官能小説・女教師紀子
女教師・紀子


第二十章:渇いたココロ


一也くんに保健室へ導かれる間に、私の理性は
ゆっくりと正常を取り戻していった・・・。

彼の話だと、私は一人で生徒用のトイレの扉に寄り掛かっていたらしい。
少し乱れてはいたけれど服も身に着けていたし
怪我などをしてる様子には見えなかったけれど
その視線は・・・虚ろに廊下の天井を見つめていたらしかった。

そして、彼にとっては、突然の抱擁。
私が彼から離れたのは、数分が経ってからだった・・・。


「先生・・・失礼します」

カーテンの向こうから声がした。
保健室奥にある休息用の部屋のベッドの一つに、私は腰掛けている。

「はい、どうぞ・・・」
それぞれのベッドを仕切る白いカーテンが開けられて
宮下一也くんが顔をのぞかせた。
手には、私が職員室へ取ってきて欲しいと頼んだポーチを持っている。

「ありがとう、とても助かるわ」
今出来る精一杯の笑顔を向けると、彼はうつむいて小さく頷いた。
「じゃあ・・・少しの間、隣の保健室で待っていてくれる?」

少し頬を染めてカーテンの外に出ていった彼の足音が遠ざかるのを確認して
私は、ポーチの中身をそっと取り出した。
小さく折り畳まれたショーツと、まだ封を切っていないストッキングを
シーツの上に並べる。
そして、ベッドから立ち上がるとスカートのホックに指をかけた。


・・・でも、どうして一也くんがあの場所にいたの?

彼に支えられながら、保健室に辿り着くまでに
何度も思い描いた疑問を心の中で再び繰り返す。

クラス委員の誠くんが、テストについての質問があるからと言って
彼に職員室へ、私を呼びに行かせた・・・と一也くんは言っていたけれど
あの男との行為が済んでからすぐに、トイレの前で佇んでる私を
他の生徒に見られる前に見つけるなんて偶然過ぎないかしら??
まるで、行為が終わるのを待っていたかのように一也くんが現れた・・・。

ううん、そんな事はないわ。
一也くんが嘘をついてるなんて・・・でも、もしも、トイレの前で
私の声が聞こえたら・・・それが、艶めかしい喘ぎ声だったら・・・。

一度、私と関係した彼なら、トイレを覗かなくても
きっと、その声の意味を理解するはず。
教室を抜け出して、授業を放棄して、男と淫らな関係に耽る女教師の
悦びに満ちた声・・・官能に果ててしまうその表情までも、きっと・・・。

教え子の言葉を疑っちゃいけない・・・でも、私も先に嘘をついてる・・・。
急に具合が悪くなって、トイレに駆け込んだ・・・なんて。
私の嘘に、嘘で答えたの? それとも、その嘘で私を・・・・。


サイドのファスナーを降ろして腰から足元へ脱ぎ落としたスカートを
丁寧に皺を伸ばしてシーツの上に置くと、ベッドの端に座り直す。
そして、腰をシーツから少し浮かせて
パンティーストッキングの端に指を差し入れると
ショーツと一緒に引き降ろした。

「やだ・・・もう履けないわ・・・」

太腿の途中で絡まって、内側を見せている白いショーツのクロッチ部分には
発情の証がベッタリと染み付いていた。
何度も溢れ出した愛液は、クロッチ全体を濡らして重たく感じられるくらい。
ストッキングも、太腿の内側部分に濡れた黒染みが付いて
それだけを見ると、まるで失禁してしまったよう・・・。

なんて淫乱な女・・・一日に何度も弄ばれてるのに、またこんなに発情して・・・・。

空調の効いたひんやりとした部屋で、私は下半身を剥き出しにしたまま
しばらくの間、身体の奥に潜む貪欲過ぎる性欲を恥じていた。


<カタン・・・>

小さく、何かが倒れるような音がした。
その音に我に返る。
下半身を曝したままの自分に気付いて、私は慌てた。
足にまとわり付くストッキングが邪魔で、スカートが履けない!
ベッドに腰を降ろしたまま両足を浮かせて、先にストッキングを脱ぎ取ろうとした。

「ぁ・・・っ」

パンプスをまだ履いたままだった・・・。
ううん、脱いでいたとしても同じだったかもしれない。
両足首にストッキングを絡ませた私は、バランスを崩して倒れ込んだ。
ベッドの端に腰掛けてた私の身体は勢い余って床に投げ出される!

「きゃっ!」

短い大きな悲鳴を上げて、私は床に倒れ込む。
頑丈な医療用ベッドは軋みもしなかったけれど
床にパンプスの踵が強く当たって、悲鳴と同時に硬い音を周囲に響かせた。


「先生!?」

床を慌しく走る足音がした直後、転んだ私の上から一也くんの声が聞こえた。
「いやっ、来ないで!!」
下半身を曝したままの私は反射的に叫んでいた。
「見ないで! お願いっ」
膝を抱えるようにして丸くうずくまる。
露な下半身を見られるよりも、下着にまとわり付いた
発情の証を彼に知られるのが恥ずかしい!

「・・・・・・・」

そんな私に、彼は無言だった。
背中に彼の気配が消えない。

見られてる!? 女の部分を・・・そこが淫らに男を求めていた証を!

カァっと全身が熱くなるのを感じた。
剥き出しのお尻、そして愛液をたっぷり含んで濡れ光る下着を見られてる!
その淫らな光景を息を呑んで、無言で見下ろしながら興奮してるの!?
それとも、トイレでの情事の証を、冷ややかな目で軽蔑してるの!?

