グランドキャニオン、それはグランドなキャ二オン


ラスベガスの強力な集客源は、カジノだけではない。グランドキャニオンまで小型飛行機で1時間弱という地の利こそ、ベガスのもう一つの魅力なのである。当然みやーんも、行って参りましたよ。ホテルから空港まで送迎バスに乗って、そこから「イーグル・エアライン」の小型機に揺られる事1時間。しかも空からのグランドキャニオン展望付きで、騒音・振動・急降下の特典つきである。ま、急降下と言うほどでもないケド。でも、この空からの眺めはいいぞー!というか、「デ、デカーい!すげー」となることウケアイです。とにかく、写真をどうぞ。

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さあ、そろそろ着陸だ。みやーん最大の弱点、「落下Gの恐怖」との戦いが始まる。歯を食いしばり我慢するみやーん。「ああ、神様、もう自動販売機のお釣の出口を一つ一つ確かめるのをやめますし、横でお菓子を食べている子供に一個ちょうだいとおねだりしませんから無事着陸させてくださいー・・・」・・・墜落しろ!という神様の声もなく、無事グランドキャニオン空港に辿り着いた一行は、今度はバスに乗り換えて旅の再開。と、思いきや、空港近くのホテル"Best Western Grand Canyon Squire Inn"のBuffetでランチタイムです。まだ11時半だというのに。朝メシ食いすぎたぜ、チクショウ。

 

軽いランチをすませて、本当に旅の再開。バスはグランドキャニオン観光道路をひた走り、展望台をマザーポイント・ヤバパイポイントの順に制覇していく。

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どの展望台も、ホントにこの世のものとは思えない景色である。何しろ向こう岸(?)まで1キロ以上離れているから、遠くの方は少し霞んでいる。高さもハンパじゃなくて、一番下まで何百メートルあるのか見当もつかないぐらいで、「やっすん突き落としたら、下まで何秒かかるかな・・・」なんて考えてしまう程だ。そんなグランドキャニオンの景色に対する、みやーんの率直な感想は、「なんか、”書き割り”見てるみたい・・」って感じ。まさに「絵に描いたような」景色だ。凄すぎて、実感にならないぐらい、超ビッグスケールなのよ、ホント。ただ、そのデッカさがアダになって身近に感じられないので、時間があるなら、ぜひグランドキャニオンで1泊することをオススメします。とくに日の出・夕焼けのグランドキャニオンは真っ赤に染まって、この世のものとは思えない風景だそうで、みやーんも次回は1泊して絶対見るぞと心に誓うのであった。

 

あまりのスケールに、もう言葉少なくなってボーッとしているみやーんとやっすんを乗せて、バスは観光を終えて空港へ向かう。そして空港から再びイーグル号に乗り込み、騒音と振動に包み込まれたみやーんの様子が変だ!どうしたみやーん!?なんとみやーん、飛行機酔いモードに突入したのだ!「ううー、た、助けてー・・・」必死にこらえてようやくベガスに到着したみやーんに向かって、トラベルミン・ジャンキーのやっすんは、「お兄さん、ダメだねー、弱いねー、へっへっへっ」。あの時グランドキャニオンに突き落としておくべきだったと悔やむみやーんであった。