◆◇◆ London Restaurant Information,2000 ◆◇◆

これからロンドンを訪れる方に、その幸せに出あってもらえる手助けが出来ればと、この情報を掲載しました。
旅を豊かなものにするお手伝いが出来れば幸いです。

最寄駅；Leicester Sq.　
住所；8 Charing Cross Road WC2
営業；無休　8:00〜23:30　日曜9:00〜23:00
電話；020-7240-5556

☆日本のガイドブックで確認する☆
・わがまま歩きロンドン2000（実業之日本社）→掲載289ページ
・ロンドン安くてうまい店（森下賢一著・朝日文庫）→掲載201ページ

ロンドンのあちこち（10店舗以上あるそうです）にあるフレンチ・カフェです。お茶をするにも食事をするにも便利なカフェで、味も値段も納得のお店です。
私はレスタースクエアー周辺にあるドームに行きました。ナショナル・ギャラリーを出てすぐの所にあるので、美術観賞の途中に一息つくのに最適な場所だと思います。

レスタースクエアー駅から行くのなら、トラファルガースクエアーに向かって下っていくとこのお店に辿り着きます。

お昼を食べに行ったのですが、この店のお薦めは２品のプリフィクスメニューです。
行った日はブロッコリーのスープかチキンサラダから１品、メーン料理肉や魚などから１品チョイスで、私はスープと豚のはちみつとしょうが味のソテー、チーズをはさんだベイクドポテト添えを選びました。
ボリュームたっぷりなのでこれだけでお腹はいっぱいですが、これにデザートをつけたければ数ポンド上乗せでOKです。

２品チョイスの価格は£6.95。サービスは別ですが、この味のセットメニューがロンドンで1200円ぐらいというのは魅力だと思います。以前はもっと安かったのですが、値上げされた今でも充分満足出来ます。
昼だけでなく、夜も同じプリフィクスメニューがあります。ぜひ足を運んでみてください。

最寄駅；Covent Garden.　
住所；50 Earalham St.SW1
営業；無休　12:00〜23:30　金・土〜24:00 日曜〜22:30
電話；020-7813-2233

☆日本のガイドブックで確認する☆
・個人旅行ロンドン2000-2001→掲載282ページ
・わがまま歩きロンドン2000（実業之日本社）→掲載286ページ
・ロンドン安くてうまい店（森下賢一著・朝日文庫）→掲載179ページ

☆このお店のＨＰ☆
http://www.belgo-restaurants.com

ベルギー料理のお店で、ここの一番の売りはポットに入れられた１Kｇものムール貝！これがおいしいのです。 ムール貝というと、パスタやパエリアに入った固い味気ない貝を思い出すあなた。認識が変わります。

コヴェント・ガーデン駅の改札を出たら、右へ下っていかずに左にのぼっていきましょう。マークス＆スペンサーの横の細い道を通り、ティーハウスも通り過ぎ、車道を渡って三角形の小さな広場の細い道を行くと、ベルゴ・セントラールに辿り着きます。
お店そのものは地下にあります。コンセプトが修道院という事で、スタッフは修道僧っぽいコスチュームですが、ネオ修道院という感じ。工場のような入口を入ると下が見えるタラップがあります。
人数を告げると係りが下との連絡を取った後、ガレージのような面白いエレベーターに乗せられ地下へ。厨房の横を通り席に案内されると修道僧コスチュームのウェイターがオーダーをとりに来ます。

ビールで有名なベルギーだけに、ビールの種類は実に豊富。私は飲めないので味わえませんでしたが、好きな人にはうれしいお店だと思います。

今回私たちが頼んだのはエスカルゴという名前のついたバターとガーリック味のムール貝のプレートとチキンのホワイトソース煮。ポットで頼むと１kgのムール貝ですが、プレートだと18個ついてきます。それに小さなボール一杯のフライドポテト。それだけで女性ならお腹いっぱいです。ムール貝もさることながら、チキンもとてもおいしく、大満足でした。コヴェントガーデンですので、ロイヤル・オペラハウスに行く前に立ち寄られては？

最寄駅；Oxford Circus 又は Tottenham Court Road.　
住所；84-6 Wardour St.London W1V 3LF
営業；詳細は分かりませんが、昼と夜営業
電話；020-7734-3444

☆このお店を紹介したＨＰ☆
http://www.londonrestaurantreview.co.uk/displayrecord.cfm?RestID=168

