ロンドン旅行記
〜買い物編・3〜


<10/13・午後>

アップル・マーケットには色々なお店が軒を連ねています。
ビルというよりアーケード状で、開放的。地上と地下に別れており、その二つは階段で繋がれています。
中にはパスト・タイムズやハムレーズのように地下と地上階の2フロアーのお店もあります。

私がまず入ったのは、先日智子さんに連れてきてもらったアクセサリーズでした。アクセサリーや小物の前で足を止めて眺めます。色々並んでいる中から、柄の面白いシックな色のマフラーを選びました。次に目を留めたのは実用的な髪用のゴムでした。三色でワンセットで、黒とワインレッドとダークレッド。結構おしゃれに飾られています。これは便利かもしれないと早速購入。
どうしてこう、自分のはこまごまとした物しか選べないの!と少し思いましたが、とりあえず自分のものが出来ました。

次にその近くのブティックへ。感じのいいセーターを発見するものの、手に取った時のあまりの重さに断念。
値段もけっこういいし、デザインも美しいのに、何故こんなに重いの???これで重さが半分なら絶対購入したのに・・・と後ろ髪ひかれる思いで店を後にしました。

次はハムレーズに移動。チェーン店展開をしているおもちゃやさんです。

入った途端に目に入ったのは「ウォレス&グルミット」シリーズの縫いぐるみ。ひつじ君(ぷるぷる)が得に目をひきます。カウンターの横の棚を覗くと、精巧なミニチュアカーが並んでいました。

タクシー、二階建てバスはもちろん、クラッシックカー各種といった品ぞろえです。その中から階段までちゃんとついている二階建てバスをお土産に購入。地階のパーティーグッズコーナーらしきフロアーをざっと見てから精算し、店を出ました。

今度は地階のフロアーへ移動。先程から地下ではストリート・パフォーマーがクラッシックのミニコンサートをしています。

音源の近くに下り立ち、雑貨屋さんを見てまわります。カード類、キャンドルの他、占いやゲーム・グッズなども並んでます。

所狭しと並べられた商品と、狭い通路をふさぐお客さんでぎっしりというお店を後にし、地階をぐるっと一周します。その中にドールハウスのミニチュアを扱うお店を発見。ドールハウス好きの友人はこのお店を知っているのかしら?もし知らないのならお教えてあげなくちゃと記憶に留めます。
ショーウィンドーの中のミニチュアはもちろん、高価なものでした。
お店と飲食店が並ぶ地階をぐるっと一周し、アップル・マーケットの探検は終了。
一応ざっと全てのお店を見たので、ここでアップル・マーケットを抜けてみる事に。

アーケードを抜けると、そこで何と綱渡りが行なわれていました。今日は月曜日ですが、普段からストリート・パフォーマーの多いコヴェント・ガーデンは、平日でも賑わっているのです。人込みの向こうにある建物の柱に綱を渡し、一人の男性が両手に松明を持って、綱の端に立っています。
見学人はもう渡るか、もう渡るかと固唾を呑んで待っているのですが、さあ!という度に彼は話しはじめ、はぐらかすのです。笑いと緊張がここにはありました。
時間がないのでゆっくり眺めえている場合ではないのですが、思わず事の成り行きを見守ってしまいます。写真を撮っていると、他にも彼を被写体に選んでいる人がちらほらいました。

綱を渡りきるまで見ていたいと思いつつ、彼が半分渡ったところで仕方なく移動し始めます。
あちこちで行なわれているパフォーマンスに思わず足をとめて見入っている人ごみの間を、すり抜けるように歩きます。中にはこれから始める人も居て、ロープで自分の舞台の枠を作っていました。

次に足を踏み入れたのはカードショップ。そこで目付きの悪い、生意気なテディベアーのユーモラスなカードを発見。テディベアー好きな友人のお土産に一枚購入します。派手なカードに囲まれたレジで支払いを済まし、ここでタイム・アウトになりました。約束の時間です。

店を出て、私はボディー・ショップを目指して歩き出しました。

・上の写真は、コヴェント・ガーデンで見かけた綱渡りの人です。(著者撮影)

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