４日目の朝です。今日は、９時からオプションツアーの車が迎えに来るので、
目覚まし時計を７：３０にセットして起床です。
ツアー内容は、「ノースショアで海がめを見るツアー」。
準備万端整えて、時間通りにバスというかミニバンに乗り込み出発です。
ミニバンは５列シートの１５人乗り。本日の乗車人数は１４人と、ほぼ満員。
出発時は、一番後ろの座席であーちゃんをひざに乗せてたんですが、
ツアー参加者の方々がとても親切に気を遣って下さり、３人掛けシートを
ひとつ空けてくれました。みなさん、ありがとうございます。
ツアーの最初の目的地は、「ドール・プランテーション」です。
ここは、ドールの直営農場の観光施設で、世界一の大きさの迷路や観光ＳＬがあったりするのですが、
なぜか下車時間が、トイレ休憩としてたったの１５分しか停車しないので、トイレするヒマもありません。
ここのパイナップルソフトクリームが名物だというので、早速挑戦です。２つで約８ドル。
なるほど、確かにおいしい！パイナップルの風味がしっかり味わえます。
あーちゃんにもちょっとだけ分けてあげると、「にぱーっ」と笑ってゴキゲン。
二人共あっという間にたいらげてしまい、もう一本いきたかったのですが、悲しいかな集合時間です。
再びミニバンに戻ります。
ドールを出ると、観光名所であるハレイワの町まですぐです。
車はハレイワのストリートをノンストップで走り抜け、一路ワイメアビーチに向かいます。
ワイメアビーチは、夏季は海水浴に適した穏やかで綺麗なビーチですが、
冬季になると一変して、世界中のサーファーが集まるビッグウエーブが来るそうです。
今日はまだまだ夏季のようで、すごく穏やかで美しいビーチでした。
ここでの下車観光は、なぜかドールの倍の３０分です。確かに美しいビーチですが、
泳ぎもせずに３０分つぶすのはけっこうツライものがあります。
後半１５分は、ただただボケーッと集合時間を待ちます。
ようやく集合時間となりました。ランチタイムなので車はハレイワに戻ります。
ハレイワでは、「ジョバンニなどのエビ屋台」組と、
「クアアイナ・ハンバーガー」組に別れることになっています。
まずはエビ屋台の所に停車し、テイクアウトで注文します。
エビ屋台といえば、「ジョバンニ」という店が老舗なのですが、
なぜか真横に新しいライバル店が出店していて、ツアーのドライバーさんが
しきりに新店のほうをオススメします。
「ジョバンニの方は自分で買ってきてクダサイ。隣で買う方はボクがお手伝いシマス」
とまで言う始末。どっからどう見てもリベートもらってます。
みやーん一家はノースショアは初めてなので、もちろんジョバンニを選択。
テイクアウトで購入したあとは、クアアイナ組はクアアイナの店舗へ、
我々エビ組は、「ノースショア・マーケットプレイス」で下車します。
ここには、閉店した「元ケンタッキーフライドチキン」の店舗があり、
オープンデッキの席が開放されているので、ここで昼食となります。
みやーん一家が買ってきたのは、「ガーリックシュリンプ・フルプレート」。
ひとつで１２ドルもするニクイ奴です。
半分の大きさの「ハーフプレート」もありますが、注意点がひとつ。
量そのものが半分なだけでなく、エビの大きさもスモールサイズになります。
で、このガーリックシュリンプというのは、ノースショアで盛んに養殖されているエビを、
殻付きのままガーリックオイルで炒めてある料理です。
フルプレートの場合、エビが１２匹と、ライスが２盛ついてきます。
一応お箸をくれますが、エビは殻付きなので、素手で剥いて食べないといけません。
油でギトギトなので、ウエットティッシュがないと悲惨な目にあいます。
まあウエットティッシュがあっても、やや悲惨ぐらいにはなりますが。
食事が終わると、ギトギトの手を洗うためにトイレへ。
その後、このマーケットプレイス内の「パタゴニア」ハレイワ店へ。
この店には、Ｔシャツなど「ハレイワ店限定品」があるらしいのですが、
今回はそれを買わずに、あーちゃんにぴったりの「赤ちゃん用防寒靴」を購入。
ピンクのフリース素材で、足の裏にはすべり止め加工されているモノです。
冬場のフローリングにもぴったりでオススメの一品です。２０ドルなり。
ハレイワには、「マツモト・シェイブアイス」という有名店や、
