(2)マレーシア・ジョホールバール


シンガポールから国境を越えてマレーシアに着くと、そこが「ジョホール・バール」と いわれるマレーシア最南端の都市です。 マレーシアという言葉で皆さんが思い付くのはどんなことでしょうか?

私の場合は貧弱な知識で、
(1)元気のいいマハティール首相
(2)シンガポールとタイの間
(3)マレーの虎「ハリマオ」(これは名前だけどっかで聞いたことがある程度)

くらいで、もともとシンガポールに行く今回の旅行に”おまけ”のように ついていたので、知識ができた...程度のところでした。

そこで、ガイドさんからの受け売りの知識を.....

・このジョホールバールはマレーの最南端に位置し、シンガポールとは
   橋のような陸地で結ばれています。
・マレーの国土の広さは日本とほぼ同じですが、人口が2000万人余りと、
   日本に比べて非常に人口密度の低い国です。
・また、マレーは5人のサルタンといわれる王様が各地を支配しており、
   5年毎にその中から国王が順番の就任するそうです。王様のいない地域は
   知事が治めるんだそうです。
   (マハティール首相との関係がよくわかりませんが、「君臨すれど統治せず」
   といったところでしょうか、王様はとってもお金持ちだそうです)
・マレーシアには、車検がありません。従って町を走っている車の中には、今にも
   つぶれてしまいそうなものも、散見されます。(でも、高い車検がないのは
   うらやましいですね)

このジョホールバルでは、2個所の観光が組み込んであります。

イスラム教寺院の「アホ・ババール寺院」
別に何にもない寺院で、イスラム教ではない私たちは立ち入ることができず、 入口から中をのぞく程度でガイドさんの説明を聞き入っていました。それによると

・イスラム教は毎日5回、聖地の方を向いてお祈りをしなければならない
・大理石はマレーの特産、窓のステンドグラスやシャンデリアはどっかからの輸入、 屋根瓦は日本の「さんしゅうガワラです」だそうです

説明が終わると、その辺にいた人がやわら店を広げて (といっても、地面に商品らしきものを広げて声をかけてくるだけ) 観光品を売りまくります。(あんまり誰も買ってなかったなぁ) 幸か不幸か、そのとき、急に大雨が降ってきて、足早にバスのなかへ...

宗教の関連で盛んに「オウム真理教」がジョークの中に何回か出てきたのが気になりました。

民族村
その寺院から5分か10分ほど走ると、民族村のようなところへ連れて行かれ、 そこが、高床式のマレー人が現在も住んでいる住宅だそうで、入口では、 マレー人の女性が民族舞踊の様なものを踊っており、それが済むと、 民族楽器のようなものの(日本人向けの日本の曲が1曲)演奏があり、 そのあと、住宅の中に案内されました。
部屋の中には一番いい場所に国王の写真が飾られており、ネコが数匹存在しています。 家の中を通りすぎると土産物販売所が隣接されています。
そこでは、錫のグラスの製造実演がされていて、あんまり簡単なんで、 土産物として並んでいる値段と比べると、買う気にもなれずバスのなかへ...

ちょっと、大袈裟に言うと、「探偵ナイトスクープ」の番組の「パラダイス」のような 雰囲気のところでした。


(0)シンガポールについて (2)シンガポール市内観光
もどる