「お願いだから先生を見ないで! 着替え中なのよっ・・・」

そう叫びながら振り返る。
でも、潤んだ瞳には一也くんの姿は映ってはいなかった。
映っていたのは、白いカーテンに浮かんだ影だった。


「・・・・あっ・・・・」

早合点に気付いて、私は振り向いたまま固まってしまった。
「・・・・先生」
カーテンにうっすらと浮かんだ影が少し揺れる。
「ここからじゃ、何も・・・何も見えませんから・・・」
理不尽にヒステリックに咎められて、一也くんの言葉には戸惑いの色が浮かんでる。
「僕、先生の許可なしに、絶対に、このカーテンを開けたりしません・・・」

「ぁ・・・ご、ごめんなさいっ・・・先生、私、勘違いして・・・そのっ」

適切な謝罪の言葉が出てこない。
「僕こそ、すみません・・・ドタドタと走りこんでしまって」
「・・・・う、ううん」
落ち着いてきた彼に対して、混乱から冷めない私は素になって答えていた。
カーテン越しの会話は、どちらが教師か分からない。
「・・・でも、悲鳴が聞こえたから・・・紀子先生、具合が悪そうだったから」

胸に熱いものが込み上げてくる。
彼が思わず言った「紀子」と言う言葉の中にも
いたわりの気持ちが込められてるのが分かる。
なのに、私ったら・・・あんなに取り乱して、叫んで・・・。

それと同時に、さっきまで彼に抱いていたの疑いが
胸の中で霧のように消えていくのが分かる。
ほんの少しカーテンを開けるだけで、性的興奮が得られるのに
一也くんは自制してくれた・・・。
関係を持った相手に、男の本能を優先させてもおかしくないのに。

男たちの剥き出しの肉欲に翻弄されて、弄ばれ続けた私の中で
きっと、男性不信が芽生えていたんだわ・・・だから
彼の言葉と誠意を疑って、取り乱してしまったんだわ。

こんなに、いい子なのに・・・こんなに私を労わってくれてるのに。

「ごめんなさい・・・理由もなく叫んで、叱ったりして」
ようやく素直になれる。
「謝るわ、本当にごめんなさい・・・一也くん」
私は精一杯の気持ちを込めて、彼の名を呼んでいた。

「・・・い、いえ、僕こそ、本当にすみませんでした」
私の心の篭った言葉に、少し動揺の色を見せる彼。
カーテン越しに見える影も、肩の部分が少し震えていた。

「・・・どうしたの??」

短い沈黙を破って、優しく語り掛けた声に
彼はピクリと身体を振るわせた。

「・・・あ、いえ・・・ご、ごめんなさいっ!」

言葉を詰まらせながら、一也くんはその場を駆け出していた。
上履きの音を響かせて、ベッドのある部屋から出て行く。
私は、すぐに、彼が駆け出した訳を理解した。
そして、私へ向けられた十分過ぎる優しさの理由も・・・・。



「・・・・一也くん、大丈夫??」

カーテンの引かれた窓際にある保険医の仕事机を中心にして
四方の壁に検査器具や薬品棚が並ぶ保健室の中程に
彼は出て行かずに、残って立っていた。
きっと、まだ私の事が心配なのね・・・。
私の声に振り返ると、心配げな表情で私を見つめる。
でも、その頬は不思議と赤く染まっていた。

二人きりの保健室、私はその扉にがかかっているのを横目で確認して
一也くんに近づいていく・・・。
1メートル近づいた所で、彼は耳まで赤くして私から目を逸らせる。
心の中の確信が、暖かい感情に生まれ変わって胸を切なく疼かせた。
私は彼を見つめたまま足を進める。

戸惑い、恥じらい・・・そして、その中にきっと昂ぶりも感じながら
一也くんが、爪先を触れ合う距離で私と向き合う。
半ば開いた口元から少し荒い息が漏れ出ていた。
「・・・・せ、せんせい」
動揺した掠れた声・・・でも、私は躊躇わずに彼の唇を奪っていた。

「んっ・・・ぅんん・・・っ・・・んっ、んっ、ん・・・っ」

ついばむ様なキスを続けながら、彼の背中に手を回して抱き締める。
覆い被さるように身体を預ける私を支えきれず
一也くんは後ずさりして、小さな衝突音と一緒にお尻を机に当てていた。

「んんっ、いけない子ね・・・教師を・・・担任の先生を好きになるなんて・・・」

唇を重ねながら、私は一也くんを非難する。
「いけない事なのよ・・・ぁぁむ、ん、ん・・・そんな気持ちを抱いちゃ駄目」
非難しながらも、私の唇はもっと淫らな感触を求めて蠢く。
「生徒が教師に・・・女を、女を感じて恋するなんて・・・はむン・・・っっ」
溢れ出した唾液が、重なった唇から零れ落ちて二人の顎を濡らす。
「でも・・・でもね、いけないと分かってても・・・先生、凄く嬉しかった・・・」

私は彼の身体からゆっくり離れると、深い溜息をついた。
そして、再び彼の瞳を見つめる・・・。
答えが欲しかった・・・彼自身の言葉で・・・本当の気持ちを知りたかったの。


「・・・のりこ・・・せ、せんせい」

今度は目を逸らさず、一也くんは私の目を見つめてくれる。
でも、何を言っていいのか・・・私がどんな答えを求めてるのか
混乱した頭の中では、まだ整理出来ていないようだった。

きっと、こんな形じゃなく、時間をかけて優しく導いたら
言葉を引き出せるかも知れない・・・でも、彼の気持ちに
はっきりと気付いた瞬間、少しも待てなくなっていたの。

今すぐ聞きたい! 優しさじゃなくて、直接言葉で・・・!