「グローイング・ケイキ」という子供用品店もあるらしいのですが、
いずれもノースショア・マーケットプレイスからけっこう歩きます。
おまけに道路に歩道がない＆車道以外は未舗装デコボコ部分が多い＆
さっき通り雨が降ったので未舗装部分がドロドロなのと、
食後の自由時間が１時間なので時間が足りないという理由から、
ここでそのまま過ごすことにしました。
うろうろと店を見ていると、あーちゃんがぐずり出したので、
「アロハ・ジェネラルストア」の前のベンチでおむつ換え。
興味を引くお店が見当たらなかったので、ここでのんびり時間をつぶして、
１３：４５になったので、集合の時間です。
次はお待ちかね、「海ガメがいるビーチ」です。
ハレイワから北に向かって少し走ると出てくる「ラニアケアビーチ」に、
海ガメが甲羅干しをしに上がってくるらしいのです。
意気揚々とラニアケアビーチに降り立ちますが、全くカメがいません。
ビーチには一匹もいませんし、海を見ても影も形もありません。
海ガメで有名なビーチのはずなのですが、ドライバーの話によると、
こういう事がけっこう多いらしいです。
ドライバーは、早々にこのビーチに見切りをつけて、
「ほかのビーチに行ってみましょう」と言い出しました。
みんなで車に戻り、こんどは少し南下して、けっこう大き目のビーチパークにやってきました。
今度こそは、と期待してビーチに降り立ちましたが・・・やっぱりいません。
ああ、海ガメには会えずじまいか、と思っていると、波打ち際に何やらプカプカ浮いています。
よーく見てみると、波打ち際の少し沖に、待望の海ガメがプカプカ泳いでいます。
さらに、少し先にはもう一匹泳いでいます。みんな「ビーチまで上がってきてくれー」と
祈っていたでしょうが、結局海ガメは上がってこず、泳ぐ海ガメを眺めて終了となりました。
いささかがっかりムードの中、帰路は立ち寄るところもなく、ワイキキまで一直線。
乗客はみんな、ウトウトしたり沈没したりしてます。みやーんも沈没。あーちゃんも同じく沈没。
気がついたらもうホノルルでした。
ドライバーがみんなの希望下車場所を聞いて、アラモアナＳＣから順番に降車。
みやーん一家は１５時過ぎにハイアットに戻りました。海ガメは残念でしたが、
ジョバンニのエビがうまかったのでまあまあ満足の旅でした。
部屋で少し休んでから、あーちゃんに離乳食とミルクをあげました。
まだ時間は１７時前で、ディナーには少し早いのですが、それを逆手に取って、
人気レストランの「ザ・チーズケーキ・ファクトリー」に行くことにしました。
ここはアメリカ本土のチェーン店なのですが、日本人以外にも人気が高く、
混雑時には１時間待ちがザラだというウワサです。
それならということで、１７時過ぎに行ってみたところ、それでも順番待ちでした。
店に入ってすぐの受付で、名前を言って、ページャ（ポケットベルですね）を受け取ります。
入口の右側に、メニューが掲示してあるので、見ながら待っていたら、
見事に１０分程度で入店できました。
ウエイトレスさんが席に案内してくれましたが、あーちゃん用のハイチェアを
セットしてくれてなかったので、”May I have baby's chair?”と言って、用意してもらいました。
ここでも、なぜかデジカメを忘れるという大失態を犯してしまうみやーん。
とにかく、もう席に着いてしまったので、諦める事にします。
と、まだ何も頼んでいないのに、ウエイトレスさんが何か持って来ました。
小さなバスケットに、あーちゃん用の、スライスされたバナナとパンが入ってます。
なんと、赤ちゃん用の無料メニューです！これはうれしいサービスです。
あーちゃんの前にティッシュを敷き、パンを小さくちぎって置いてあげると、
黙々と掴み食べをしてくれます。昨日のコロニー地獄とは雲泥の差です。
おかげで、ゆっくりメニューを選ぶことができます。
ひとまずコーヒーを頼みました。無料のパンも来ました。
その後、「アヒ・ポキ」（マグロの刺身のハワイ風マリネ）と、
「ポークチョップグリル」「トマトのエンジェルヘアーパスタ」を頼みました。
この中でオススメは、「アヒ・ポキ」です。ただのマリネではなく、
なんかギョーザの皮みたいなのを甘く揚げたヤツと一緒に頂くのですが、
