ところで、もしあなたがユニバーサルスタジオに行くのなら、たとえオプションで追加料金払っても、絶対V.I.P.トラムツアーがオススメ！え？なぜかって？だって、日本語ガイド付きで、人気アトラクションに優先入場できるのだ。追加料金をケチっていたら、危うく英語ガイドと行列入場の憂き目に遭っていたところである。
さて、V.I.P.ツアーは、入口前で入場前に簡単なレクチャーを受ける。というのも、トラム出発の時間が決まっており、それまでの時間の有効な使い方やおすすめショーなどを教えてくれるためである。やっすんも、みやーんに散々「カバンは気を付けないと、ひったくられるでー」と脅かされたのを忘れ、すっかりレクチャーに聞き入っていた。しかし、そのレクチャー中、ユニバーサル中を徘徊するマスコット達のなかに、みやーんは妙なヤツを発見した。そいつは、全然ユニバーサルのキャラという印象の無い、むしろ「腰振りゲームキャラ」クラッシュバンディクーにそっくりな奴だった。（なんで、ここにクラッシュバンディクーが !?）そんな疑問を抱きつつも、レクチャーに気を取られるみやーん。しかし、バンディクーが我々の後ろを通り過ぎる時、ふいにやっすんがビクッと反応して振り向いた。なんと、バンディクーが、やっすんのＤバッグを引っ張っていこうとしたのだ。当然「フリ」なのだけど、「やったぜヘヘーン」てな感じで去り行くバンディクーを、我々は眼を点にして見送った。ヤツめ、悪役だったのか・・・
しかし、ラスベガスでも思ったけど、どうしてコイツらは、こんなにショーがうまいんだろう。みやーんがユニバーサルで一番たのしかったのは、「ウオーターワールド」アトラクションショー。なんと無料です！昔やっすんが来た時はマイアミバイスだったらしいので、コロコロ変わるようですが、これは本当にオススメ !! ただし、防水よりも「ビショ濡れになってもいいや」と気合を入れて、必ず中央部分の前の方の座席をゲットするべし。そして、海賊役の役者によるショーの「前説」を見るべし！すごいっすよ、ホント。お客にバケツで頭から水ぶっ掛けるし、「逃げるなー！」なんて叫ぶし、それでも「大声を出せー！足踏み鳴らせー！」なんてやってるうちにしっかり海賊のペースになり、気が付けば海賊をキャプテンにして隣ブロックの客と大声競争になっているではないか！もう、これだけでショーを一つ見た気分で、もちろん本番のショーも、火は噴くわ飛行機は飛び込んで来るわで、迫力満点！３０分前から並ぶ価値あり、でっせ。しかもV.I.P.チケットを見せれば優先入場口から先に入れるのだ！ぜひぜひ、お試しあれ。
そうこうしているうちに、いよいよV.I.P.トラムツアーのスタートである。でも我々はV.I.P.なので、入口横のV.I.P.ルームで待っているだけ。なんとトラムの方から迎えに来てくれるのだ。日本人オネエサンによる日本語ガイドに従って進んでいくトラム。しかも、ﾊﾞｯｸ・ﾄｳ・ｻﾞ・ﾌｭｰﾁｬｰRIDE,ｼﾞｭﾗｼｯｸ・ﾊﾟｰｸRIDE,E.T.RIDE,ﾊﾞｯｸﾄﾞﾗﾌﾄEXPERIENCEの４つは、専用割込み口から優先入場で待ち時間ゼロ！（もちろんV.I.P.トラムツアーのコースに組み込まれてます）その他にも、通常のトラムツアー同様、撮影用のセットも回れて、映画やＣＭの撮影なんかもやってたりします。
さあー、いよいよやっすんお待ちかね、E.T.RIDEの時間でーす！いつしかみやーんも、E.T.RIDEに期待していたらしく、ドキドキしながら乗り込んでいった。ところが・・・・マウンテンバイク型のライドにまたがったみやーんが見たものは、辺り一面を覆い尽くすハリボテ、ハリボテ、ハリボテ・・・・オマケに、クライマックスの、「バイバイ、××」とE.T.が名前を呼んでくれる所では、ライドとE.T.のタイミングがずれていて、E.T.の手前ですでに「バイバイみやーん」とやっているではないか。待て待て〜い、まだじゃー！やっすんに至っては、「おれの名前、呼んでくれへんかった・・」という始末。かわいそうに・・ちなみに、４つのRIDEの評価は以下の通り。
ﾊﾞｯｸ･ﾄゥ･ｻﾞ･ﾌｭｰﾁｬｰ･･･○､ﾑﾁｳﾁに気をつけて。
ﾊﾞｯｸﾄﾞﾗﾌﾄ･･･○、あったかいです。
E.T.RIDE･･･×、このレベルの低さには、びっくりした。
ｼﾞｭﾗｼｯｸ･ﾊﾟｰｸ･･･×､ただの急流滑りのくせに、水をかけられる
ライドが一番最後だったので、あまり全体評価が高くないように見えるかもしれませんが、そんな事はないですよ。全体としては、充分楽しいところです。来年には、ﾀｰﾐﾈｰﾀｰ３Ｄというｱﾄﾗｸｼｮﾝも出来るそうです。特に、RIDEよりショーに時間を割くようにすれば、一日使うに値するところですので、ぜひ一度行くべし。そういえば、大阪のユニバーサルスタジオは、いつオープンするのだろうか・・・