私を想い続けてくれてた、その気持ちの深さを吐露して欲しい。
そして、もし今も私を好きでいてくれたら
その想いに気付かないで、あなたを戸惑わせてしまった事を
肉欲の捌け口に利用してしまった事を謝罪して、許しを請いたかった。


「恥ずかしがらずに教えて欲しいの・・・一也くんの、本当の私への気持ち。
 年上の女性への憧れ・・・今まで、先生、それだけだと思っていたわ。
 でも、違ってた・・・悲鳴が聞こえて駆けつけてくれた時、理解したの。
 私が着替え中・・・そう、裸でいると分かってても、それを忘れるくらい強く
 心配してくれた・・・そして、無事が分かった途端、私を女だと意識したのね。
 きっと、一也くんの中の男が淫らに反応してしまったんだわ。
 大好きな人が、カーテンの向こうで裸でいると感じて興奮したのね・・・違う?」

教え子の目を見つめながら、何故か私は、凄く静かな気持ちで語っていた。
そして、私のその口調に彼も、驚きながらも落ち着いた表情になっていく。

「そんな、一也くんの気持ちも知らないで、先生・・・身勝手に誘惑してしまったわ。
 ・・・ううん! はっきり言わないと・・・先生、あの時、あなたを・・・
 一也くんを求めたのじゃないの・・・男を・・・男の人との交わりを求めていただけ。
 セックスを・・・性的に興奮して、セックスを望んでいただけなのよ・・・」

そこまで告白すると、彼の瞳が少し哀しげに陰るのが分かった。
ザワザワと湧き起こってくる罪悪感に背中を押されて、私は告白を続ける。

「ごめんなさい・・・あなたの気持ち、知ってたら・・・あんな事・・・。
 ぁあ、違うわ、違うわきっと! 知っていても求めたかも知れない!
 生徒の純粋な気持ちを踏みにじって、わたし・・・肉欲を貪っているわ!
 そうなの・・・先生、あなたが想っているような女じゃないの。
 発情したら、誰とでも寝てしまう・・・男を求めてしまう・・・淫乱な女なの」

「・・・・紀子、先生」

告白を遮って、初めて彼が口を開く。
でも、その口調には咎める気持ちは篭っていない。
逆に、優しさすら感じる穏やかな言葉だった。

「もし・・・もしも、それを知って、まだ先生を想ってくれるなら・・・。
 ううん、それって虫の良すぎる話って分かってる。
 軽蔑だけじゃ済ませられない・・・それだけの事をしたんだから、償わせてもいいのよ。
 身体を求めても・・・一度だけなら、先生があなたにしたのと同じように
 愛のない、性欲を満たすだけで先生を抱いても構わない!
 そして、先生の本性を知って、幻滅して・・・先生を忘れてちょうだい」

告白を言い終わると、私はスカートのホックを外してファスナーをゆっくりと降ろした。
タイトスカートは腰に纏わり付かずに、ストンと足元に落ちる。
濡れた下着を脱いだまま、何も身に付けていない剥き出しの下半身が曝されても
私は、じっと一也くんの目を見つめながら答えを待っていた。


哀しげな瞳の表情は消えて、いつもの優しい瞳に戻っていた。
少し間をおいて開いた口からは、思ってた以上に落ち着いた声が響く。

「先生・・・僕、先生の事が・・・ずっと好きでした。
 教師として尊敬して、それ以上に女性として憧れて・・・恋してしまったんです」

待ち望んでた言葉をはっきりした声で聞けて、身体の力が抜けていく。
あとは・・・そう、全て彼に任せよう。
自分の過ち、どんな形でも彼に償ってあげたい。

「でも、僕も・・・先生を非難するなんて出来ないんです」
「・・・・っ!?」

その突然の行為に、私は声にならない戸惑いを上げていた。
一也くんはそう言うと、静かに目を閉じて右手を自分の股間にあてがった。
ズボンの上からでも分かる勃起したペニスを、撫で揉み始める!

「僕だって・・・ちっとも純粋じゃない!
 エッチをする前から・・・こうして、先生を頭の中で辱めて
 何度も、何度も、押さえられない性欲を静めてたから・・・」

見てる間に、股間の右手は忙しなくペニスを刺激し続けて、息が荒くなっていく。
「・・・・だから、先生も自分を責めないで・・・はぁ、はぁ・・・」
目の前で生徒が私を想ってオナニーしている・・・でも、それは淫らには思えなかった。
放課後の部室で見た、ドロドロした肉欲の臭気とは違う別の何かを感じさせる。

「ごめんなさい・・・先生、でも・・・先生が魅力的だから、興奮してしまう。
 姿を思い浮かべるだけで・・・こんなに、硬くなる・・・僕のオチン○ンっ」

甘く切ない気持ちが胸いっぱいに満ちて、私は自然と一也くんと唇を重ねていた。



「のりこ・・・・せんせい・・・・」
「いいのよ、いいの・・・想い続けて・・・先生を感じながら想って」

開きかけた彼の唇に舌を差し入れながら、右手を彼の手に重ねる。
そして、ズボンとの間に滑り込ませると、ファスナーを引き降ろして
張り詰めたペニスを下着の奥から弄り出す。

