タイ:バンコク旅行記
Part3:人について


人について
非常に活気があり、生命力旺盛な感じと、「マイ・ペン・ライ」という挨拶で 示されるいいかげんなところが入り交じった興味深い風土を持っています。
町中は喧騒と、埃で(もう一つ、妙な匂いの空気で)いっぱいです。
ちょっと、歩いて町見物しようとしても、なかなか満足に歩けません。
明らかに歩行者よりも車優先という雰囲気が充満しており、うかつに道路を 横断することが出来ません。(勿論、数少ない横断歩道や信号でも)

非常に商売熱心です。
たまたま行ったみやげもの店や、料金を予め交渉してから利用するタクシー などは、非常に商売熱心です。一旦店に入ると、特定の店員がぴったりと エスコート(悪く言えばマークされ)してくれます。
例えばその店で陶器を 買ったとします。その店員は次に「他に何がいいですか? ユビワはいかが ですか? タイはサファイヤ、ルビーやすいよ!ニホンでは4倍5倍するよ」
など、次々に商品を勧めてきます。

タクシーなどでも、一旦利用すると、「あすはどこへ行きますか? 24000バーツ でローズガーデンへ行きますよ。ゾウに乗ったり、ライフル射撃できます。 どうですか? あなたの部屋番号は何番ですか」など、なかなか降ろしてくれ ません。

女性は美人です。
というよりも、非常に愛敬のある顔立ちの人が多く、キョロキョロと目を 輝かせる初日でした。
しかし、よく観察するとやはり「美人でない」人も 見かけられます。観光客の目にふれやすい所には、美人を配置し、裏方には そうでない人を配置しているようです。World Trade Center の Duty Free Shop へ行ってみると、接客している女性はそこそこの美人です。
ところが、 その横で床を掃除している女性は同じような年頃でも「ぁなるほど」という 感じです。
妻も同様の感想を持っていたようで、帰ってからその話をしていると、娘が 「顔で職業が決まるの!!!」と憤慨していました。


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