このお店は英国のＨＰ、London Restaurant Reviewで絶賛されていたので地図を頼りに行ったお店です。私はトッテナムコートロードから行きました。

この駅から行く場合、オックスフォードストリートをオックスフォード・サーカスに向かって歩いてください。ヴァージン・メガストアの方ではなく、ソーホー・スクエアー側の歩道を歩きます。ほどなくして左手にWardour St.の表示がありますので、その小道に入っていきます。更にてくてくと真っすぐ歩く事数分。左手にSpigaというお店が現れます。

明るい店内はモダンな内装で、活気にあふれています。かなり混雑していて予約の有無を聞かれましたが、運良く席に着くことができました。
ヨーロッパでパスタを食べると、何故？というほどクタクタにパスタを茹できっているお店が多いのですが、 イタリア人がやっているお店なら大体においてまともなアルデンテに茹でられたパスタが出てきます。
Spigaもウェイター達の言葉から推測するに、イタリア人がやっているお店のようでした。

周囲を見て、どうやら生ハム、チーズとルッコラのピッツアが人気なのでそれを一つと、プロッコリーとチリソースのシェル型パスタを頼みました。もちろん二人でシェアしたのですが、おなかはいっぱいだけど残す程ではないという量です。
味がよく、流行っているのが納得出来ます。ピッツァはかなり大きいのですが、薄い生地でぱりぱりと香ばしく、もうお腹がいっぱいと思ってもついつい食べてしまいます。パスタソースもいい味でした。
２人でも楽しめますが、４、５人で行き、色々な料理をシェアしたくなるお店です。

最寄駅；Marble Arch　
住所；47-51 Bryanston St. London W1
営業；詳細は分かりません

紹介するほどではないのかもしれませんが、ショッピングをしていて、普通のイタリア料理が食べたい。つまりパスタが食べたいと思った時には丁度いい感じのお店です。 イタリアンが食べたいとホテルを出た途端見つかり、ふらっと入った割りにはあたりでした。

マーブルアーチ駅を出てオックスフォードストリートを見て右折。マクドナルドとカンバーランドホテルの間の道を、マーブルアーチを背に歩きます。駅から徒歩１、２分。ちょっと入った所にありますが、すぐに見つかると思います。
イタリア人が経営しているのでパスタもアルデンテで程よく茹でられていて、近所の人がよく食べに来るせいか値段もそこそこです。 頼んだのは生ハムとメロンの前菜（これは二人でシェアして充分な量）、スパゲッティ・ボロネーゼとミネラルウォーターでしたが、一人£11でした。
オックスフォードストリートでショッピングをして、何を食べようかと迷った時の選択肢の一つとして紹介しておきます。

最寄駅；Covent Garden.　
住所；17 Henrietta St.WC2
営業；無休　12:00〜23:00　 日曜〜22:30
電話；020-7836-6466

☆日本のガイドブックで確認する☆
・個人旅行ロンドン2000-2001→掲載259ページ
・わがまま歩きロンドン2000（実業之日本社）→掲載280ページ
・ロンドン安くてうまい店（森下賢一著・朝日文庫）→掲載116ページ

☆このお店のＨＰ☆
http://www.porters.uk.com/Jap/Rest/menu.htm

良くガイドブックに登場する英国料理店です。と言ってもカジュアルで気の置けないお店です。
このお店はパイ料理が有名なので、私たちは豚肉のテリーヌ、牛肉とマッシュルームの赤ワイン煮込みパイと鳥肉のクリームソース煮パイをとりました。

パイとっても、プレートにシュチューを入れ、その上にパイ生地を被せて焼き上げるというもので、シュチューがおかず、パイがパンがわりという感じです。
どのパイにもチョイス出来る野菜がついてきます。私たちは温野菜と生野菜をチョイス。シチューの味が結構濃いので、野菜は必要です。

薄味の私にはどれも少し味が濃く、さっぱりが好きな私にはオイリーで食べ進むうちに手が止まってしまいましたが、友人はおいしいと言っていましたし、他の人からもあのお店が好きだという話しを聞きました。
前菜としてチョイスしたテリーヌも、見た目は私の想像したものと随分違いましたが、何だか癖になる味です。

コヴェントガーデンでショッピングを楽しんだ後、ふらりと立ち寄れ、そのまま劇場にも行きやすい。
ブリティッシュ料理を体験するには、場所も値段も味もいい感じのお薦めのレストランです。

