも
私の前から消えて無くなってくれればどれだけいいだろう。
あの子達が罪の意識に目覚めて、これ以上の行為に走らなければ
私もあの時の記憶を心の中に閉じ込めていられる。
(パッパー!)
考え事をして歩いていた私の後ろから、車のクラクションが突然鳴り響いた。
驚いて振り返ると、見慣れたベンツが徐行している。
「誠くん??」
立ち止まった私の前に車のドアが開き、中から彼が微笑を送る。


「どうしたの?  何か用事があるって言っていたけど〜」
ベンツの後部座席に揺られながら、私が尋ねる。
「うん、それはもう終ったんだ」
彼の視線が露骨に私の身体のラインに沿って上下する。
「そうなの・・・、じゃあ偶然ね。こうして会うのは」
あからさまな誘いに
私は少し頬を赤らめながら前をじっと見つめていた。
「そうじゃないよ、先生を待っていたんだ」
誠くんの手が、少し汗ばんだ私の手に重なる。
心臓の鼓動が早くなっていくのが分かる。
きっと拒絶出来ないわ・・・このままここで彼に抱かれても。
車の窓はスモークがかかって外からは見えない。
ううん、少しなら見えたって構わない。
激しいセックスに喘ぎ悶える姿が見えたって・・・。
「ここで・・・・・するの?」
「嫌なの・・・? 先生」
太ももを撫で始めた手を払いのけず、私は同意の眼差しを彼に向けた。


彼の空いたもう一方の手が
後部座席前のコンソールパネルに伸びる。
ボタンを押すと
運転席とを隔てるガラスが色のついた物に変わっていく。
車内が密室になった事を確認すると
私は身体を彼にもたれかけた。
もっと熱い愛撫をねだるように、脚を広げていく。
「まだだよ先生、これを見てから・・・」
再びリモコンのボタンが操作される。
コンソールパネルに貼り付いた小型モニターが明るくなる。

『あなた達、こんな事! もう・・・うっ・・・止め・・・はぁ!』
「えっ!?」
『紀子先生のお説教なんて聞きたくないですよ』

どういう事なの・・・。
なぜ・・・なぜあの時のビデオが・・・どうして写っているの?!!
それまでの甘い気持ちが飛び失せて、蒼白な顔を誠くんに向ける。
『聞きたいのは、先生の本気な喘ぎ声。甘い悶え声ですからね』
『ひっ・・・! ううっ・・・やめ、止めて!』
椅子に縛られ、背後から胸を揉まれながら愛撫に感じまいと必死に抵抗している。
「これ・・・どうしてなの・・・?」
カラカラの喉から乾いた声を絞り出す。
「先生が学校の生徒にレイプされてるビデオだよ」
そんな事・・・そんな事は分かっているのよ。
どうして知ってるの・・・! なぜビデオがここにあるのっ!?

「先生、変だったんだ。月曜日からずっと〜」
私の太もも摩りながら
モニターを見つめている誠くんが説明を始めた。
「無理に元気を出しているようで
時々凄く辛そうな表情さえしてた」
そう無理矢理元気を出さないと
暗く落ち込んでしまいそうだったから。
「何かがあったんだな?って、すぐに分かったよ。
  先生の家族の身辺も調べたけど不幸な事は起きてなかった。
  先生自身に何かがあったんだ・・・
  美人で生徒のオナペットになっている先生の身に」
「・・・・・・」
「そうしたら、部室で先生の盗撮写真で
  オナニーしていた連中の事を思い出したんだ。
  あいつらが先生の身体に熱心だったって事を・・・」
「仕方なかったのよ・・・・・」
「興信所を使ってあいつらの家の中を探させたら」
「いきなり襲われて、縛られたんだから・・・・・」
「出てきたんだ、先生のレイプビデオが」

「逃げ出せなかったのよっ!!」
私はヒステリックに叫ぶと両手で顔を覆った。
「椅子に縛られて、下着姿を撮られて・・・っ
  どうしようもなかったのよ! どうしようも・・・」
胸が詰まって瞳に熱い物がこみ上げて来る。
でも、どうして? こんなに感情的になるの・・・??
感情の昂ぶりを理性が冷静に受け止めていた。
教え子の一人である彼に、どうしてこんなに必死に
言い訳がましい事を言わなければならないの・・・?
まるで、恋人に不貞を悟られまいとするように。

