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最近の読書

最近、戦国時代の本を読みあさっています。信長・秀吉・真田幸村・竹中半兵衞・その他として、司馬遼太郎のおれは権現などです。今、猿飛佐助の本を探しています。一方、老子・孫子を読んだあと中国の三国志(吉川英治全8巻)を現在読み終えました。このあたりの面白い書物を探しています。ご存じの方、教えてください。これらの時代のなかに吸い込まれる感じがとても軽快で、なかなかのものだと感心します。只今、春秋戦国時代などに興味を持っていて宮城谷昌光の「沈黙の王」や「歴史の活力」・「春秋の色」などを読んでいます。いろんな漢字が登場するのもこの作者の特徴です。

最近の読書 part2 98.12.29

古本屋で買った宮城谷昌光の「晏子」全四巻をやっと読み終えました。一巻400ページを超す大作ですが、これを読むことを強くお勧めします。さっと読めます。晏子が斉の宰相を引退するときに同じく景公の側近で、いつも晏子にやり込められていた梁丘拠がしみじみと彼に語った。 「わたしは死ぬまであなたには勝てそうにない」。その答えで、印象に残る一説があります。これは座右の銘に値する名言です。「やりつづける者は成功し、歩きつづける者は目的地に到着する、といいます。わたしは人とかわったところはないが、やりはじめたことはなげださず、歩きつづけて休まなかった者です。あなたがわたしに勝てないというのであれば、それだれけのことです。」といった。(晏子 : 宮城谷昌光 新潮文庫より)。また、ふと立ち寄った古本屋で、司馬遼太郎全集の2巻「風神の門」と27巻「世に棲む日日」を各100円で購入した。これは面白かった。霧隠れ才蔵が主役の小説と吉田松陰と高杉晋作にスポットを当てたものだ。是非とも一読をお勧めします。高杉晋作の豪快な行動力と幕末における偉業は坂本龍馬にも劣るものではないでしょう。

 宮城谷昌光の「王家の風日」・「天空の舟」・「介子推」、司馬遼太郎の・「花神」・「竜馬がゆく」などもっと早い時期にに読んでおけばよかったと思える大作があるのだなと感心しながら、通勤読書を楽しんでいます。

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このページは、 98.12.29にアップデートされました。

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