「ぅ・・・ぁぁぁあ・・・せんせい」
直にペニスに指を絡めると、一也くんの口から切なげな喘ぎが零れた。
「もっと想って・・・先生に女を感じて・・・興奮してちょうだい」
絡めた指で上下にしごく。
ペニスの先から溢れ出した粘液を、擦り込むように少しずつ・・・強く。

「んっ・・・あふっ、んんっ・・・ふぅぅぅむぅ」

差し入れた舌が、一也くんの口の中で弄ばれる。
自分の唾液を絡み付けるように蠢いて、辱める。
私は一也くんに自分の舌を犯されながら、彼のペニスを指で犯し続けた・・・。

全身が溶けてしまいそうな感覚に襲われて、私は唯一
確かな実体を感じる彼のペニスを握り締める!
と同時に、一也くんの舌が私の口に侵入して強い力で吸い立てた!
口の中の唾液が、ズルズルと音を立てて吸い取られていく・・・。
一也くんも、きっと同じ感覚に襲われたんだわ。
溶けていく自分の中に、相手の確かな存在を注ぎ込もうと本能が命じてる。

想いを抱く相手だから・・・自分の中に取り込んでしまいたい! 存在を感じたい!
そう本能が叫んでる・・・きっと、彼の中で・・・そして、私の中でも。

この熔けてしまいそうな感覚は、きっと彼と同じ。
一也くんを・・・愛しいと思ってる・・・だけど、これは愛なのかしら?
肉体は・・・もう、受け入れたいと願ってる・・・彼と交わりたいと望んでる。
だけど・・・愛情は満たされるの? 彼とのセックスで愛を感じられるの??

分からない・・・でも、一也くんとなら・・・こんな私を許してくれた彼なら
試してみたい・・・肉体が、心を満たしてくれるかも知れない。
愛情を感じながら果てたなら、私の中にも彼への愛情が芽生えるのかも知れない。
渇いた心と、貪欲な肉欲が同時に満たされる・・・もし、そう感じられたら
それが愛なのかも知れない・・・彼が、私の全てを満たしてくれる人なのかしら。

いいわ、愛してあげる・・・先生、あなたの愛情、受け止めてあげる!


「っ・・・! せんせい・・・のりこ、せんせいっ!!」

突然、ディープキスから逃れた一也くんが私の身体を抱き締めた!
「せんせい、せんせい・・・ぼく・・・ぁぁぁあ!」
握り締めたペニスがググッ!と一段と膨らんだかと思うと激しく脈動して射精する。
勢いの付いた精液が、私の剥き出しの下半身に降りかかった。
生臭い匂いと共に、私の太腿を、股間を汚していく・・・。

「ぁああ、一也くん、こんなに沢山・・・・っ」
まだ身体にしがみ付きながら、腰を振りペニスを私の手に擦り付けている一也くんの耳元で囁く。
「こんなに想ってくれたのね・・・こんなに・・・嬉しいわ」
そして、腰を密着させると手を離して、まだ硬さを失っていないペニスを股間にあてがった。
ヌルついた精液の付く先を太腿で挟み込む。
「・・・ぁ、せんせい・・・っ」
一也くんの掠れた艶めかしい声が上がる。
その声に背筋がゾクゾクと感じるのを覚えながら、私はゆっくりと腰を前後に揺すり始めた。


「せんせい・・・紀子先生、何を・・・何をして・・・」
指とは違う感触に、一也くんの戸惑った声が上がる。
「愛してあげる・・・今日は先生が、ぁぁ、一也くんを愛してあげるの」

太腿の隙間からスルリと抜け出しそうになるペニスの根元をしっかり指で押さえて
肉襞がペニスの先に当たるよう腰を落としながら、柔らかな秘部でペニスを刺激してあげる。

「どう? 気持ちいい?? 先生のアソコ・・・柔らかい?」

そう悪戯っぽく囁くと、喘いでいた一也くんの呼吸がピタリと止まった。
「え・・・? 先生の・・・アソコ??」
自分のペニスに押し付けられてる物の正体を知って、声が少し裏返る。
「そうよ・・・あの時、一也くんので何度も弄ばれた、先生のオマ○コ」
「先生の・・・オマ○コ・・・・・」
小さく囁いた一也くんに変化が起こる。
ペニスが頭をもたげるように、子宮まで貫きそうな勢いで反り返り始めた。

「・・・・ぁっ、んんっ」
突然、ペニスの先が秘部の肉襞に潜りこんで来て
私は思わず腰を浮かせて、小さな悲鳴を上げる。
でも構わずに、一也くんは本能に任せて腰を上に突き上げてくる!
「ぁっ、ぁぁ・・・ぁン、やだ・・・一也くん・・・っ」
肉襞奥の膣口には届かないけど、秘部を何度もペニスの先で突付かれて声が零れる。
「ひっ・・・ぁ、はぁぁ、あン、ぁあン・・・っ、っ、っ!」
ペニスの先でノックされるように、クリトリスが突付かれ擦られる。
「やっ、やだ・・・そこは・・・はっ、はぁぁ、んんン・・・っ」
クリトリスを外れた時は、尿道口の辺りにペニスの先が届いてしまう。
ペニスの入りようもない小さな秘口が弄られ、弄ばれる。
鈍い痛みと、鋭く短い痛みが交互に襲ってきて、頭の中で火花が飛ぶ!