「そうだね、縛られていたんだ。仕方がないよ・・・」
なぜか、誠くんの言葉にホッとする私。
「でも・・・、あんなに激しく乱れた先生は初めて見たよ」
モニターは、椅子に縛られたまま
卵型バイブレーターで絶頂を迎える私が大写しにされていた。
『ひあっ! そこっ・・・ああっ!! ダメっっ、ダメなの〜!』
『先生がイクぞ! カメラでしっかり撮っておけよっ』
『はぅぅぅン!  ああ・・・いゃっ!
  私・・・、 ああっ・・・そんな・・・はうぁぁぁアン!!』


「あんなに濡らして・・・とっても良かったんだよね」
誠くんの手が私のスカートの中に滑り込む。
「誰だって・・・誰だってあんな事されたら・・・」
スカートの中の手が太ももを押し広げて股間を捕える。
「女なんだもの、仕方がないのよ・・・身体がどうにもならなかったのよ!」
私の言い訳を聞きながら、誠くんは指先でショーツを上下に撫で始める。
「縛られて逃げられない、女性の急所を責められて感じてしまう・・・。
  そうだね、普通の女性ならそうかも知れないよね」
私を一瞥して、誠くんはリモコンのボタンの1つを押した。
ビデオ画面が早送りになって、ある所で停止する。

『もう少し・・・お願い、もう少し我慢してっ』
お尻を突出してバックから巨根に犯されながら
もう一人の子のペニスを指でしごいている私・・・。
『あうぅぅ、いいわ・・・!  してっ!もっと激しくして!!』
激しい後ろからの突きに耐えながら、絶頂を貪欲に求めている。
「・・・違うのよ、これは私じゃない・・・・・・」
自分の痴態を改めて見せ付けられて
私は首を横に振って言い逃れる事しか出来なかった。

また画面が早送りされて淫らなシーンで止まる。
『ああン! 見てっ、見てよ! 先生のイヤらしいオOンコを!!』
ビデオカメラに向って腰を突出し、はしたなく愛液をたっぷり滴らせている。
『もっと弄って・・・! そうよ、弄られてるオOンコを
  もっと撮って・・・!  先生をイカせてっ!!』
腰はまるでセックスをしているように回りくねり
大きな絶頂を迎える直前の小さな痙攣が全身に走っている。
「・・・止めて! もういいでしょ!!  これ以上苛めないでっ!」
ビデオの私が絶頂を迎える寸前に、私は誠くんの腕から逃れて
コンソール上のモニターのスイッチを切った。
「責めてなんていないですよ。ただ、確かめたかったんです」
彼は私の手の上に手を重ね、再びビデオのスイッチを入れた。

機械音が続いた後に、聞き覚えのない言葉が私の耳に飛び込んで来る。
『はぁぁ・・・いいわ、素敵よ! 
  もっと・・・ねぇ、もっと奥まで突いてェ!!』
モニターには、記憶に無い自分がベッドの上で正常位の形で交わっていた。
ニキビ面の小柄な子が、真っ赤な顔をして必死に腰を振り立てている。
『ううっ、イキそうなのね!?  いいわ、イッて!
  一緒にイッてあげるっ!  先生も一緒に〜!!』
「私・・・知らない、こんなの覚えてない・・・・・」
呆然としてる私の目の前で、大きな喘ぎ声を上げながら
ビデオの中の私が小柄な彼を抱きしめながら果てた。
抱き合った二人の身体がビクビクと震え、やがて動かなくなる。
果てた彼の背中を私の手が愛しそうに撫で摩っている。
まるで、恋人同士の愛のこもったセックスのよう・・・。

