I123
偽りの少子化対策の実態は、“非婚化推進・少子化促進政策”
(I122 「4割の保育施設の定員割れ」の事実は、保育所の増設(子育て支援)が少子化の解消に繋がると言う今までの論理(主張)の破綻」の続き)
少子化対策の議論で、関係者の多くが保育所などの子育て支援強化を主張し、男性の育児休暇を半ば強制しようとするのはなぜか −偽りの少子化対策は、実態は“非婚化推進・少子化促進政策”に他ならない−
一体誰が、なぜ保育所の増設等を推進してきたのでしょうか。それは、子どもは保育園に預けて「女も外に出て働け」と言うことです。そして、それはなぜかというと、専業主婦の根絶が狙いです。そして、もう一方で男性の育児休暇取得が、半強制的に進められています。それは一体なぜなのでしょうか。それは「男も仕事ばかりでなく、家にいて育児をしろ」と言うことです。
この二つを合わせて考えれば、彼ら(彼女ら)の目的は、男女・夫婦・父母の役割分担社会(男らしさ・女らしさが必要・有益な社会)の全面否定・根絶なのです。“少子化対策”云々は単なる口実でしかありません。だから少子化が加速して人口減少が続いても、彼らは一向に主張の誤りを改めようとはしないのです。
では、彼女達が役割分担社会を全面否定し、根絶しようとするのはなぜでしょうか。それは彼女達が偏差値だけは高いものの、“女らしさ”に欠けるため、役割分担社会では良いポジションを得られないからです。小学校入学以来、高い偏差値で良いポジションを占めて来て、それが自尊心の源だった彼女達は、役割分担社会に我慢できず、その根絶こそが彼女達の願いなのです。
彼女達は自分たちが「少数派」の時は、「多様な生き方を認めろ」と言っていましたが、自分たちが“多数派(?)”になった今は、「多様性」を認める気などはない人達なのです。
男らしさ・女らしさと役割分担の全否定社会は、当然のこととして未婚・非婚の増加とその結果としての少子化を招きます。今の偽りの少子化対策の実態は、“非婚化推進・少子化促進政策”に他ならないのです。
彼女らもこの点がバレ始めていることをうすうす感づいているから、しきりに“意識改革”と言い出しているのです。
令和5年4月10日 ご意見・ご感想は こちらへ トップへ戻る 目次へ