アニーママ奮闘記

アニーのママへのお便り(あなたからのメッセージ待ってま〜す)t-nakano@kcn.ne.jp

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第12章 交配犬探し − [アニーに相応しい男の子を!]

まだネットもしていなくて、知識も何も無い私だった・・。

アニーの交配相手探しは、まずは、犬雑誌『愛犬の友』から。
”交配承ります”の文字を探して、行ける範囲のブリーダーさん数件にTELをした。
あるブリーダーさんとの会話は、今でも声も覚えている。ガラガラ声の女の人が、

『どこで、買いました?』
『近くのペットショップです。』
『ウチは、誰彼にでもかけませんよ。ちゃんとした子でないとね。
 先に血統書を送って下さい。それを見てからですわ。』

今は、意味が解る。
でもその当時は、アニーが馬鹿にされたような気がした。
『アンタとこの犬は、こっちも要らんわ!』 と心の中で叫び、ムカムカしてTELを切った。

いろんなブリーダーさんがいるが、皆、共通してるのは、自分家の交配犬が
他の誰よりも素晴らしい犬かを強調する事だった。

そんな時、ある犬雑誌に信じられない記事が載った。
”広いサークルの中で複数頭の♂♀犬を入れておいて、自然交配させる。
出来た子の父犬は解らず、血統書には、別のサークルに入れている特別扱いの
チャンピオン犬を使う。”という話だったと記憶している。

一部の悪徳ブリーダーの話だろうが、雑誌で探しても悪徳か良心的かが解らない。
で、(第3章に出てくる)Kさんに相談して、2人のブリーダーさんを紹介してもらった。

最初に紹介してもらったのは、K君。
血統書&写真交換の後に、前もって会った時も、すっごい甘えたさんで、
初対面の私にでもお腹を見せる愛嬌ある可愛いバニだった。
私が好きなタイプのバニでもあった。
ただ、今では立派な交配犬でもあるK君もまだ交配経験が無かったし、アニーも初めて。
初めて同士で、大丈夫なのかな?とも思ったが、お願いした。

ところが、数ヶ月先の交配日辺りは、K君は、ドッグショーに出る為に
(今は、JKC・CHだが、その当時はまだCHではなかった)、ハンドラーさん宅に
預けられる事になった。

『アニーちゃんもハンドラーさんの家に3日間ほど預けて欲しい。
 宿泊料がいるけど、ウチの都合やからウチで負担しますから。
 ハンドラーさんは交配に慣れてるから大丈夫。よくお願いしておきます。』 と連絡があった。

写真で見るハンドラーさんは、茶髪で見かけ・ヤ風・・(ゴメンナサイ)。
慣れてる&大丈夫&かえって安心・・と言われても、喋った事も無く、不安だった。

縁が無かったと思う事にした。

次に紹介してもらった相手は、F君。
血統書&写真交換したが、アニー似の可愛いバニだった。
まさにアニー好み&私好み。
TELでのブリーダーさん(KMさん・・この出会い以来、大変お世話になっています。
バニの事&犬の事、本当にたくさんの事を今でも教えて頂いています。感謝!)
の好印象もあって、実際にF君に会うまでもなく、お願いした。

アニーの相手は、F君に決定〜♪

ところが、不安ながらも楽しい思いも束の間・・・予期せぬ悲しい事が起こった!

−−−つづく−−−
(2001年1月26日 up)

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