タイトル | Avenger | |
著者 | William Shatner | |
ISBN | 0671017446 | |
シリーズ | TOS/Odyssey #3 | |
分類 | フィクション | |
形態 | Mass Market Paperback | |
出版社 | Simon & Schuster | |
出版年 | 1997/09 | |
翻訳版 | サレックへの挽歌(上) サレックへの挽歌(下) |
by (智) 時期はThe Returnの約2年後。ファースト・コンタクトも終わっているようです。カークがどうやって自爆するボーグ艦から抜け出せたのか、半分ほど読まないとわかりません(^^;)。しかも、最初にいきなり、13歳のカークがTarsus4でKodos(「殺人鬼コドス」またの名を「王たるものの良心」参照)の追ってから逃げている途中サレックに助けられ、抗議するKodosをサレックが説得し、Mind Meldによってカークの記憶を拭いさるという思わせぶりなシーンから始まります。シャットナーお得意のパターンですが、今回は見事にはまってしまいました。Tarsus4の事件と今回の事件の背後にサレックの陰がちらつき、サレックが殺されたのは、そのせいなのか・・・? TNGにおけるTOSファンには納得のいかないサレックの死にざまは、実はこの作品のためだったのではないでしょうか(^^;)。 The Returnでは、カークの中に残ったボーグの一部が手術では取り出せなくて、じきに死んでしまうと言う設定だったはずですが、それもきれいに取れたみたいでカークの完全復活です。 |