ロンドン旅行記
〜AMP「シンデレラ」編・1〜


<10/9・夜>

ホテルを出た時には既に夕方の6時を過ぎてました。
AMPの「シンデレラ」は7時半開演なので、もうあまり余裕はありません。ホテルの最寄りの駅チャリングクロスからピカデリー劇場のあるピカデリーまでは一駅なので移動に時間はかかりませんが、劇場を探す時間も考えると少し急がなければなりません。
という理由で、とても安易ながらチャリングクロス駅そばのマクドナルドへ。
ミラノでも入ってロンドンでもいきなり夕食にマックだなんて・・・・と思いつつ、早いしまぁいいかと中へ入っていきました。

マクドナルドは世界共通の様で、内装も日本とほとんど同じ。違うところは紙ナプキンが再生紙で少し茶色いという事と、一人で来たお客さんは持ち帰りと言わなくても紙袋(これも再生紙)に入れられてしまうという事ぐらいでしょうか。
日本、イタリアと同じくイギリスのマックにもバリューセットがあります。ダブルチーズバーガー、ポテトのL、コークのLのセットを£2.85(約¥570)を購入。味は日本のものとそう変わらないのですが、バーガーのハンバーグがやたらと大きい!何故かパンからはみ出すほど大きい。手作りっぽいいびつさ。おかしい・・・・
日本のマックでは全てお肉は冷凍された規格サイズのものを焼いているだけなのに。ここでは作っているのだろうか????と疑問に包まれました。

手早く夕食を済ませてピカデリーへ。シンボルとも言われるエロスの像の前に出てきました。前を見ると有名なネオンが広がっています。
早速地図を取りだし辺りを見回しました。あれが「そごう」でこれが・・・・と見てみますが、地図で見るよりごちゃごちゃしていて、更に放射線状にのびているような道に溢れる人と車で私の頼りない方向感覚が撹乱されて来ました。
ま、まずいっ!駅から近い劇場なのに、こんなにここが分かりにくいなんて。暗くなって来た街はますます分かりにくくなって来ます。
とりあえず目の前にある横断歩道を渡り、辺りを見回しました。更にキョロキョロして地図にある劇場近くのステーキハウスを発見。更に劇場向かいにあるリージェント・パレスホテルも見つけて漸く安堵しました。

歩いて行くとすっかり暗くなった空に「PICCADILLY THEATRE」というネオンが浮かび上がっています。良かった、着いた!と安心し、足取りも軽く劇場へ。思ったより小さな劇場です。ブロックの角に作られた劇場入口の上にはシンデレラの看板が掛けられています。入り口は2カ所あり、その間の壁には「シンデレラ」のシーンを撮影した写真が飾られています。(これはどの劇場でも同じです)
中に入ると入り口に今日のキャスティングが貼られていました。心臓の鼓動が聞こえるぐらいドキドキしながらキャスティングボードを見ました。

・上の写真はピカデリーサーカスのエロスの像です。(著者撮影)

・「シンデレラ」の内容についてはこちらをご覧下さい。

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