静かな喘ぎ声が続いた後、画面には写っていないもう一人の声が聞えた。
『紀子先生、俺も・・・俺にもして下さいよ』
画像が少し揺れて、男の子にしがみ付いていた私の顔がアップになる。
『元気になったみたいね・・・いいわ、すぐにしゃぶってあげる』
ビデオ画像が一旦途切れて、別のアングルから
大柄の子にフェラチオ奉仕している自分が写し出された。
『凄く固いわ・・・こんなの入れられたら、先生もすぐにイキそうよ。
  ねぇ、遠慮しないで・・・・・。
  先生も欲しいの、あなたのオOンチン今すぐ欲しいの』
カメラはフェラチオしながら、空いた右手でオナニーをしている
私の股間をズームアップしていく・・・。

「知らない・・・本当に私知らないわ。こんな事してない!」
モニターから視線を逸らして、誠くんに向き直る。
「でも、これって先生でしょ?」
『早くちょうだい・・・! 
  ねっ、先生のここよ。ここに早くぅ!』
「でも・・・でもっ、記憶がないもの!」
『ああぁっ!! そうよっ
  ゆっくり・・・ゆっくり入れてェ!』
「レイプされた後
  夢遊病のように二人とセックスを楽しんだんだ」
「違うっ! ・・・多分違う。
  レイプされた相手とそんな事はしてないわ」
『いいわっ、素敵よ! 
  あなたのオチンOンも凄くいいわ〜!!』誰のでもいいんだね、先生は・・・」

「違うっ・・・! 今は・・・今は誠くんだけ・・・っ」
私は誠くんに抱き付くと、右手を彼の股間の上に重ねた。
そしてスカートの中の彼の手をアソコへ押し付けながら耳元で囁く。
「欲しいのは・・・誠くんの、あなたのだけだから・・・・・」
車内の愛撫で火照ったアソコに彼の指が押し当てられる。
「ああ・・・濡れてるでしょう? あなたが触ったからなのよ。
  誠くんの指で感じて、濡れてしまったの・・・・・」
愛撫をせがむように腰をくねらせて、彼の指をショーツに擦り付ける。
だけど、誠くんは私の手を振りほどき、私の顔を正面から見据えた。
「じゃあ、僕の目の前でオナニーして見せてよ」


何時の間にか、車はどこかに停車していた。
だけど、スモークガラスからは外の様子ははっきり見えない。
少しの不安を胸に抱きながら
私は誠くんに言われるまま、靴を脱ぎ後部座席に両脚を上げ、股を開いた。
ここが繁華街の真ん中でも構わない・・・誠くんに納得してもらえるのなら・・・。
愛人紛いの行為なのに、不思議と何の抵抗感も感じなかった。
ほんの数週間前なら、こんな馬鹿げた事
脅迫されてもしなかっただろうに・・・・私、彼に変えられてしまったの??
誠くんの視線が次の行為を促している。
私は観念して、教え子に股間を露にして仰向けに寝そべった。

スカートを捲り上げ、腰を浮かして濡れたショーツを脱ぎ捨てた。
「こんなに濡れているのよ・・・見て、見てちょうだい」
少し躊躇いながら、震える声で指で濡れた陰唇を広げる。
その部分に誠くんの視線が注がれる。
まるで太陽に焼かれたように、そこだけがジリジリと熱く熱を帯びてゆく。
「欲しいの・・・先生、欲しいのよ」
目を閉じて指を這わせると、彼に愛撫されているように感じられる。
熱を帯びた下半身が揺れだし、口元から短い喘ぎがこぼれ出す。
「はぁぁ・・・ん、いいわ・・・凄くいいのぉ」
アソコは右手に任せて、空いていた左手で胸を弄る。
胸いっぱいに切なさが湧き起こって、私は革のシートの上で身悶えた。

「先生、気持ちいいの??」
誠くんの声が足元から聞える。
愛液を滴らせている膣孔を覗かれてると感じると
ますます陰唇を弄る指の動きが早くなっていってしまう。
「そうよ、指だけでもイキそうなくらい・・・」
たった数分のオナニーで
私は官能の渦に呑まれようとしていた。
ここが車の中だと言うことも
誠くんに言われて始めた行為である事も
みんな忘れて、ふわふわ揺れる身体を両手で弄り愛撫する。