「はっ、はっ、はぁぁっ! ぁぅン! ダメぇぇ・・・っ」

絶え間ない責め苦に、とうとう私の口から大きな喘ぎが吐き出されてしまった。
でも、その途端、ピタリと責め苦は治まり、緩やかな刺激に摩り替わった。

「・・・・ぇっ? 一也くん・・・ぁぁ・・・ン、ぁぁぅん」

硬い刺激が一転して柔らかな刺激に変わって、甘えた声を紡ぎ出す。
甘美な官能が、小波のように打ち寄せて身体が溶けていく・・・。


「どっちが、いいの? 紀子先生の好きな方・・・してあげたい」
「か、一也くん・・・・」

一也くんは本能のままペニスを突き上げて来たのではなくて
私の反応を見ながら、私を悦ばせようとしていたんだわ。
「いいのよ、一也くん・・・今日は、先生があなたを・・・ぁぁ、ぁぁン」
私の言葉も、肉襞から湧き起こる痺れるような快美感に途切れてしまう。
「本当よ・・・本当に先生が・・・ぁぁぁ、くふっ、ぁぁぁは」
意思を奮い立たせても
官能の波に呑まれて艶めかしい喘ぎばかりが零れてしまう。
「してあげたいの・・・んン、こんな先生でも好きでいてくれるあなたに
 愛情を持って・・・はぅン、先生から愛してあげたいの!

気持ちを精一杯奮い立たせて、彼に抱きつく!
反動でペニスが股間から抜け出て、内太腿に張り付く。
脈動を続ける確かなペニスの存在感を感じながら、私は全身を一也くんに擦りつけた。

「先生・・・凄く、いい匂いがする・・・」
「・・・・・・・」

思い切り抱きついたせいで、お互いの顔が見えなかったのは幸いだった。
一也くんに、素直に女の部分を褒められて、きっと私は
少女のような恥じらい顔をしていたに違いなかった。
照れ隠しで、なおも強く彼を抱き締める。

「先生が喜んでくれるのが、僕・・・嬉しいんだ。
 授業でも、放課後でも、紀子先生が本当に嬉しそうな顔をしてくれたら
 凄く幸せになれる・・・・だから、今も・・・ひょっとしたら
 もう二度とないかも知れない体験だから、僕・・・先生を・・・」

言葉の途中で、彼の声が涙声に変わるのを聞いて
私は、そっと抱擁を解いて、一也くんと見つめ合った。

「先の事は分からない・・・でも、今は・・・今だけは
 紀子は一也の恋人なのよ・・・だから、一緒に感じましょう。
 身体も心も一つになって、溶け合うの・・・。
 紀子を感じさせてくれたら、紀子も一也を・・・愛してあげる」

今度は、自然と重なり合うキスだった。
唇の柔らかさを確かめ合った後、お互いの舌が交わったのも同時。
しばらく重なった唇の周辺で絡み合っていた一也の舌が入ってくる。
訪問を歓迎しながら、私の唇が一也の口を啜る。
彼の唾液が口の中に流れ込んで来ると、私は喉を鳴らしながら飲み下していた。

舌の訪問の応酬が続く中、躊躇いがちに私の胸の上に添えられた一也の右手に
手を添えると、生徒にレクチャーするように、優しく丁寧に胸の愛撫の仕方を教えた。
彼がすぐにそれをマスターすると、胸からも優しい甘美感が溢れ出てくる。
ブラウスと下着の隔たりがもどかしい・・・もっと強い刺激を求めて
彼の手に胸を押し付け続けた。

腰に回されていた彼の手を取り、股間へ導く。
その濡れ具合に驚きながらも、秘部の作りを確かめるように丁寧に指を這わせる彼。
厚く充血した肉襞を掻き分けながら、秘部の奥を弄ぶ。
クリトリスの包皮を摘んで小さな悲鳴を上げさせると、今度は肉襞の内側を一枚ずつ
優しく指の腹で擦って、湧き起こる切ない刺激に私の腰を淫らに身悶えさせた。

「はむぅぅ・・・ン、ン、んんっ・・・いいの・・・ぁああ、凄くいい!
 紀子の胸が、アソコが・・・いっぱい感じてるぅ・・・一也の指で感じてるのぉ!
 だから、お願い・・・お願い、もっとぉ・・・もっと、紀子を・・・ぁぁあっ!
 そう! それ感じるぅぅ!! たまらない・・・たまらないの!
 弄ってぇ・・・掻き回してぇ・・・はあぁぁン! かずやぁ! して、してェ〜。
 紀子、イキそうなの・・・ぁぁ、先にイクぅぅ! 許して・・・一也、許してぇ。
 紀子、もう・・・もう、ぁぁぁあっ、イッてるわ! ダメぇ、イクゥゥゥ〜!!」


胸が切なさでいっぱいになって、腰をガクガク震わせながら
私の頭の中が真っ白に染まった。
落ちていく浮遊感・・・でも、彼は絶頂感に浸らせてくれなかった。
倒れ込みながら抱き付いた私の身体を抱き起こすと
私は、保険医の机の上にうつ伏せにされる。
剥き出しのお尻を愛しげに撫でながら、後ろに回りこんだ。