最寄駅；Queens Way
住所；13 Queens Way W2
営業；無休　12:00〜23:00　 日曜11:00〜22:00
電話；020-7221-2535

☆日本のガイドブックで確認する☆
・るるぶロンドン2000→掲載36ページ
・わがまま歩きロンドン2000（実業之日本社）→掲載293ページ
・ロンドン安くてうまい店（森下賢一著・朝日文庫）→掲載116ページ

雑誌などでもよく取り上げられるとあって、ロンドンでは有名な中華料理のお店です。セントラル線のクイーンズ・ウェイ駅の改札を出て、そのまま左折して徒歩約１分で辿り着きます。

飲茶が評判なので食べたかったのですが、時間の関係で飲茶の時間に間に合わなかったので、私たちは夜のシーフード・コース（一人£29）を食べました。

シーフード･コースのメーンはロブスターで、調理法を選べます。私たちはお薦めの料理法を聞いて、炒めてもらう事にしました。
まずは前菜が大皿に盛られて出てきます。これが結構飲茶っぽくて、揚げた点心が並んでいます。おいしかったのは、エビ餃子の揚げたもの。これはさくさくしてておいしかったです。後、変わっていると思ったのが海草を甘辛く揚げたもの。これがおいしいのですが、結構味が濃くていい気になって食べていると、とてものどが渇くという一品です。
次に出てきたのは確か帆立て貝の蒸し物。これはナンプラーの味がきいてておいしいかったです。

さてメーンのロブスターですが、丸々一匹分をぶつ切りにして薄く衣をつけてからあんに絡めて炒めたもの。ぷりぷりしてて味もよく、食べた瞬間に友達と顔を見あわせてにっこりしてしまいました。量もたっぷりあって、最後の方はもう大満足でおなかいっぱい。でも、この後もこのコースは続いたのです。
魚のあん炒め。これも美味しいのですが、いかんせん、ロブスターと味が似ていてちょっと失敗な感じ。後、忘れてしまいましたが他にも料理が出てきて、どれも結構このロブスターと味が似ていて、お腹も既に出きていて、箸がちょっと出にくくなってくる・・・
更にそこに蓮の葉で包んだちまきならぬチャーハンが小さな土鍋にぎっしり詰められて出てきました。
他にもまだ何かあったのですが、とにかくコースは女性二人にはとっても多い！のです。味はいいし、満足なのですが、食べきれないので、今度からはアラカルトで頼もうと思います。

とにかく、とても混んでいるお店ですので、土日は電話で予約してから行かれることをお薦めします。
コースディナーはお得ですが、小食な方、普通の胃袋の方はぜひ単品でオーダーされる事をお薦めします。

最寄駅；Piccadilly CircusもしくはGreen Park
住所；Fortnum & Maison,181 Piccadilly W1
営業；日曜休　アフタヌーンティー15:00〜17:15
電話；020-7734-8040

☆日本のガイドブックで確認する☆
・わがまま歩きロンドン2000（実業之日本社）→掲載298ページ

観光地の一つとも言われているFortnum & Maisonの4階（日本と違って１階は数えないので、日本の数え方でいくと５階ですが、エレベーターでは４階を押しましょう）にあるレストランです。

Fortnum & Maisonの中には他にもカフェがあるそうですが、同じお茶をするなら、St.James's Restaurantが落ちついていると思います。お薦めです。
私は閉店に近い５時頃に行ったので余計に空いていて、のんびりくつろげました。何せ私たちを入れて４組ぐらいしか居なかったのです。更にピアノの演奏が聴ける時間帯に入ったので、とっても得をした気分でした。

アフタヌーンティーセットを頼み、ロイヤルブレンドティーをチョイス。本場でのアフタヌーンティーは２回目ですが、何せ初めてのティーは「あの」ハロッズでの大失敗。今回が初めてのアフタヌーンティーという気分でのぞみました。

その結果は、ここにして良かった！というものでした。選んだロイヤルブレンドはいい香りで味も上品。入れ方なのでしょうか。家で飲むFortnum & Maisonの紅茶よりも、ずっとおいしく感じます。
ケーキもフルーツタルトが絶品。スコーンもサクサクしていて、歯ごたえといい、ジャムとクリームとの取りあわせといい、とっても幸せになれます。でも、ちょっとサンドイッチが私にはハーブとスパイスがききすぎていて苦手な感じでした。
とにかく、スコーンとタルト、そして紅茶は絶対に試してみる価値ありです！ぜひぜひショッピングのついでにでも、お立ちよりください。