Annieのママ奮闘記
アニーのママへのお便り(あなたからのメッセージ待ってま〜す)t-nakano@kcn.ne.jp
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第2章 アニー VS ママ − [ウンチが取れた!] 家に着くと、車が止まるのを待ちかねたように、近所の人達が10人程、やって来て、アニーとご対面。 「かわいい!!」のオンパレード。 私が一回も抱っこ出来ない内に、隣の小学生の男の子がアニーを抱いた。(別にいいけど・・) 土・日曜日・・”かわいいアニー”と平和に過ごせた。パパが何でもやってくれた。 月曜日・・・・・パパが仕事に行った。・・・・・アニーと私が残された! 小犬のアニーは、ケージに入っていて、私とにらめっこ! ”さぁ、どうする?”・・・・・ケージの扉を開けて出してみた。 しっぽを振り振り、私の所へ走ってくる。 「そんなに寄ってこなくていいよ。半径1mは、離れていて〜。でもでも、慣れなくっちゃ!」 びくびくしながら、アニーの身体にタッチなんかしてみた。 「はい。もう終わり。ケージに帰って。」抱いてケージに戻す事もできず、羊の群れを返すがごとく、追いつめて扉を閉じた。 ・・・・・ にらめっこ ・・・・・ ケージの中で、ウンチをした! ・・・・・ 取らなくっちゃ!! 屋根が無いケージだったので上から手を入れれば取れる・・・のに。 ・・・・・取れない!!・・・・・ 取ろうと手を入れたらアニーが喜んで寄ってくる。 「いぃ、いぃ。あっちに行っといて」 人間語をまだ理解できないアニーは、”???” 何回、繰り返しただろうか? 私は両手いっぱい伸ばして、おやつを右手に持ち、アニーの気を引いて左手で取ろうともしたが、おやつより私の手の方が いいらしくおやつ誘導作戦も失敗した。 パパの会社へTELをした。 「ウンチが取れへんねんけど(繰り返すが、大阪弁)」 「・・・・・何でや?」 「アニーが寄ってくる」 「・・・・・そのまま、置いとけ。俺が帰ってから取るから」 「でも、臭いし・・」 「ほんだら、取れや」 「せやから、取られへんねん!早く帰ってきてや!!」 パパは、どうする事もできず、TELを切った。 ・・・・・ にらめっこ ・・・・・ 「ごめんね。アニー。取ってあげたいけど取れない〜〜。」と、私は情けなくて、年甲斐もなく声を出して泣いた。 じ〜と見ているアニーに、感じるものがあったんだろう。”立って待て”状態になっている。 ”今なら、取れるかも・・・。” 「そのままじっとしといて。」と言って、ドキドキしながら手を入れたら・・・・・取れた!!! アニーがまだ ”立って待て” をしてくれていた。アニーも私もホッとした。 あぁ〜。ウンチを取る事がこんなに大変だとは・・・先が思いやられるぞ!−−アニーが来て3日後の事だった |