「ぁぁ、一也・・・まだなのね・・・いいわ、来て・・・」

絶頂の余韻で揺らめいてる身体を、無理矢理起こして振り返る。
彼の少し戸惑った表情が見える。
女を・・・担任の女教師を、まるで強姦するかのように
後ろから犯す行為に躊躇っているよう。
情感の篭った手つきで両手でお尻を撫でながらも
粘液で濡れ光るペニスをアソコに押し当ててこない・・・。

「いいのよ、紀子の中で気持ちよくなって・・・射精して・・・」

私は、彼に勇気を持ってもらいたくて、両手を腰に伸ばした。
挿入しやすいようにお尻を突き出しながら、お尻の肉を掴むと
左右に広げてアソコを露にする。

指で果ててくれなかった彼に、身体で奉仕したかった・・・。
ううん、私自身も彼が欲しかったの。
誰のペニスでもない・・・一也のペニス・・・。
私を愛する人が与えてくれる肉欲の悦び・・・愛情を感じながら
セックスで果てたいと望んでいたの。


「するよ・・・オチン○ン、入れるからね」
「・・・・うん、来て・・・入れて」

ペニスの先がお尻の中程に当たる。
それは、まるで私からもっと淫らな反応を引き出そうと
焦らしているかのように、何度もお尻の穴の周りを突付いた。
「ぁ・・・っ、ぁぁン、ダメ・・・ぇ」
くすぐったさがお尻から湧き起こって、私は身悶えた。
でも彼は、私の反応を勘違いしてるのか
執拗に何度もペニスの先でお尻の穴の回りを突付く。

「いや・・・っ、はぁぁぁ、ぅ、ぅぅン・・・変よ・・・」

くすぐったい・・・でも、妙なの・・・くすぐったさが
少しずつ、官能的な甘美な刺激に変化していく・・・。
「ダメぇ・・・そこ、違うから・・・ぁぁ、なに? 変よ・・・変なの」
突かれた箇所からペニスの先が離れると
すぐに官能的な疼きが湧き起こってしまう。
再びペニスの先がそこを捕らえると、言い知れない満足感が与えられた。
「ぁ、はぁぁぁ・・・そこ、何故なの・・・違うのにぃぃ・・・」

お尻の穴・・・そうよ、ほんの少し前まで、アナルボールで辱められた場所。
授業中に・・・廊下で・・・そして、トイレの中で感じてしまった場所・・・。
あぁ、私、また同じ場所で感じてしまうの??
性器ではない場所・・・アナルで、狂おしい刺激に身悶えてしまう?

そんなの、イヤよ・・・今は、私、愛されたいの・・・!
心も身体も一つに繋がったまま、彼の愛を感じながら果ててしまいたい。
変態的な肉欲に溺れるだけじゃ、これまでと変わらないわ!


「ぁぁぁ、もう、お願い・・・早く、早く来てェ!」

はしたないアナルで感じ始めてしまった自分を打ち消そうと、恥じらいもなく
私は、お尻を高く突き出した。
右手を股間に差し入れて、秘部に指を這わす。
びっくりする程濡れてしまってる肉襞を
そのまま愛撫してしまいそうな官能の誘惑を押し殺しながら
二本の指で掻き分け押し広げてペニスの挿入を待ちわびた。

入れられたら、きっとすぐにイッてしまう・・・。
歓喜の喘ぎ声が保健室の外にまで零れ出るのを恐れて
私はジャケットの袖を口に押し当てて息をこらす・・・。


「入れる・・・ね・・・入れて・・・あげ・・・」

彼の言葉は最後まで私の耳に届かなかった。
すぐに、初めて体験する痺れるような圧迫感がお尻から湧き上がって
私にくぐもった悲鳴を上げさせる!


「ひぁっ! くぁぁぁぅ・・・っっ!!」

全身から汗をドッと噴き出しながら
私は事務机の上で、息も出来ない程の圧迫感にのたうった。
「入ったよ・・・ぇ? 先生?? 紀子先生・・・・!?」
私の過敏な反応に戸惑った彼の声が、背中から聞こえる。
「ご、ごめんなさい・・・もっと優しく、ゆっくりしなきゃ・・・」
焦っている声が聞こえたと同時に、一度体験したあの感覚が私を襲った!

「ダ、ダメぇぇ!・・・動かさ・・・ない・・・で・・・」

息が詰まりそうになりながら懇願する。
ほんの少し動かされただけで、擦れたアナルの粘膜から
アナルボールが引き出された時と同じ
頭の中を直接指で掻き毟られるような刺激に襲われる。

「はあぁぁぁ・・・っ、はぅ、んんん・・・ンふぅ!」

全身がゾクゾクと振るえて、糸を引いたような喘ぎが零れ出てしまう。
机の上に頬を擦り付けながら耐えるので精一杯!
もし、このまま一気にペニスを引き抜かれたら
トイレの時と同じように、狂ったように叫んで果ててしまう!

「そのまま・・・お願い! 動かず、そのままで・・・いて・・・」

搾り出すような私の声に、アナルからペニスが抜き出される感触が収まる。
「はぁ、はぁ・・・きついよ、せんせい・・・」
一也くんも同じように喘ぎながら応える。
「そんなに、締め付けちゃ・・・ぼく・・・」


きっと、そうなんだわ・・・一度、交わっていても
まだ自分がリードするセックスを体験していない彼は
ペニスをお尻に押し当てた時から、場所を勘違いしていたんだわ。
ペニスの先で愛撫された私の反応を、普通の愛撫だと思っていたんだわ。
女性器ではなくて、お尻の穴・・・アナルに挿入した事に
まだ気付いていないんだわ!

