電子媒体レセプトと電子カルテ普及にあたって行政への注文

  1. 保険制度の簡素化(リストラ)全ての保険(国保.社保.労災.等々)制度を一本化することによりプログラミングのロジックは簡単になり又保険審査もこれにより簡素化される。又これに関わる人件費も莫大な金額が節約できる。これは国家財政の負担を軽減する筈だ。
  2. 保険者No.記号.番号も数字だけを使用するよう各保険者に指導してもらいたい、これにより患者を電子カルテに登録するのがテンキーだけで行え、受付作業がスピードアップ出来る。どうしてもと言うことなら少なくとも英小文字を使用するだけにしたい。
  3. 保険点数等の法改正は少なくとも六ヶ月前(現状はたった一ヶ月前後、実にけしからんどんな理由があろうとも行政怠慢としか言い様がない)には各医療機関電子カルテ開発メーカーに詳しい内容を伝える事。プログラムの変更には時間がかかるのを行政は理解しなくてはならない。
  4. 確認試験:という事でレセプトフロッピーで提出出来るようになったが、その構造が大変複雑である。ガイド書もあるがこれがかなり読み辛い、ある程度仕方がない部分もあるが、確認試験のエラーに対してもう少しわかり易い回答をいただきたい。担当者が知識がないので返事が返ってくるのが遅い。これは開発者にとっては重大事であることを行政は認識して欲しい。
  5. 折角フロッピーでレセプト請求が出来るようになっても、紙総括表を提出しなければならない現行制度は電子化の意味を半減させる。行政側にレセプトチェック機能があるのだから、総括表を作る機能が在るのが当然である。
  6. 総括表:これは、上記6が満たされれば医療機関が所持しているだけでよい。現行の国保総括表の黄色い紙も不要になる。もともと色違いの総括表が存在することが、ソフト開発を複雑にさせるし、レセコンの機能が充分発揮出来ない因になり、ソフトと高騰と、使用者のベネフィットを障害していることを行政は認識していただきたい。 
  7. 他の医療機関の患者情報が入手出来るシステムの指導を行政的にしていただきたい。レセプトのデータが有るなら、病名、投薬内容は医療機関にイントラネット等で公開出来るはずだ。
  8. 医薬分業システムはもっとに強力に進めていただきたい。これを行うことで少なくとも薬価改正のロジックはプログラム上省く事が出来る。厚生労働省のホームページから薬価のや診療行為の保険点数データがダウンロード出来るようになったのは非常に有難い
  9. 薬価の計算方法をもっと単純化すること。現行ではあまりにも妙な計算方法だ。
  10. 生年月日、保険の有効期限など全ての年月日に関する事柄は西暦を採用すること。日本だけしか通用しない年号使用は時代錯誤であるし、今生天皇が変わればソフト会社が儲かるような事になるシステムは国が率先して廃止しなくてはならないのだが‥‥。 

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