「でも、指じゃ物足りないんだよね」
「そう・・・指だけじゃいや」
恥じらいも無く真実の声が上がってしまう。
「舐めてあげるだけでも不満なんでしょ?」
「ああ、そうよ。もっと強い・・・強い刺激が欲しいの!」
目を閉じると
頭の中で彼のペニスのイメージが大きく膨らんでいく。
「オナニーだけじゃ不満なんだよね」
「そうなのっ、誠くんが・・・誠くんが欲しいのっ!」
せがむように彼に向って腰を突出す。
ゆっくりグラインドさせながら挿入を待ちわびる。

「ねぇ、お願い・・・! このままにしないでっ
  先生をこのままにしないで〜っ!!」
このままお預けにされる恐怖に私は、はしたなく挿入を懇願した。
「僕のが、欲しいんだよね」
「そうよ! 誠くんの・・・誠くんのオOンチンが欲しいのっ!」
私の絶叫に、誠くんがようやく身体を起こして私を見下ろす。
「先生、分かったよ。すぐにあげるから待ってて」
誠くんの姿がすっと視界から消える。
何かの音がした途端、私の目の前が暗くなった。


ドサリ!と大きな影が私に覆い被さってくる。
「誠くん・・・??」
確認する間もなく、股間に熱く太いモノがあてがわれた。
ぐぐっと、きつい挿入感が下半身を襲う。
「あぅっ・・・ぅぅっ! なに? どうしてこんなに太いのぉっ!?」
誠くんのとは明らかに違う挿入感に私はパニックを起こしかけていた。
ぼやけた視界の中に、私の胸に頬擦りしている顔が映し出される。
「やっ・・・どうして!! どうしてここにいるのっっ!?」
悲鳴を上げて身体を押しのけようともがく。
だけども、その大柄な身体は私の力では跳ね除けられなかった。
あの日のレイプの時のように!

「紀子先生・・・っ!!」
私をレイプしたあの二人のうちの一人・・・大柄な子が腰に力を込めて
その巨根を膣肉の奥までねじ込んでくる!
「いやっ! やめてっ!! やめてぇぇぇ〜!」
再びレイプされる恐怖に私は狂ったように身もがいた。
「ぐっ・・・!! 先生っ・・・!」
けれど、容赦無く彼の太い肉棒が私のアソコを奥まで串刺しにする。
「はうっっっ! だめぇ・・・うっ、くうぅぅっ!!」
あの時の凄い挿入感に身体が痙攣を起こしたように震える。
呼吸困難になった口からは悲鳴すら上げられなかった。
ねじ込まれた男根にひたすら耐えるだけ・・・。
私の抵抗が収まったと見ると、彼はシートに押さえつけるように
私の身体を2つ折りに折畳んで、浮いた腰めがけて真上から
猛烈なピストン運動を始めた!

「あっうっっ! はうっ! はぁっ・・・いやっ・・・ああぁぁン!!」
彼の体重のほとんどが私の腰に乗って
これ以上無理なくらい、奥にまで巨茎を押し込められた。
「助けて・・・っ、はぁぁん! 誠くん、助け・・・ああぁっ!!」
わずかに残った理性が助けを求めて声を上げる。
けれど、すぐに暴力的な刺激に飲み込まれ官能の喘ぎを漏らしてしまう。

太ももへの愛撫、卑猥なレイプビデオ、そしてオナニー強要・・・・・。
長い時間刺激を受け続けていた私の身体は、すっかり愛欲の虜となっていた。
理性が拒絶していても、牝の本能が易々と強姦者の肉欲の凶器を受け入れ
性交の悦びを目覚めさせていく。
『誰のでもいいんだね、先生は・・・』
誠くんの言葉が頭の中で繰り返される。
違うっ! と強く否定出来る理性は官能の沼に沈んで言葉を失っていた。
「ううっ、ダメよ・・・! お願い、ダメっ・・・しないでぇぇ!!」
暴力的ショックが幾分か薄らいでくると、代わりに淫靡な炎が勢いを増してくる。
ダメっ、感じないで・・・! お願い、我慢してっ!!
頭を打ち振りながら、何度も自分自身を叱咤する。


「はぁっ・・・あン! あっ・・・・・えっ?!」
奥まで突き入れられていた男根が、突然ズルっと引き抜かれた。
勢い余って抜けたんだと思って、次に起こる挿入感に身構えていたけれど
彼は折畳んで高く上げられた私の脚を掴んだままシートから降りていた。
まだ終っていないはずなのに・・・。どうして途中で止めたの??
声には出さなかったけれど、戸惑いの言葉が頭の中を巡る。
でも、広げられた股間の空虚さはすぐに別の男によって埋められた。