「ぁぁ、気持ち良すぎて・・・動かしたいよ・・・せんせい」
お尻に添えられた彼の両手が、強く掴んでるのを感じる。
「ダメ?・・・少しだけ・・・ねぇ、少しだけ動かすよ・・・」
私の返事を待たずに、一也くんの腰が蠢いた。

「・・・ぁっ! イヤん・・・はぁぁっ!」

それは、ほんの少しの腰の動きだったかも知れないけれど
アナルが感じたペニスの起こす刺激は
それだけで保健室に響くような喘ぎ声を私に上げさせた!
秘部を押し広げたままの指に、新しい愛液が降りかかる!
きっと、彼の腰が途中で止まらなかったら
私はそのまま果ててしまってたかも知れない。

「気持ちいいの? ねぇ、紀子先生・・・僕のセックス、気持ちいい??」

上ずった声で一也くんが尋ねる。
きっと、尋ねてる彼自身、凄く感じてるんだわ。
普通のセックスとの違いが分からなくても、私のお尻の中で
彼のペニスは甘美な刺激に包まれて、歓んでる・・・。

「僕は・・・ぁぁ、紀子先生の中でこんなに・・・こんなに感じるっ」
ほんの少し引き抜かれたペニスが、再びアナルへと押し込まれる!
「ぁっ・・・はぁぁっ! かずや・・・くぅん・・・っ」
襲ってくる圧迫感!
ペニスを根元まで串刺しにされて、私も喘ぐ。
「優しくするから・・・ね、優しくするから、先生も感じてよ」
再びペニスが引き抜かれる・・・ほんの少し。
そして、また奥まで、ペニスが根元まで押し込まれる!


「か、一也くん・・・はぁぁ、そこは・・・ぁぁっ、そこは違うの・・・ぉぉ」

言葉を搾り出すのに精一杯だった私の口が滑らかになっていく。
粘り強い彼の、ゆっくりとした抽送で
押し込まれた時の圧迫感は強いけど、粘膜が少しずつ刺激に慣れていくのが分かる。
そして、それと同時に少しずつ・・・少しずつ
ペニスのストロークが長くなっていって、スピードも速まっていく!

「何が、違うの・・・? 先生がイヤなら、やめるから・・・言ってよ」
抽送のスピードが収まる・・・一也くんは、私の答えを待ってくれていた。
「違うのよ・・・そこは、そこはね・・・ぁぁぁ、でも、感じてしまうぅ・・・」

その言葉は、間違いに気付いて萎縮してしまう彼への配慮じゃなかった。
昨日までなら、変態行為として蔑んでただろうアナルへの愛撫とセックスに
私の身体は淫らに反応していたの・・・。
挿入の刺激・・・排出の刺激・・・そのどちらにも、感じてしまう!
普通のセックスのように、膣内がペニスで満たされる挿入感・・・そして
引き抜かれて襞肉が擦られる痺れ・・・それと似てるのよ。
違いは・・・押し広げられた粘膜が悲鳴を上げているようなチリチリとした痛み。
でも、それすら湧き起こってくる快美感に薄らいでしまう・・・。
ペニスを受け止めながら広がって・・・痺れるような快感を私に与えてるの!

「いいのなら・・・先生が気持ちいいのなら・・・続けるよ、もっと強くっ」
挿入のピッチが容赦なく上がる!
「か、感じるわ・・・ぁぁっ、感じてる! いいっ、続けて! 一也くぅん!
 私、お尻で・・・お尻の穴で感じてるの!! あなたのペニス、お尻で感じてる!」


「・・・えっ・・・?!」

私の歓喜の叫びに、一也くんの動きがピタリ!と止まる。
「・・・お尻って・・・えっ?・・・ぼく、先生のお尻に?!!」
掠れた声と一緒に、それまで情熱的にお尻を掴んでいた両手がゆっくりと離れる。
「でも・・・先生、感じてて・・・え? 違うって・・・この事・・・」
アナルの奥に突き刺さったペニスが、震えながら引き抜かれてしまう・・・。

「ダメっ、ダメよ! 抜かないで・・・抜いちゃイヤ!」

無意識にそう叫ぶと、私はお尻を彼の腰に突き出して
抜けかかったペニスを再びアナルに押し入れる!
「くぅ・・・ぁぁぁっ! いっぱいよ・・・オチン○ンが気持ちいい!」
アナルセックスの陶酔に、膣内に潜り込んでいた指が歓喜の刺激で締め付けられる。
「感じてる・・・の、先生・・・お尻で、オチン○ン感じてるのぉぉ・・・!」
それでも逃げようとする一也くんのペニスを追いかけて、私は何度も腰を振りたてた。


「で、でも・・・ここは、ここはセックスする場所じゃ・・・」
犯している女が目の前で腰を振り続けても、彼の戸惑いは解けなかった。
でも、彼のペニスはしっかりと私のアナルを串刺してる・・・。
そうよ、彼もいいんだわ・・・私のアナルの中で凄く感じてる!