このふたつが絶妙なコンビネーションで、メチャクチャうまかったです。
逆に、「エンジェルヘアーパスタ」は、極細麺を思いっきり茹でてあるので、
トマトソースのにゅうめん食べてるみたいでした。おまけにひとつで２人前ぐらいの量です。
「ポークチョップ」は、アップルソースで味付けしてあるのですが、まあまあです。
エンジェルヘアーパスタは少し残しましたが、あとは完食。かなり満腹です。
ここは、店名にもあるように、本来はチーズケーキが名物です。
ただし、日本でよく見るチーズケーキだけではなく、ストロベリーやらチョコレートやら、
もうチーズケーキとは言えないものばかりです。中でも気になったものが、
「ゴディバ・チョコレート・チーズケーキ」です。ゴディバというのは、
言うまでも無くあの高級チョコレートメーカーのゴディバです。
二人ともすでに満腹だったので、ウエイトレスさんに、デザートとして
ゴディバチョコチーズケーキをひとつだけ注文しました。
出てきたケーキは、日本のケーキの１.５倍の大きさで、多めのホイップクリームが
２箇所にデコレーションされた、見るからに濃厚なチョコレートケーキです。
実際に食べてみると、あのゴディバの生チョコを、さらに濃厚に凝縮したような
チョコの風味が口じゅうに広がります。もうチーズの風味など全く感じません。
完全にチョコレートケーキです。おまけに食感も重いです。
これが空腹時なら、ホントに幸せいっぱいになれそうなのですが、
すでに満腹の二人には、量・質ともに、いくらなんでも重すぎます。
ひとくち食べては相手にどうぞという、夫婦愛という名の押しつけ合いの結果、
とうとう１/３ぐらいを残してしまいました。
もし次の機会があるならその時は、まずデザートから食べ始めようと誓って、
泣く泣く店を後にしました。お代は５７ドル（チップ含まず）でした。
チーズケーキファクトリーを出たみやーん一家は、
そのままロイヤルハワイアンショッピングセンターに向かいます。
なんでも妻が、「レ・スポートサック」のカバンを見たいそうです。
みやーんにとって、あの色柄模様はまったく理解ができません。
一緒に店に入ってみましたが、あーちゃんに良くない影響が出そうなすごい柄が、
至る所に陳列されています。こんなものをあーちゃんに見せすぎると、
レスポ脳とかになるんじゃないかと心配なので、店の外で待機しました。
案の定、５分ほど見て終了。今日のデータを参考に、明日アラモアナで購入する模様。
まだ１８：３０なので、そのままＤＦＳまで足を運びましたが、
ブランド物を買う予定もないので何も買わずに、無料シャトルバスでハイアットに戻りました。
ホテルに到着し、そろそろ知人へのおみやげを買おうということで、
ハイアットショップスの、「プロダクト・オブ・ハワイ・ツー」という
民芸物のみやげ屋とＡＢＣストアをひとつにしたようなお店へ。
２１時を過ぎていますが、客も多く、とてもにぎやかです。
ハイアットショップスは、２３時まで営業していて、すごく便利でした。
こんなおみやげも売ってます。木製の小皿と小さなジャムのセット２ドル５０セント。
さらにエヴァタワー２階の、エスカレーター横にある「ケイキ・フォーマル」という
お店が気になったので入ってみます。名前の通り、子供用のフォーマルウェアから、
オルゴール人形や布絵本になるぬいぐるみなど、親も子供もうれしくなるお店です。
小さいお店なのですが、タキシードやフォーマルドレスが、なんと１２ヶ月用ぐらいからあって、
かわいい水着もそこそこ売っています。ドレスとか思わず衝動買いしそうに。
でもあーちゃんが、オルゴール人形やぬいぐるみのコーナーを見つけて
「うー！うー！」と反応したので、結局そちらへ。
店員のおばさんはどうやら韓国系の方ですが、日本語ペラペラです。
いろいろ見せてもらい、ネコのぬいぐるみを購入。
お腹の部分が、布絵本になっているスグレモノです。でも文章はもちろん英語です。
レシートがないのでうろ覚えですが、確か３７ドルだったような・・・
おなかが開いて布絵本になってます。
部屋に戻って、あーちゃんに恒例の「ノートパソコンでおかあさんといっしょ鑑賞」。
両親に一日付き合ってくれたごほうびです。真剣な眼差しで見つめています。
こちらも一服して、本日の日程は終了。ゴディバチーズケーキ惜しかったな〜。
