茶筅Q&A
僕たちは、奈良県高山茶筅生産協同組合理事長で「竹筅堂」を営む、伝統工芸士の「久保圭造さん」を訪ねました。
久保さんは、奥さんや長男のほかに20数人の職人を使って毎日茶筅を作っておられます。
僕たちは忙しい時間を割いてもらって、いろいろな話を伺ったり写真を撮らせてもらったりしました。
Q,一日に作る茶せんの個数は?
A,一人につき五本程度。
また、男は荒い仕事、 女は細かい仕事。
Q,一個作るのにかかる時間は?
A,一個作るには、二時間〜三時間
Q,竹をどこから仕入れるのか?
A,滋賀県、京都、島根から仕入れる。
以前は高山町でもとれた。
Q,困っていることは?
A,あととりがいないことや、習ってくれる人が
いないということ。
また、いい材料が入ってこない、
竹を切る人がいないこと。
Q,この仕事をどう思っているのか?
A,誇りに思っている。
日本の文化だから、つぶすわけにはいかない。
茶筅のことについて何も知らない僕たちに、いろいろ教えて下さってありがとうございました。
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