(3)夜の中華街


この夜は「トライショー」といわれる一人乗りの人力三輪車で隊を組んで 「アラブ人街」や「インド人街」を案内してもらうオプションが予定されて いましたが、天気も悪く、1人9,000円の料金は安ツアーを利用している 者にとっては、他に使い方が有効...と、このオプションには参加せず、 ホテルに帰って、着替えてから、中華街に行きました。

この「トライショー」について


今回のシンガポール旅行で、昼間に2回ほど見かけたのですが、 草色のTシャツみたいな(蛍光色か?)制服でそろえられた自転車のこぎ手の 横にサイドカーのように接続された座席があり、観光客はそこに座ります。 こんなのが何台も、時には何十台も2列の隊列を組んで、街の中を進みます。 「アラブ人街」や「インド人街」は、現地のガイドさんの言葉ですが、 ”危険”なので、座席からは降りずに進む、そうです。
ツアーでなく、個人でも乗れるようですが、その場合は危険が多いので、 やめたほうがいいそうです。また、「この隊列は多い方が面白い」との事。 私たちの他にもこのオプションに参加しない家族もいたので、 その理由を聞いてみると、「大勢の隊列で進んでいっても恐い目にあった」話を 聞いているので見合わせたそうです。

夜の中華街

上の「トライショー」には参加しない旨の意志をガイドに伝えたとき、 ガイドさんは執拗に参加を進めたのですが、その時間を利用して中華街に 行きたいといったところ、
「タクシーはどこへ連れて行かれるかわからないので利用しないように」
言われました。でも、私たちの泊っているホテルから地図で見ると、30分くらいで 歩けそうですが、土地勘もなく、方向感覚も全くないので、これは断念。
次にシンガポール自慢の地下鉄「MRT」で行こうと、ホテルのフロントで 地下鉄に乗りたい旨を話し、地下鉄の駅の方向を聞いたのですが、フロントの人は 「地下鉄では行けない、64のバスで行ってください」という説明。でも、 どこのバス停で待てばそのバスに乗れるのかわからず、そうこうしているうちに、 それとは別に妻がホテルのドアボーイと交渉、「タクシーの4人乗りはOKか?」、 地図で行き先を示し「ここへ行きたい」と強引にドアボーイに交渉。結局、ホテルの前から タクシーを止めてもらって、最短コースで中華街に到着することができたのですが、
何と、タクシー代は3.5ドル(約300円)。

	それはそうと、いつの間に妻はこんなに強くなったのかなぁ
	前回のバンコク旅行で、どうも、相当自信をつけたようです

実は中華街に行った目的は、旅行前にインターネットでネットサーフィンして 「何か変わった土産物を」というのでサーチしていて、 「あほるのシンガポール穴場情報」(http://www4.justnet.ne.jp/~ahoru/) でお教え頂いた「シルクのパジャマでも」買ってかえりたい!ということでした。
幸い、中華街に着くことは着いたのですが、くだんのお店は夜の8時過ぎということもあって ビル、番地まで特定できたものの探し当てることが出来ず、他の店に入るのも躊躇されて この買い物は断念。
せっかくここまで来たのだからと、中華街を散歩。町中は、9時頃でもにぎわっており いろんな匂いがしてきます。果物の王様”ドリアン”が屋台で1こS$1(約85円)で 売っており、その近くにすえられた露天のテーブル席では、おおざっぱに割り裂いて それを食べています。その道端にはごみかごのようなものにドリアンの殻が 山のように捨てられており、そこから発すると思われる何ともいえない匂いが 他のお店が売るいろんな食べ物とあいまって、複雑にからんできます。

もっともっと歩き回りたかったのですが、妻が「しんどい!歩けない!」と 言い出したので、やむをえずホテルへ戻るのに、今度こそ「MRT」にと 次第にさびしくなる町並みを地図を見ながら駅のあるところにさしかかったのですが、 あたりは工事中!
やっと、ホテルのフロントが何を言いたかったのかが、理解できた次第です。


(2)シンガポール市内観光 (4)セントーサ島
もどる