まず二人は朝９：００のトロリーに乗り込み、サンタモニカへ向かった。地図で見たロサンゼルスは小さく見えたのだが、実際には、ダウンタウンからサンタモニカまで１時間以上かかってしまった。１０時すぎにバスを降りた二人は、西海岸のメインスポット、サンタモニカに到着。

「うひょー、サンタモニカだよー！やっぱ、僕にゃあサンタモニカがお似合いだにゃー」なんて言ってるやっすん。でも、みやーんの感想は、「ただの海水浴場と言ってしまえば、それまでのような気も・・・」という感じで、あんまりノラなかった。ただし、みやーん達はちょっと歩いた程度なので、一日ゆっくり見て回ると、もっといいと思う。何しろ世界有数のリゾート地区なのだから、豪勢に１日使ってみんしゃい。マリナデルレイ辺りでシーフード食べたり、リゾートホテルのオープンカフェでお茶するのもいいのでは。あと、サンタモニカ観光には、サングラスとレンタサイクルは必須です！日差しはものすごいです。スーパー黒目ちゃんと評判のみやーんも、かなりツラかった。サンタモニカの海岸に沿ってサイクリングロードが舗装されていて、道沿いにレンタサイクルショップがいくつかあるので、必ず借りましょう。インラインスケートもありました。マリナデルレイまでは、歩くと片道で１時間半かかります。どこかのおまぬけ二人組のように歩いて時間をムダをするより、観光に使いましょう。

昼前にバスの発着場に戻った二人は、ここのフードコートで早めのランチタイム。やっぱりアメリカはファストフードに限る！ピザに限る！という事で、相変わらずでっかいピザを食い散らかすみやーん。で、時間をつぶしてからバスに乗り込んだ二人が次に目指すのは、ロデオドライブ！といっても、二人はブランド品には全く興味が無く、おみやげを買いに行っただけ。買うモン買って、さっさと次行こうという状態で、ゲスとトミーヒルフィガーをちょっと覗いただけであった。ついでに書くと、この日、ビバリーヒルズで、フランク・シナトラが亡くなった。ひょっとして、我々のせいだろうか・・・

あと、警告！バスから眺めただけですが、チャイニーズシアター周辺は、かなり治安が悪そうなので、注意してください。シバノ氏から聞いた話ですが、チャイニーズシアター近くの電気屋（イラン人経営）は、「商品を盗もうとした」などとイチャモンをつけて金を脅し取ったりするらしいです。また、メルローズアベニューは、小汚い店が多く、あちこちで”地べた座り”した若者がマリファナやってました。行こうと思ってる人は、「気合い入れて」歩いて下さい。ハリウッド近辺は、いかにもロサンゼルス的な雰囲気が漂っているのですが、言葉を変えれば危険度が高いということです。一人歩きはやめた方がいいでしょう。あるいは、「チャイニーズシアター→メルローズアベニュー→オルベラストリート」なんていうコースも、緊張感たっぷりでイイのかもしれないが・・・

いよいよ最後の目的地、リトルトーキョーに到着した二人。といっても、ここもやっぱりおみやげ買う為。正直言って、あのラスベガスの楽しさを先に味わった二人は、ロス観光に気合が入らない状態であった。ロスはあくまで「住むところ」であって、感動を期待するのが間違いなのだけど・・・うーん、もっといろんな所を回るべきだったなあ。失敗ですじゃ。