行くぜバス旅(その1) 出発じゃー!


いよいよ、このメッチャ素晴らしいラスベガスともお別れの朝がきた。そう、ベガスのとりこになってすっかり忘れていたが、当初のメインイベントである「バス旅」の始まりである。フラミンゴの1階にあるJTBデスクの前で、バスの係員を待つ二人。「運転手って、アメリカ人かなあ。まあ、ウオークマンでも聞きながら、揺られるか」などと考えていると、一見若作りの、どう見ても日本人の係員シバノ氏が、「お待たせしましたー」と現れ、「では、行きましょうか」とみやーん達を案内してくれた。いつもバスが待っている裏口に行くと、そこには、どっからどう見ても11人乗りのミニバンにしか見えない11人乗りのミニバンが1台、ポツンと停車していた。「ま、まさか・・・」と思う間もなく、シバノ氏は、「さあ、乗って下さい。運転席以外なら、どこにでも乗って下さい」と言って、ドアを開けてくれた。「こ、これですか!?」とひるむ二人に、「ええ、これですよ。今日はえーと、全部で8人かな。さあ、あと6人を迎えに行きましょう」とエンジンをかけるシバノ氏。。うひゃーと驚きつつも、バスよりミニバンの方が面白そうやなあ、と期待が膨らむみやーん。一応助手席は遠慮してみたが、とにかく窓際だけは確保したのであった。

 そうこうするうちに、残りのメンバーをピックアップしていくシバノ氏だったが、なんと、残りの6人は、全員カップルではないですか!「な、なんですと!」とWINちゃんに変身するみやーん。なにしろ、座席は3人掛け×3列だから、カップル3組が乗り込むと、みやーんとやっすんは一人ずつオジャマ虫状態では!? と、そこでシバノ氏が禁断の一言、「前に座りますか?」「そ、そ、そりゃもちろん!」こうしてみやーんは運良く助手席をゲットするのであった。こうして、オジャマ虫はやっすん一人となったのだった・・・