女教師紀子・第二十五章「あとがき」


前回の章のあとがきで、最長不到未更新記録!・・・なんて言ってましたが
気付けば、さらに記録更新の上、前章公開から一年以上経ってしまってました。(^^;)

それもこれも、去年の夏コミの新刊「紀子先生の補習ディスク」で
散々、外伝小説を書き下ろした反動(燃え尽き症候群?)ではないかと思っております。
やっぱり、何事も程々のペースが良いのかと・・・。


今回も難産だった「第二十五章」でも相変わらず
紀子先生は自分が蒔いた種の事後処理業務に追われています。(さすが教師!?)(^^;)

長い間お付き合い下さっている方は、お気付きかもしれませんが
二十五章にして、片手以上の相手と数多く交わりながら
作品内の時間経過は、ほんの数週間・・・家庭訪問の恥辱以来、一ヶ月程度しか経っていないんです。
つまり、作中の登場人物にとってみれば、教え子と一線を超えてしまったのも、レイプされたのも
校務員からアナル調教されたのも、アナルセックスの味に目覚めかけたのも・・・全て
駅前短期留学程度の期間に起こった出来事なんですよね。(^^;)
ですから、紀子先生にしてみれば次から次に起こる厄災に翻弄されながらも
時には相手をしてしまった教え子へのフォローもしっかりしなければならないのです。

ここら辺、文庫小説では、ヒロインの「心の傷」を時間の経過で癒し(忘れさせ)たり
逆に、立て続けに事件を起こして(監禁物がこの手法)冷静に考える時間を与えない方法を取って
作者が引いたレールの上に、上手く登場人物を乗せて運ぶ手法が見うけられます。

でも、「女教師紀子」では、紀子先生は監禁されている訳ではなく
自宅で起床して、出勤登校し、授業やホームルームを仕事としてこなし、帰宅する・・・。
自虐的な性癖に悩み、教え子を巻き込んだ後悔に苛まれる時間を十分に持っています。
さらに、学校に行けば嫌でも当事者と顔を突き合せなければならないので
激しい自責の念に縛られてしまいます。(マゾ的本性のせいもあったりして・・・)
そんな訳で、今回、紀子先生は(きっと読者は半分忘れかけてるだろう)一也くんへの心のケアに
奮戦!・・・そして、案の定「ミイラ取り」の末路を辿ってしまいました。(^^)


さて、肝心なプレイの中身についてですが、あまり捻った物にしませんでした。(^^;)
生徒の視線を感じながらの露出オナニー・・・シリーズ序盤でよく見せていたプレイですよね。

後半への出し惜しみと言う訳ではなく、バイブや利尿剤などのギミックを使ったプレイが続いたので
心理的な恥辱プレイをメインに描きたい気持ちが多少ありました。
でも、生徒の熱い視線やオナニーをオカズにした連載序盤の「妄想型」と違って、確信犯的に
ギリギリのスリルまで味わう紀子先生は、自身の自覚も芽生えてきて
マゾヒストの道を着実に進歩しているのではないでしょうか??
夜の公園で全裸にコートだけを羽織って、帰宅途中の美少年を待ち構える日も近いかも・・・。(^^)




そして次回、二十六章は・・・今章ラストの通り「大人(オヤジ)の時間」となります。(^^;)

まぁ、そんなにハードなプレイにはならない事は、読者の皆さんがよくご存知の通りで
視覚的かつ心理的な戦い・・・例えて言うなら『ジョジョの奇妙な冒険』のよーな展開(大嘘)に
なるのではないかと期待していただければ幸いでございます。(^^)





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第二十五章を直接読まれた方。
前章と第二十五章を繋ぐインターミッション的な作品「とある女教師の寝室」を公開中ですので
ご覧下されば、第二十五章に誠くんが出てこない理由がお分かりいただけるかと存じます。(^^)

第二十四〜五章インターミッション「とある女教師の寝室」