車のドアが開く音がして視線を向けると、あの時のもう一人
小柄なニキビ面の男の子が下半身を剥き出したまま
後部座席のシートに上がり込んできた。
「いやっ・・・!! いやぁぁ・・・ぁぁあうっ!」
悲鳴が上がる寸前に
彼のペニスが膣中にねじ込まれてくる・・・っ!
真っ赤な顔をして、大きく開かれた股間に
自分の腰を突き入れてピストン運動を繰り返す。
大きさはないけれど
興奮して固く尖った凶器で上下左右に膣内を突かれると
一旦休息していた官能の炎が
再び燃え上がってきてしまう。
「んふっ・・・! はぁぁぁっ・・・だめェ、くうぅぅっ!」
巨根で押し広げられた膣肉が
彼のサイズに合わせて収縮して貪欲に肉棒の摩擦を貪る。
「はぁ、はぁン! んんっ、んっ、んっ・・・くふぅ」
摩擦感が高まって
ペニスの熱と硬さが膣内でより一層感じられる。
だめっ、感じちゃいけない・・・!! きっと誠くんも見ているはずよ!
あぁ、こんな姿・・・、無理矢理犯されて感じている私を見られたくない。
だけど、覆い被さる強姦者に背けた瞳に映ったのは想像以上の淫らな自分の姿だった。

「ああっ・・・、そんなっ、いや! 撮らないで!!」
私は後部座席に向けられたコンソールのモニターに向って叫んだ。
この子達に襲われる前までは、あの時のレイプビデオが写っていた画面に
今の私・・・二人の中学生に押え込まれて犯されている私の姿が写っている!!
モニターの上を見上げると、前部座席から身を乗り出して
ビデオカメラを回している誠くんと目が合った。
「いやよ! 撮らないでェ・・・誠くん、お願い・・・・・っっ」
でも、彼は私の訴えを無視してビデオを撮り続ける。
モニターでは、斜め上からのアングルで
ペニスを出入れされている私のアソコがズームで大写しにされていた。

「あぁぁっ・・・、いやよ、いやぁぁぁ・・・!」
すっかり充血して、嬉々として男のペニスを咥え込んでいる私のアソコ・・・。
半透明な愛液が、まるで膣で射精された時と同じくらい
沢山の潮を噴いて溢れ出している。
自分では意識していないのに、見ると腰までもゆっくり前後に動いて
彼の腰使いに動きを合わせている。
「はぁ・・・あんなに、イヤらしい・・・私ったら、あぁぁ・・・」
ビデオカメラを通してモニターに映し出される自分の局部の痴態に
私はうわ言のように言葉を繰り返していた。


モニターを見つめる私の目の前に、それまで胸への愛撫を続けていた
最初の強姦者の巨茎が突き出される。
彼が何を望んでいるのか、理性をなくした剥き出しの本能にはすぐ分かる。
まだ自分の愛液で濡れているペニスをじっと見つめた後
ビデオのモニター画面を見やる。
モニターを見つめながら口をそっと半開きにする。
濡れた唇に近づく淫茎・・・・。
すぐに開いた口元からが突き出され淫茎の亀頭に絡み付く。
そのまま舌に引き込まれるように、唇の中に亀頭が沈んでいく。
自分の愛液彼のこぼした初汁・・・その2つが交じり合った
むせ返るような性臭が口の中いっぱいに広がっていく。
「んっんんん・・・ちゅぷ・・・ちゅぷっ」
モニターの中の私が頬を紅潮させて、音を立ててペニスをしゃぶり始めた。
まるで自分が自分でない錯覚に捕らわれる。
モニターを通して見る姿は、誰か別の淫乱な女に見えてしまう。
美味しい・・・美味しいわ、あなたのオチンOン・・・。
その恍惚の表情から、そんな声までも聞えてきそう。
だけど、本当は私自身の言葉・・・・。
生徒のペニスを吸い立てながら
私は、はしたない台詞を頭の中で何度も繰り返していた。