「気持ちよく・・・ない? お尻だとイヤ? 感じない??」

今度は、私の方が彼に尋ねる番だった。
「先生は、感じてるわ・・・こうして少し動くだけで・・・ぁぁ、凄くいいのっ」
艶めかしく腰を振りながら、彼の目を見つめる。
「変態・・・だわ、こんな所で感じるなんて・・・先生、変態なの・・・ぉ」
目を閉じて刺激を味わう・・・腰を振るスピードを速めていく。
「一也くんは感じてないの? ねぇ、先生のお尻で気持ちよくならないの??」

私の言葉に、少しずつ・・・彼の両手に力が戻ってくるのが分かる。
「・・・気持ちいい・・・先生のお尻・・・お尻なのに、ぼく・・・」
揺れる腰が掴まれて固定される。
「紀子先生のお尻・・・大好きな人のお尻の中・・・ぁぁ、気持ちいいよ!」
ペニスが大きく引き抜かれると、一気にアナルを犯した!

「ぁぁぁっ、はぁ、はぁぁぁンン! かずやぁ! そこいいっ!!」

二人の腰がぶつかり合って、反動で机の上に押し付けられても
私は歓喜の言葉を口にしながら、絶頂感に身悶えていた。

「凄い・・・っ、凄いの! お尻でこんなに感じるなんて! 初めてなのにっ!」
長いストロークでペニスに貫かれる度、机が軋んで悲鳴を上げる。
「初めてなの?? 先生、お尻でするの・・・初めてなの!?」
抽送のピッチを上げながら、彼が聞いてくる。
「は、初めてよ・・・アナルセックス・・・先生、初めてなのにイッてしまいそう!!」

「ぼ、ぼくが初めて・・・先生の初めての相手・・・!」
「そうよ、そうなの! 初めて犯されるの! 一也に・・・お尻を・・・犯されるぅ!」

「先生っ! 紀子先生!! 好きです・・・大好きです・・・!」
「私もよっ、好き・・・っ! だから、かずやぁぁ・・・もっとして! 紀子にもっと!」

「してあげる! 先生を・・・紀子を、僕ので犯してあげる!! イカせてあげる!」
「してぇ! して欲しい!! ぁぁぁあっ、お尻でイクぅぅ! 紀子、お尻でぇぇ!」

「いくよ! 紀子のお尻で・・・出るっ! お尻の中に出しちゃう!!」
「出して! 射精して! 一緒に・・・一緒にぃぃ、一也もイッてェェェェ〜っ!!」




熱い物アナルに弾けるように注がれる・・・ぁぁっ、また!

「せんせい・・・また出ちゃった・・・先生の中で・・・お尻の中で・・・」

一也は一度の射精だけでは許してくれなかった・・・。
アナルへの射精の後、絶頂の余韻に浸る私を若い性欲で容赦なく犯したの。
すぐに硬さを取り戻したペニスが、精液で満ちたアナルを辱める。
精液が溢れ出して太腿に伝う頃、二度目の射精・・・そして、今も
私の背中にしがみ付きながら、腰を震わせてアナル精液を注ぎ込んでる・・・。

「ぁぁぁ、かずや・・・もう、もう・・・許して・・・紀子を許してぇ・・・」

幾度も味わった絶頂感に翻弄されて、私は彼に許しを請うた。
でも、彼の身体は・・・若い貪欲な肉欲は私を離してくれない。
次の勃起が、アナルの中で起こってくるのが感じられる・・・。

「せんせい・・・せんせい・・・ぁぁ、お尻の中、気持ちいいよ・・・」

それでも背中から抱き締められ、胸を愛撫されると
情欲の炎が、再び私の身体にも灯ってしまう・・・。

「いけない子・・・いけない子だわ・・・でも、ぁああ、感じるぅ・・・オチン○ン
 紀子のお尻に、もっと欲しくなっちゃうぅぅ・・・!」

アナルから垂れ流れた精液を、指先に塗して秘部に塗りたてる。
・・・気持ちいい・・・アナルを犯されながらするオナニー・・・気持ちいい。

精液をたっぷり塗り終えると、指を中に押し入れた。
纏わり付く粘膜の奥に、勃起したペニスの硬さを感じる。
そこを何度も指先で擦り付けると、甘い痺れが全身を駆け巡って私は身悶えた。
しこった乳首を机の上に押し潰しながら、嗚咽を漏らして彼に懇願する。

「・・・欲しいわ・・・ねぇ、アソコにも・・・オマ○コにも、してぇ・・・」

そう強請りながら、お尻を振り立てる。
でも、彼は応えてくれない。
ペニスをアナルに突き立てたまま、腰も振らずにじっとしている。

「お尻の方がいいの? ねぇ、紀子のオマ○コより、お尻の方が感じるの??」

彼がアナルセックスに夢中になってると思った私は、代わりに指を
膣内に出し入れして、オナニーを貪った。

「オマ○コも・・・ぁぁ! 気持ちいい! こんなに気持ちいいのよ!!
 ねぇ、して・・・して、してぇ! かずやぁ、紀子のオマ○コにもしてぇぇ!
 一也のオチン○ン、紀子に・・・紀子に入れ・・・・・」


誘惑の眼差しで彼を見た私の声が途切れる。
私が突っ立ったまま動かない彼の視線の先を追うのに、そんなに時間はかからなかった。
そして、彼同様、視線の先を凝視したまま、私は身体を硬直させる・・・。

「・・・・先生・・・・紀子先生・・・・」

それは、一也くんの声ではなかった。
三人の中で唯一声の出せる誠くんの言葉が続く。

「・・・ふふ・・・楽しんでますね・・・淫乱教師」

パニックになりかけていた頭の中で、それでも私は
第一声とは打って変わった誠くんの冷笑の中に
奇妙な暖かさを見つけて驚きを感じていた。






<渇いたココロ・終>

<次章「背徳の媚薬」>


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