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読売新聞の「岸田総理が一年間訪米できなかった理由(続報)」

 1月15日の読賣新聞は、「岸田首相『遅め』のワシントン初訪問、就任1年3か月…安倍氏は2か月・菅氏7か月」と言う見出しで、「岸田総理の“遅め”の訪米」について“続報”していました。
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岸田首相
「遅め」のワシントン初訪問、就任1年3か月…安倍氏は2か月・菅氏7か月
2023/01/15 15:39 読売

 岸田首相は、就任から1年3か月で
念願の米ワシントン訪問を果たし、バイデン大統領との信頼関係の強さをアピールした。歴代首相は同盟のパートナーである米国の大統領と個人的にも信頼関係を構築するため、訪米と日米首脳会談を重視している。ホワイトハウスでの会談は「強固な日米関係を世界に発信する舞台」(外務省幹部)と位置づけられる。

 直近の首相と比較すると、第2次内閣での
安倍元首相は就任から約2か月後、新型コロナウイルス禍で各国首脳の相互往来が激減した時期に就任した菅前首相も約7か月で訪米と首脳会談を実現し、岸田首相遅めの初訪問となった。

 首相は2021年10月、就任した
翌日にバイデン氏との電話会談に臨んだ。昨年5月と11月には国際会議の開催に合わせて2国間の会談も行った。一定のペースで会談を重ねたことに加え、昨年は米国の中間選挙があったため、「米側の都合で訪問までに時間を要した」(首相周辺)という。

 オバマ、トランプ両大統領と信頼関係を深めた安倍氏は
12年12月の第2次内閣発足後、13年2月に訪米し、ホワイトハウスでオバマ氏と会談した。20年9月に就任した菅氏は21年4月にホワイトハウスを訪問し、コロナ対策のマスクを着用する厳戒態勢の中でバイデン氏と会談した。
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 A250「読売新聞のフェイクニュース −岸田総理が一年間訪米できなかった理由−」に答える(反論する)かのような記事で、改めて
遅れた理由を報じていますが、今回の岸田総理訪米の“成果(手土産)”を見ると、訪米が1年遅れた理由が結びつくような気がします。

 就任直後の2021年の12月に訪米していたら、こう言う
“成果”は実現しなかったと思われます。アメリカが当時訪米を拒否し、今回大歓迎に至ったのは、こう言う展開を期待していて、今回岸田総理が期待に応える結果となったと言う事だと思います。

 この1年間に両国間の
水面下で動きがあり、それが「防衛予算2%」「反撃能力」などの動きが繋がったのだと思いますが、日本国民には何も知らされていません。
 これが日米同盟の
実態であり、言論の自由の正体です。

掲示場 No 1069 より転載

令和5年3月2日   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