ロンドン旅行記 〜マダム・タッソー編・2〜


<10/9>

再び始まった人込みにもまれながらあたりを見回すと、そこにはろう人形の各パーツが陳列されていました。顔はまだいいのですが、手だけとか足だけとかは結構不気味なものがあります。

あっ、あの顔はマイケルジャクソンだとかチャールズ皇太子だとか思いながら部屋の中をぐるっと見回すと、死の床についたナポレオンや、何故ここにあるのかわからない、モデル不明の眠っているスリーピング・ビューティーが・・・・ここって何て統一性がないのだろうと思いながら次の部屋へ。

今度は映画特集らしく、スーパーマン、インディージョーンズのハリソン・フォード、チャップリン、マリリン・モンロー、ジェームス・ディーン何かが並んでいます。そこでふと入り口にいたシュワちゃんを思いだし、シルベスタ・スタローンは居ないのかなぁと思いました。すると、やっぱり現れたのです。しかもエレベーターの様な不思議な乗り物の様なものの中に黒のタキシードを着て立っていました。

この乗り物は何だろうと思って見ていると、エレベーターの様な扉が閉まりました。もしかしてロッキーの格好で再登場?と思って見ていると再び扉が開きました。
するとそこには、「月の輝く夜に」でアカデミー賞を受賞した時の姿のシェールが立っていたのです。
やっぱりここは変わった組み合わせが好きなんだなぁと思いながらマイケル・ジャクソンの前を通りすぎました。マドンナはどうしたんだろうと思いつつ次の部屋へ。

今度はどうやら歴史に残る政治家と貴族コーナーになったらしく、いきなりエリザベス1世が登場。何だか顔色が悪いなぁと思いつつ、その豪華な衣装に驚きました。ふと後ろを向くとイギリスの歴代の王達も居て、ああ、ここには歴史で習う人物の人形があるから子供たちは遠足にくるのかなぁなどと思いました。

そこをずんずん入っていくと何故かイギリスに縁のある人達コーナーはあっと言う間に終わってしまったらしく、再びバラバラゾーンへ。ネルソン・マンデラにクリントン、果てはアラファトまで並んでいる中を進むと、何と正面にはロイヤルファミリーが勢ぞろいして立っていました。もちろんその前には写真撮影に群がる観光客の人だかりが・・・・そこをどうにかくぐり抜け、とりあえず写真をとってから、さてダイアナはどこだろうと探してみると、少しだけ離れた所にポツンと寂しそうな顔をして白いドレスを来た彼女が立っていました。もちろんそこにも人だかりが。

そしてその部屋の奥をみると、何とそこには「眠り」の衣装を来たダーシー・バッセルがポーズをとって立っていたのです。イギリス人が選んだバレリーナはダーシーなのね!と思いながら近づいてみました。うーん、似ている・・・・と会ったこともないのに思いつつ、写真を撮り、ふと横を見ると、何故かそこには若かりし頃のビートルズが4人そろって長椅子に腰掛けていました。
おー、またしても陳列がバラバラだぁと思いつつ、彼らと記念撮影。段々玄関にあったポスターの「世界中の有名人と写真がとれるのはここだけ!」というコピーを実感し始める私。ダーシーの横に何故かあるマダムタッソーグッズ・スタンドを冷やかしてから次の部屋へ移動しました。

・上の写真はダイアナ(左)とダーシー・バッセル(右)のろう人形です。(著者撮影)
 ロイヤルファミリーの写真はロンドン旅行記インデックスにあります。

HOMEに戻る
イギリス旅行記準備号に戻る
ロンドン旅行記インデックスに戻る