「んっ! んっ! ・・・あぁっ」
挿入のピッチが速くなると同時に
アソコを犯している子の限界を告げる喘ぎが聞えてきた。
「ふぅぅぅ、んんっ!  ん! ん! んぅぅぅ!!」
フィニッシュを迎えようと、ただ、がむしゃらに
ペニスを突き入れてくる責めに
巨茎で塞がれた上の口から悦びの喘ぎが漏れる。
ああっ! もうすぐなのね・・・! 
中で、私の膣内で爆発するのねっ。
いいわ、来て!! 先生に・・・先生に悦びをちょうだいっ!
口がペニスで塞がれていなかったら、そう叫んでいたに違いない。
波のように何度も襲う小さな絶頂に、鳴咽を漏らして身悶えながら
私は二人の射精の瞬間を待ちわびていた。
沢山の精液が子宮に浴びせられるイメージが
頭の中いっぱいに膨らんでいく。

「紀子・・・紀子先生っ!!」
唸るように叫んで
彼はペニスを思いっきり奥へ突き立てた!
「出ちゃう・・・っ!! 先生の中に・・・!」
カッ!と膣内が熱くなって爆発した。
あぁ・・・っ! いいっ!!先生も・・・・イク!
 イッちゃう、イッちゃうのォっっ!!
それと同時に、口の中にも熱い塊が放出される。
「先生!  飲んでっ・・・全部飲むんだ!!」
ビュク!ビュク! と、数回痙攣して亀頭の先から
熱い精液が口の中に注ぎ込まれる。
粘り気のある青臭い液体を喉の奥に無理矢理流し込む。
男子生徒の精液・・・飲んでるんだわ、私っ!
美味しそうに・・・あぁ、素敵よ。 こんなに沢山・・・沢山・・・・・。

上の口と下の口から注がれた二人の精液が
牡臭を放ちながら身体の中で交じり合って、私を汚していく・・・。
酷い事をされているのに・・・どうして? 心地良い・・・・・・。
畏まった教師の仮面が剥がれ、心が牝の悦びに満ちていく。
毎日教壇で浴びる、生徒達の視線の中の欲情に気付かない振りをして
誤魔化し続けていた聖職者の仮面が、強姦者の精液でドロドロに溶かされていく。
見て・・・汚された、本当の私を見てっ!!
露になった牝の本能は
まだ完全に満たされていない情欲を包み隠さず
精液を出し切った生徒のペニスを
上下の口唇で、いつまでもしゃぶり、締め付け続けていた。


「僕が間違っていたんです」
二人が私の身体の上から去っていってた後も、私は精液で濡れたまま
放心状態で車のシートに横たわっていた。
そんな私を誠くんが何時の間にか、後部座席の中から見下ろしている。
「僕一人の力じゃ、先生は繋ぎ止めていられないって事に
  改めて気付かされました」
まだ性交の残熱で空ろな瞳を向けて、誠くんの言葉を聞き入る。
「だから、決めたんです。奇麗事で先生を愛するのは止めようって」
背中に隠し持っていたビデオカメラを私に向ける。
「あの二人は、先生が望まなければもう何もしません。
  二人の撮ったテープは取り戻したから心配しないで下さい」
右手でカメラを抱えながら、空いた左手でズボンのファスナーを下ろす。

「だけど今日から、先生は僕のモノになってもらいますよ」
ズボンから弾け出た誠くんのペニスが私の目の前に突き出される。
「誠くんの・・・・・??」
奴隷と言う言葉は使わなかったけれど
それは今までの恋愛関係を解消して主従関係を結ぶ宣言だった。
「いつでも、好きなだけ悦びを与えてあげますからね」
指で一扱きしただけで、誠くんのペニスの先から
私の顔に向けて白濁液が飛び散った。
「誠くんの・・・・・ものに・・・」
そう思うと、収まりかけていた情欲の炎が再び燃え上がっていく。
射精したのに元気を失っていない誠くんのペニスが挿入されたと同時に
3人の中学生の精液にまみれて、私はシートの上で気を失っていた。


<裏切りの愛欲・終>

<次章「愛の制裁授業・前編」>


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